紙の本
ダイエット本ではありません。
2015/08/24 17:57
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまとなでしこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一般的な、「この本を参考に自分も痩せられるかも!」という本ではありません。
親や周りからかわいくない、デブという呪詛をかけられて
きれいになってはいけないんだと思い込んでしまった主人公が
さまざまなセラピーを試してその事実に気づいていく過程が読めます。
気づいてもすぐにやせられる訳ではないけど、
気づかないで苦しんでいるよりは前に進めていい気がしますが、
デブよりも重い呪詛という新たな問題を抱えることにもなりかねません。
紙の本
私は太っていなければならない
2017/06/26 02:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は太っていなければならないそんな呪いにかかってる人いる?と思いつつ読みました。面白かったです。結構自分に当てはまるとこも合って笑いました。
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Web漫画連載当初から楽しく拝読していました。
すっきりとした絵でさらっと読み終えてしまった印象。
本自体の厚みはないですが、描かれている内容は深いです。
「鏡で自分の顔を直視できない」「百貨店の化粧品売り場に近寄れない」といった点が自分にも当てはまっていたので、なるほどと思える点もたくさんありました。
私も無意識のうちに「太っていなければならない」「綺麗になってはいけない」と自分で自分を縛っているのかも……。でもその「縛り」は親を初めとした身近な人々からかけられた「呪い」ではないか?
と、気づきを得られたのは大きいですが、著者と同じ方法で呪詛を抜くのは難しいと思います。
ヒプノセラピーやゲシュタルトセラピー、筋トレジムから加圧トレーニングに至るまで、どれも面白そうだし非常に興味深いのですが、いかんせん高い!
割安で利用できるクーポン等がなければ万単位でお金がかかるのが残念です。
自分に合った呪詛抜きの方法を、私も自分で見つけられれば良いのですが……。
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ACで自己肯定ができない女性にとっては救いになる本。タイトルが良くない。一般のオシャレ好きな人に向けたダイエット本ではない。「自分にオシャレを許そう」とかそんな感じのタイトルが良かったのではと思う。ACには共感できる本です。泣いた。
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友達に借りて読んでみた。ダイエットには興味なかったけれど、「呪詛抜き」に主眼がおかれていたのでとても面白く読めた。生きづらさを感じている人必見。
親や親せき、友達など、子供の頃周りから投げかけられた言葉が知らぬ間に染みついて突き刺さっており、それが大人になっても自分を縛る呪いとなっていた。
生きづらさの原因を探るべくヒプノセラピーやUSPT、ヨガや箱庭セラピー、ゲシュタルトセラピーなど、いろいろ試してみることになったエイコさん。
セラピーを受けた後、実際どんどん考え方が変わり、行動や食生活、体型まで変わっていくのにびっくりしました。
ホントかなあ?と疑う気持ちもありつつ、自分も試してみたいという好奇心の方が大きいです。
悪い呪詛を見つけたらそれをぬいて、いい言葉に書き換えるというのは、とてもいいですね!
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何気ない言葉は祈りにもなるし、呪いにもなる。小さい頃から刷り込まれた言葉は、想像以上に私たちを蝕んでいる。
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ふとした時に、知らず知らずのうちに自分の重しになっている幼少時の身近な大人からの言動。
田房さんの呪詛抜きの過程を追いつつ、自分にもそんなことがあることに急に気づいてドキドキしました。
それがわかっただけでも読んでよかったかも。
ゲシュタルトセラピーやってみたい。
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呪詛を自覚的に気づいたら行動できるようになっていた、というのがちょっとうらやましい。呪詛だなあ、とわかっていてもなかなか動けないときもあるから。これ、本にまとまると時間が濃縮されるからで、きっと、本当はゆっくりかも。
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『母がしんどい』の田房永子さんのコミックエッセイをまた読んでみました。普通のダイエット本とは一線を画し、思い込みをはずすことでやせてゆこうとするどちらかというと精神的な本です。読んでてめちゃくちゃ共感できる部分が沢山ありました。作者が必死に自分と向き合いながら一進一退している姿に胸が痛くなりました。誰もみなそれぞれに合った美しさがありそれを肯定していいんだって思えました^^
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毒親について様々書いて(描いて)おられるので、試しに読んでみたら、あれこれダイエット法やら心理療法やらを渡り歩いているうちに自分の内面に巣食う嫌な思いの根源に到達するという、なかなか深い内容だった。教育もだけど、家庭のあり方もどうあるべきか考える必要があると思った。ダイエットの本なのに!(^^)
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呪詛という、ここが重要
私も同じだなって思って。
母親やその環境ってやはり人格のすべてに関わる。
もう遅いかもしれないけれど
でも、
呪詛、抜いて行こうと思う
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読了。古本屋で見つけた。面白かった。呪いを自分にかけている話であった。京極夏彦の小説を読むかなと思った。
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漫画で大変読みやすい。すぐ読める。
ダイエット本、というより自分の内面との向き合い方で大変参考になる。
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言葉って呪いだと思います。
悪意のある、または悪意のない(つもりの)言葉が人を傷つけ、自分を縛る。
この本の著者の田房さんは自分が不健康に太っているという自覚があり、それではダメだという強い思いももっている。
が、食べてしまう。異常に。運動もしない。
人前に出るのも苦しく、笑いを誘わせようとするデブネタも恐怖だ。
過食症や強迫症、死を思うことでしか心を落ち着かせられない時もあった。
それではいけないといろんな試行錯誤をした記録が本エッセイ。
私だったら「だまされるんじゃないか」と思って手を出さないと思う前世セラピー、自己啓発CDや河合隼雄さんで有名な箱庭療法、ゲシュタルトセラピーなど様々なことを体験し、かけられた/自らにかけた呪詛=トラウマと向き合っていく。
鍵となるのは前々作、『母がしんどい』のおかあさん、ばかりではなく...。
いや、人ってささいにみえる言動でも気にやんでずうっと引きずっちゃったりするのである。
まわりも、本人ですら「たいしたことない」と思い込んでいた事が後々の人生を左右する。
怖いですよね。
他人の発言に一見親切のようでも悪意がこもっていたり、親から子へも密着している分悪い影響もあたえるかもしれない。
...この世は呪いで満ちている(笑)
逆にいい呪詛というのもある。
自信に満ちた人はいい呪詛を自分でもかけて、悪い呪詛を早め早めに自分でなんとか抜いているのだろう、とは田房さんの弁。
いわゆる自己肯定感が低い人、必読。
オカルトものでも単純なダイエットものでもないので注意。
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自分に対するネガティブな思い込みや強迫観念のせいでダイエットに無意識に抵抗していた著者が
精神科医の問診や各種のセラピー、ヨガ、エステなどで自分を肯定しダイエットできるようになるまで。
様々な民間セラピーは怪しいものも多く、それらの体験談としても面白い。