紙の本
絵本の体裁ですけど、大人にも楽しめるよくできた内容です。
2022/03/05 10:38
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投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
何気なく使っている言葉の違いにハッとする。こんな違いがあったのかと思う。そのことは昔の人々は分かって使い分けていたのだ。私は知らなかったことが多かった。
『木に実るのが「果実」、地面にできるのが「野菜」』ということはトマトは野菜。論争終結です。
『誰でもこわいものは恐い、自分だけがこわいものは怖い』ということは恐怖という言葉は人を選ばず万人に向けて”こわい”ということですね。
他にも絵本の体裁ですけど、大人にも楽しめるよくできた内容です。
紙の本
違いがスッと腑に落ちる!
2017/09/17 11:34
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
言葉が違うのは知っていながら、なおざりにしていた違いを写真と共に教えてくれます。アザラシとアシカ、陰と影、磁器と陶器、睡蓮と蓮、交ぜると混ぜる、などなど、シ写真で一目瞭然なので、違いがスッと腑に落ちます。
紙の本
ビジュアル的にわかりやすい類語辞典
2022/04/20 13:10
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズは、本当に楽しい。
写真で「影」と「陰」の違いや、「形」と「型」の違いを表現できるとは思わなかった。
ビジュアル的にわかりやすく、同音異義語を目で見て学ぶにも役立つ。
解説もわかりやすく、写真もキレイなので、眺めているだけでも、熟読しても楽しめます。
類語だけじゃなく、「ミミズク」と「フクロウ」に、「アシカ」と「オットセイ」などの違いにも触れていて、生物など様々なジャンルの知識も楽しく身についていきます。
紙の本
似ていることばの美術館
2015/08/31 20:05
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投稿者:ぱたぱた - この投稿者のレビュー一覧を見る
「糸こんにゃく」と「白滝」
「絞る」と「搾る」
「林」と「森」
子どもに違いを聞かれると、回答に困ります。
この本は、それらを、きれいな写真を使ってわかりやすく解説してあります。
このシリーズの「目でみることば」「似ていることば」は子どもたちも大好きで、覚えて使っています。
日本語は微妙なニュアンスが伝わるように、美しく作られてきた伝統が感じられます。
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こんな違いがあったのか。
今まで世界史がほんとうに苦手で
敬遠していたのだけれど
国旗のお話を見て
これから世界史を勉強してみようと思ったのであります
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写真で説明されているからわかりやすいので、子供たちに良いと思う。
大人には知っていることの方が多いかもしれないけれど、新たな発見も沢山あり、楽しめた。
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「”フクロウ”と”ミミズク”」のように、姿は似ているが言葉は違うもの、
「”足”と”脚”」のように言葉は同じものは何が違うのか?というものを写真で見せて解説しているシリーズです。
フクロウとミミズク⇒耳のような羽があるのがミミズクだけれど、生物学上は同じなので、耳のあるフクロウや耳の無いミミズクもいるんだよ。
円いと丸い⇒平面は円い、球体は丸い。日の丸は太陽だから絵であっても丸で良いんだそうだ。
森と林⇒自然に盛り上がっているのが森、人が手を加えて生やしているのが林、…という説がある。
写真も面白いですが、著者のコメントも面白いです。
読み聞かせ、6年生と3年生に持っていきました。
事前に面白そうなページにチェックして何ページか見せました。
「”カレイ”と”ヒラメ”の違いわかるかな~?」など問いかけてみたら、6年生はぼそっと「向きが左~」とつぶやき声が上がり、3年生は手を挙げて「向きが違う!」など答えてきました。(正解は向きで見分けるのではなく、餌が違うため、おちょぼ口がカレイ、とがった歯が見えて怖い口がヒラメだそうです)
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着眼点が面白かった。
「あふれる」と「こぼれる」の違い、「絞る」と「搾る」、「使用」と「利用」 etc. なるほど思う用途の違いが、写真と共に面白く分かりやすく紹介されている。
目から鱗!というほどのものは少ない。だいたい想像のつく範囲ではあるが、そこから少し思いを馳せて、「はて、本当にそれだけの定義で使い分けられるか?」、「いや、こういう用法もあり、その説明だけでは不十分だぞ」と思考を遊ばせる端緒となる。
面白いのは、やや本書の趣旨とはことなるが、似たような国旗のデザインに込められた意味。意外と知っているようで知らない話なのだ。第二次世界大戦後に独立したアフリカ諸国、緑黄色黒などのアフリカンカラーを使うが、旧フランス領から独立し、独立後も友好関係を保ちたい国はフランス国旗と同じ縦のトリコロールにしているという。
ロシアと同じあの三色も、スラブ系の国という意味が込められているそうな。 こうした”似たもの”には何らかの意味があるという示唆に富んだヒントが楽しい。
ただ、38つしかない例なのに、すでに「似ていることば」ではない例が散見(上記の国旗の相似なども含め)。 「アサガオ」と「ヒルガオ」、「ヒラメ」と「カレイ」、この手は言葉が似ているのではなくて、そのものが似ていて、違いによって言葉で分けられているものだ。
表紙に採用されている「フクロウ」と「ミミズク」も、全く持って本書の意図しないもの。これを表紙に採用したセンスがいただけない。確かに本屋に置かれていて、目につくといえば目につくけど、へそ曲がりな私なんぞは、まずそこで「これ、ダメでしょ!」って突っ込んでしまったが、今、日本語を勉強中の奥さんに免じて、我が家のトイレ常備本として購入することにした。
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言葉が似ているものと形が似ているものを集めて比べる、面白い試みの一冊。
文字だけではわかりにくい似ている言葉について、丁寧な説明に加えて綺麗な写真が理解を助けます。
池と湖、林と森、糸こんにゃくと白滝、使用と利用など、普段考えもしなかった違いについて楽しく勉強できました。
表紙のフクロウとミミズクだけでなく、“おかべたかし・文 やまでたかし・写真”が似ていることも素敵です。
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あれ? この言葉は、漢字で書くとどっちかな?
と迷う言葉が写真付きで教えてくれる。
その写真がどれもすごくいい。
デスクに置いて、折々に言葉の確認に
眺め知りたい本。
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小さいのはスコップ?シャベル?大きい方は?
これで関西人と関東人か見分けられるとのこと!私は関西人、夫は関東人。と見事に分かれましたが、子ども達は関東育ちなのに、小さい方がスコップと... 母の影響は大きい?
二つの似ていることばの違いはなにか、どちらを使うのが正しいのか、美しい写真とともに説明してくれます。ルビはふられていないのですが、学校図書館にも欲しい一冊です。
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「制作」と「製作」の違いが一番、目から鱗だったかな。写真も綺麗で、言葉を勉強しながら写真集としても楽しめるのがいい。
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[墨田区図書館]
同じ著者コンビの、「目でみることばのずかん」がとても良かったので、そこから検索して借りてきた前作7冊の一冊。
ただ、この7冊は小さいけれど180ページくらいある分厚い辞書チックな本で、、いわば大人の雑学書的なつくり??
いきなりこの本を子どもにどうぞ、とするのは少し厳しいかもしてないので、やはり上著を最初に知って良かった!あの本を読んで面白いと思った後なら、この本に出てくる絵がそれぞれの表紙などにも出ている(というかあの本の方が、これら7冊からの抜粋本だから)し、子どもでも興味深く眺められるはず。
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面白いねぇ。
いろんな似た言葉も由来や表現を考えると納得納得。
「町」と「街」や「足」と「脚」なんて
なんとなくこの字好き、ということで使ってることも多い私。
いけないいけない、意味があるのだねぇ。
「シャベルとスコップ」の事実を初めて知ったときの驚きといったら!!!
私の思うスコップでは死体を埋める穴はなかなか掘れない。
そうか。。。どおりで。
と、思い当たるフシあり。
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写真もきれいなので、写真を見て連想して、次ページ説明で確認、というように、教材としても楽しく使えそう。