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アルゴリズムとはなにかから始まり、分岐構造から暗号化までの代表的なアルゴリズムを解説。ソートアルゴリズムまではフローチャートと簡単なCソースを用いて解説しているが、リストや木、スタック、キュー、擬似乱数や暗号化アルゴリズムは文章と簡単な例のみとなっている(単方向リストはCソースが掲載されている)。後半はやや駆け足であるが、これ以上細かく解説すると却って分かりづらくなりそうなラインになっていると感じた。
この手の本では珍しくフローチャートにかなりのページを割いている。やはりアルゴリズムを記述したり、実装前の頭の整理には適していると思うし、同じ価値観を持っている人が居ることが素直に嬉しい。そして長年疑問だったswitch~caseの表記方法が明確になっただけでも読んだ価値があった。
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アルゴリズムというよりは、プログラミングの基本的な概念とフローチャートの本というような感じだった。
自分の場合、フローチャートの書き方って全然分かってないわけだけど、勉強したほうがいいのだろうか。
ところで、構造体の説明をしている項目で、『「C++」や「Java」などのオブジェクト指向言語では、「クラス」と言います』と書かれてあったけど、これはどうなんだ。確かに似てるところもあるわけだけど、C++にはクラス以外に構造体もあるわけだし・・・。
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「入門」とは言われても、アルゴリズムはなかなか身につかず、そして理解することすらむずかしく感じます。
理解に近道がないからかもしれません。
もう何年もモノにできずに過ぎてしまいましたが、何回も良書にあたり、例題に取り組んでいくと、だんだん理解ができはじめてきました。
そんな、「良書」の中の一冊です。