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アザラシとアシカ。壁と塀。サンデーとパフェ。卵と玉子。
似ているけど違う、二つの言葉を一目瞭然わかりやすーく紹介している本。
それぞれの言葉について、まず見開きページの左右でばばんと写真を掲載し、次の二ページで解説や小ネタが紹介されています。
この本のために撮影されている写真は、対比がわかりやすいしちょっぴりユーモラス。小ネタでも新たな発見が盛りだくさんな、勉強になるだけじゃなく読んで楽しい1冊です。
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小さいのはスコップ?シャベル?大きい方は?
これで関西人と関東人か見分けられるとのこと!私は関西人、夫は関東人。と見事に分かれましたが、子ども達は関東育ちなのに、小さい方がスコップと... 母の影響は大きい?
二つの似ていることばの違いはなにか、どちらを使うのが正しいのか、美しい写真とともに説明してくれます。ルビはふられていないのですが、学校図書館にも欲しい一冊です。
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似ていることばは沢山ありますが、どれだけ明確に違いを説明出来るかというと自信はありません。そもそも違いを知らないということもいっぱいあるなぁと思いました。この本は似ていることばを分かりやすく、写真付きで説明してくれているのが嬉しいです。光によって物の後方にできる暗い部分が「陰」、光によって映し出される物の形が「影」など、とても参考になりました。少し賢くなった気分。でも時が経てば忘れてしまうのだろうなぁ(笑)
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この言葉とこの言葉、なんか似ているな。どこが違うんだろう?そう思っても、調べることって稀ですよね。それをわかりやすく解説してくれているのがこちらの本。キレイな写真付きでこれとこれはどう違う?というヒントをちょこっと出してくれている。解説もとてもわかりやすい。知り合いに「ねぇ、知ってる?」と言ってみたくなるキッカケを作ってくれる一冊です。
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世の中には似ているけれど違うものがたくさんある。
サンデーとパフェ。
同じもので言い方が違うのかと思っていたら、なんと違うものだった!
まさに日曜日に家族で食べる大衆的なものがサンデー(綴りは違う)。
対するパフェはヨーロッパから広まったパーフェクトの意味を持つデザート。
どっちも美味しいのは違いはないが、なんとなく豪華で大きいパフェの方が私は好み。
モネの絵で有名な睡蓮。
お釈迦様のイメージの蓮。
この二つは別物!
それも面白いが、「はすっぱ」が蓮の葉からきていることの方により驚きを感じた。
本が過ぎれば無用ということから転じたようだが、なぜ主に女性に対して使われるのかは謎のまま......。
町と街。
卵と玉子。
あんみつとみつ豆。
こういった違いも面白いし、丸いと円い、混ぜると交ぜるのように感じ自体にきちんと意味があるものなど、知っているようで知らない、また、区別できていないものを目で見てわかるようになっている。
百聞は一見に如かず、というが、並べてみると、その違いがわかることに、楽しさを覚え、印象に強く残る。
このシリーズは本当に楽しい。
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写真集として借りました。
そして中を読んでみると「まるで写真付きの辞書だなあ」という印象を受けます。
「影」と「陰」、「利用」と「使用」など、うっかり使い方を混同しそうな言葉がいろいろ。
その一つ一つを、ユニークな写真とともに、詳しく解説しています。
「あれ、これってどっちだっけ?」と文字を書いていて迷いそうな時、良い参考資料になるかもしれません。
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「こぼれる涙」は、感情が揺れたせいでこぼれちゃうのね。
そして「あふれる涙」は、感情が盛り上がってあふれだす。
音が似た言葉、そして、見た目がにたものの言葉を、それぞれ2つずつ、写真で紹介し、そして解説してあります。
解説もとても分かりやすいのですが、とにかく写真が綺麗で、そしておいしそう。
あんみつ食べたい。私はしらたまあんみつがいいかな。
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所在: 展示架
請求番号: 814.5/O37
資料ID: 11600454
「サンデー/パフェ」、「絞る/搾る」など知っていそうで答えられない言葉の違いをユニークに分かりやすく説明してあります!内容も分かりやすいのでちょっと空いた時間でも楽しめると思います。
担当:F
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この違い、分かりますか?
「アサガオ」と「ヒルガオ」、「制作」と「製作」、「交ぜる」と「混ぜる」などなど。
似ていることばを写真付きで解説。
知っているようで知らなかった。
子どもも大人も楽しめる。
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着眼点が面白かった。
「あふれる」と「こぼれる」の違い、「絞る」と「搾る」、「使用」と「利用」 etc. なるほど思う用途の違いが、写真と共に面白く分かりやすく紹介されている。
目から鱗!というほどのものは少ない。だいたい想像のつく範囲ではあるが、そこから少し思いを馳せて、「はて、本当にそれだけの定義で使い分けられるか?」、「いや、こういう用法もあり、その説明だけでは不十分だぞ」と思考を遊ばせる端緒となる。
面白いのは、やや本書の趣旨とはことなるが、似たような国旗のデザインに込められた意味。意外と知っているようで知らない話なのだ。第二次世界大戦後に独立したアフリカ諸国、緑黄色黒などのアフリカンカラーを使うが、旧フランス領から独立し、独立後も友好関係を保ちたい国はフランス国旗と同じ縦のトリコロールにしているという。
ロシアと同じあの三色も、スラブ系の国という意味が込められているそうな。 こうした”似たもの”には何らかの意味があるという示唆に富んだヒントが楽しい。
ただ、38つしかない例なのに、すでに「似ていることば」ではない例が散見(上記の国旗の相似なども含め)。 「アサガオ」と「ヒルガオ」、「ヒラメ」と「カレイ」、この手は言葉が似ているのではなくて、そのものが似ていて、違いによって言葉で分けられているものだ。
表紙に採用されている「フクロウ」と「ミミズク」も、全く持って本書の意図しないもの。これを表紙に採用したセンスがいただけない。確かに本屋に置かれていて、目につくといえば目につくけど、へそ曲がりな私なんぞは、まずそこで「これ、ダメでしょ!」って突っ込んでしまったが、今、日本語を勉強中の奥さんに免じて、我が家のトイレ常備本として購入することにした。
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[墨田区図書館]
同じ著者コンビの、「目でみることばのずかん」がとても良かったので、そこから検索して借りてきた前作7冊の一冊。
ただ、この7冊は小さいけれど180ページくらいある分厚い辞書チックな本で、、いわば大人の雑学書的なつくり??
いきなりこの本を子どもにどうぞ、とするのは少し厳しいかもしてないので、やはり上著を最初に知って良かった!あの本を読んで面白いと思った後なら、この本に出てくる絵がそれぞれの表紙などにも出ている(というかあの本の方が、これら7冊からの抜粋本だから)し、子どもでも興味深く眺められるはず。
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面白いねぇ。
いろんな似た言葉も由来や表現を考えると納得納得。
「町」と「街」や「足」と「脚」なんて
なんとなくこの字好き、ということで使ってることも多い私。
いけないいけない、意味があるのだねぇ。
「シャベルとスコップ」の事実を初めて知ったときの驚きといったら!!!
私の思うスコップでは死体を埋める穴はなかなか掘れない。
そうか。。。どおりで。
と、思い当たるフシあり。
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読友さんの紹介です。面白かったです。目から鱗でした。なるほど、なるほどと相槌を打ちながら一気に読了しました。おかべたかし・文&やまでたかし・写真、「似ていることば」、2014.8発行です。例示しますと①明らむ(朝日)赤らむ(夕日)②足(足首から下)脚(太ももから下)③蛾(羽を開いて止まる)蝶(羽を閉じて止まる)④制作(芸術品)製作(実用品)⑤卵(産まれたもの)玉子(食べるもの)⑥羽(鳥の体に付いている)羽根(鳥の体から離れている)⑦フクロウとミミズク(表紙をどうぞw)⑧街(商店・賑やか)町(人家・静か)
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図書館より。
楽しく読了。さらりと。意外と知っているようで知らない事が多かったような。
私的にあんみつとみつ豆の違いがわかって嬉しかった。誰かに言いたくなるよね。
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「”フクロウ”と”ミミズク”」のように、姿は似ているが言葉は違うもの、
「”足”と”脚”」のように言葉は同じものは何が違うのか?というものを写真で見せて解説しているシリーズです。
フクロウとミミズク⇒耳のような羽があるのがミミズクだけれど、生物学上は同じなので、耳のあるフクロウや耳の無いミミズクもいるんだよ。
円いと丸い⇒平面は円い、球体は丸い。日の丸は太陽だから絵であっても丸で良いんだそうだ。
森と林⇒自然に盛り上がっているのが森、人が手を加えて生やしているのが林、…という説がある。
写真も面白いですが、著者のコメントも面白いです。
読み聞かせ、6年生と3年生に持っていきました。
事前に面白そうなページにチェックして何ページか見せました。
「”カレイ”と”ヒラメ”の違いわかるかな~?」など問いかけてみたら、6年生はぼそっと「向きが左~」とつぶやき声が上がり、3年生は手を挙げて「向きが違う!」など答えてきました。(正解は向きで見分けるのではなく、餌が違うため、おちょぼ口がカレイ、とがった歯が見えて怖い口がヒラメだそうです)