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古野まほろ版・コンゲームミステリ。
ガチ本格系の人だと思っていたので、こういうものも書くのだというところに吃驚した。
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最初は読みづらいな、と思った。
気付いたら乗せられて、くすっと笑う回数が増えていって、もうのめりこんでいた。もうミステリ小ネタが多すぎて何から突っ込んでいいのかわからない(とりあえず作家大先生とか…)。いちばんのヒットは「鴨がネギ背負ってフォア・グラ・ソテー」。この一文に出会えただけで読んだ価値があったと思う。音の流れも内容も面白かったし、こんなのがさらっと書いてあるのだからたまらない。
内容もハラハラドキドキの連続で、物凄く○○をやりたくなった。ゲームを魅力的に書くのは簡単そうで難しい。臨場感、それぞれの思惑、展開の描写…。
ゲーム以外の場面、プチ・コンも作戦会議も楽しく読めた。ラストシーンは突然こう来るか!と思いつつも別のどきどき。好きな要素が詰め込まれていた。
人物・時代設定がぶっ飛んでいるところも魅力のひとつじゃないかな?なんて擁護したくなるくらいには私はこの作品に骨抜きにされてしまっている。
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この本を読了するのは児戯である。
なんて、そんな日頃、読んだことのない単語や外国語のルビを日本語のセリフに合わせわずらわしいところもあるが読んでいくうちに話に引き込まれていく自分がいる。
話の流れ的にはいかにも強引かなというところもあるが一つのストーリーとなればこれはこれでありなのだろう。
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まほろの描くコン・ゲーム。ミステリではないかも。
天帝シリーズの派生で、高校生たちが成人しているのは、ファンとしては面白い。
題材も、シンプルなゲーム対決でよい。
決戦に至る経緯、ゲームに持ち込む謀略、駆け引き、ラスト、といった要所では、らしさというか他者に真似できないであろうまほろイズムが満載。
テンポと後味は、筆者作品の中でも上位クラス。
ただし、展開が速いので、まほろ初心者には薦められない。
4-
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ちょっと大仰かなぁと思いながら読んだけど、構成としては、それに見合うようなスケールになってるかな。それなりに楽しんだけど、期待してたほどではなかった。