0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
八重の一途な想い、それでいて揺れ動く気持ちは本当に等身大の女の子ですね。あの後も彼を待ち続けるのかな。その心が報われるといいけど。
投稿元:
レビューを見る
あさのあつこさんの時代小説が大好きで今回も最初から最後まで楽しめました。
主人公お八重、周りを取り巻く人々も魅力的で、ハラハラしつつ一途な恋心も盛り込まれあっという間に読み終えてしまいました。
シリーズ化する終わり方ではなかったからまた新たな時代小説が出るのを待つのみ!
投稿元:
レビューを見る
あさの作品はやはり時代ものが好き。
個人的には、心理描写がくどいと
感じるところが、ややあったけれど
それでも面白かった。
投稿元:
レビューを見る
あんなにしっかり描かれていたおちかさん、後半それほどの出番もなく、ちょっと拍子抜け。前半あんなにひきこまれたのに、シリーズ化する様子でもなく残念。というか、もったいない。
投稿元:
レビューを見る
八重の一途な恋とその八重を信じるおちか、二人はとてもけなげで思わず頑張れと言いたくなる。これに盗賊を追う岡っ引きの鋭さも良かったが、川獺だけが印象薄い感じだ。
投稿元:
レビューを見る
あさのあつこの時代物。
たった一度逢っただけの獺(かわうそ)と名乗る男に心を奪われてしまう江戸・太物問屋『あたご屋』の一人娘・八重。 獺(かわうそ)への思いに翻弄され、揺れ動く八重の心を支える八重付きの奉公人・おちか。一途な少女が
だんだん女性として成長していく姿がいい。
投稿元:
レビューを見る
お店の一人娘のお八重の恋。
初恋。
相手の正体もわからない。
でも会いたくて会いたくて。
恋患いとは、よくいったもので患っているかのようなお八重が事件に巻き込まれていく。
ラストがどうなったかは、二通り受け取られる。
ミステリー時代小説だな。
投稿元:
レビューを見る
あさのさんの優しい語り口は、本当に好き。
大店の跡取り娘である少女。
そんなお八重が、1人の男との出会いから、
悩み、苦しみながらも成長していく。
使用人でありながら、お互いを大事に思いあうおちかの
存在が頼もしい。
1度の邂逅で心を奪われた男が名乗った名は「川獺」。
その人を思うゆえ、誰からも祝福されるであろう縁談
さえも、お八重を悩ませる。
そんなにも強い想いを知ることができるのは、苦しい
けれども幸せなこと。
人にも、自分の心にも真摯に向き合うお八重は、
きっと後悔のない人生を歩めるはず。
投稿元:
レビューを見る
L
お江戸恋語り。とあるだけに、文句を言っちゃあいけないのだろうけど、ほんとにソレだけ的な。
ミステリーを絡ませるもちょっと絡んだところで種明かしであっけない。さらに上がどうのこうの、って話に必要なのか?
お嬢さんもそれほど成長せず。おちかが一人異彩を放って母親共々良かったけれど終盤は活躍もなく。諸々おちかの仕草に布石あるかと思ったけれど回収できていなかった気がする。
結局世間知らずのお嬢さんが得体の知れない男に惚れて、それに盗賊が絡んでましたという話。最後も個人的にはいただけない。
投稿元:
レビューを見る
興味を引く展開に、どんどん引きこまれていきました。
お八重の見合い相手であった伊造が極悪盗人一味の首領であった―というのは導入部で何となく予感させながらも、意外性はありました。
とても興味深い展開ではあったけれど、私的には最後がちょっとだけ惜しかった。
事件の謎解きというか全容をラストの何ページかで説明口調で語って終わらせた感があったのがいまいちかな。。
投稿元:
レビューを見る
本所深川六間堀町の太物問屋『あたご屋』の一人娘お八重は十七歳。母は亡くしたものの、父の重蔵と祖母の久利、伯母のお竹に加え、お付きとなった十六歳の女中・おちかに囲まれ、幸せな日々を送っていた。だかある日、“川獺”と名乗る男に出逢った瞬間から人生が一変する。初めての恋に落ちたのだ。そしてその日から、人生の日向しか知らなかったお八重の周りには、謎が、死が、災厄が忍び寄ってきた…。少女が大人の女性へ変わっていく季節を鮮烈に描く!
投稿元:
レビューを見る
嗚呼、どきどきしたよぉ〜。
いや、恋の胸キュンどきどきじゃなくって。
このお話し、サスペンスでどきどきする。
結構なサスペンスミステリで、その芯になるところに「一途な一目惚れ」が脈々と流れるって、、、よく考えつくもんです。
まぁ、恋に恋するお年頃なのに、気丈すぎるっちゃあ、よく出来過ぎ。もうちょっと危うい崩れ方みたいなものがあっても、、、うーん、、、。
お八重ちゃんに「あら、可愛い(^ω^)」な瞬間がもう少しあっても良かったなぁ。
投稿元:
レビューを見る
本所深川六間堀町の太物問屋『あたご屋』の一人娘、八重。“川獺”と名乗る男に出会い、少女の世界はかわっていく。
きれいに纏まってて面白かった~。
恋に溺れる八重の言動にいらっとするのも、少女らしい感じです。
投稿元:
レビューを見る
主人公は太物問屋のお嬢さん。
このお嬢さんが道で不良に絡まれて助けてくれた人に一目ぼれ。しかし助けてくれたその人は、川獺としか名乗らず…。
お年頃のお嬢さんが見合いを進められても気が乗らず、川獺を忘れられないまま、殺人事件に巻き込まれ、川獺の政次と呼ばれる押し込み強盗が江戸の町を騒がせる中、ただひたすら川獺との再会を待つのみ。
傍から見ても、世間知らずのお嬢さんが悪い男に引っかかった、くらいにしか思えない話が続くので、内容の面白さはともかく少々微妙。どちらかというとお嬢様付きのおちかさんのほうが気になりました。恋に一途なお嬢さんに感情移入できないほど、自分が年を取ったのか、世間ずれしたのか。
最後はハッピーエンドと思われる終わり方だったので、後味は良かったです。
投稿元:
レビューを見る
2010〜14年に「Feel Love」に連載されたものの単行本化。
深川の太物問屋「あたご屋」の一人娘八重は、やくざ者に絡まれているところを助けられた「かわうそ」と名乗る若者に恋をする。しかしそれが事件に巻き込まれることになり、奉公人のおちかに支えられながら、一途に想いを募らせるのだが、ついには盗賊団に狙われ、、、最後のどんでん返しまで、かなり楽しませてくれる。