紙の本
出版社名で本を探したくなる。
2020/07/25 16:39
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の著者が経営する出版社。私のイメージでは、新進気鋭って感じだったんですが、いや、今でもそう思ってはいるのですが、その出版社を作った以降のアレコレをまとめたこの本を読むと、なんかちょっとそうでもないような気がしてきます。つまり新進気鋭の方向がかなり違う。とがった感じはないけれど、熱量は高い。本を作りうるために工夫する方向がユニーク。読後は、書店へいって、ミシマ社の社名で本を探したくなります。
紙の本
2006年に単身で出版会社ミシマ社を起業した三島邦弘氏のこれまでを振り返ったエッセイです!
2020/05/18 09:16
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、2006年に単身で出版会社であるミシマ社を設立し、7名のメンバーとともに「原点回帰」を標榜した出版活動を行っておられる三島邦弘氏による、これまでの会社経営を振り返ったエッセイです。同社は、『街場の中国論』、『ほしいものはなんですか?』などのヒット作ももつ小さな出版社で、「一冊入魂」というぐらい、一冊一冊の出版に魂を込められています。同書は、そうした企業の努力を、愉快、痛快、爽快に語ってくれるエッセイとなっています。私個人的に、三島氏を「偉いな~」と思うのは、同書が「僕はこれだけ頑張ったんだ!」という記述が一つもないことです。楽しく、生きがいをもって前進ということが面白く書かれていて、逆に、私なんかは「この裏には信じられない努力があるんだろうな~」と感じました。非常に、面白く、勇気を与えてくれる一冊です!
紙の本
一冊入魂!
2017/07/31 23:04
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミシマ社創設時のエッセイ。一冊入魂、本にかけるアツい気持ちが伝わってきます。
中学生の頃に本気で出版社に入りたかったことをふつふつと思い出しましたが、今は読者としてこういう出版社を応援したいとも思います。本当に。本と本に関わる人が好きだと再認識できる一冊なのでおすすめです。
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一冊入魂、原点回帰の出版社として各界から熱い注目を集めるミシマ社。たった一人の起業から5年目の「発見」までをつづった愉快・痛快・爽快エッセイ。各界から絶賛を浴びた名著に「番外編」書き下ろし。
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おそらく涙する本ではないのだけど、本の後半からはずっと涙目だった。今現在のの私の心を打ちました。
ここまでの愛情を注ぎながら仕事をしているなんて…そんなことを私もしたい。
素敵な本と出会えたな。
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文庫版が出たので、購入して再読。ちょっぴり泣けて、げんきがでる本。小さいころから好きだったけど、大人になって、あらためて、本っていいなぁって思えたのは、ミシマ社のおかげです。これからも応援します。本、買います。つぎのボーナスが出たら、サポーターも復活したいなぁ。。
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あんまり書店でふらっと本を買うことはないんですが、なぜか気になって手に取り、読んでみたらすごく面白かったです!読んでみて、あっ私もミシマ社の一冊入魂の仕事に奇跡的に出会えた読者なんだなと思いました(*^^*)
人生の考え方も仕事の仕方もすごく共感できて、楽しく読めた一冊。
素敵な仕事ー!こういうあったかい仕事がしたい。
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「おもしろい会社がある」と教えてもらって、興味を持って手にとった一冊。自分にはあまりなじみのない、出版業界に思いを大切に新しいアプローチで取り組んでいることが伝わってくる一冊でした。ただ、自分が合流したいかと言われるとそうでもないかな、とか。なくならねばならない分野の仕事をその方式で頑張れば頑張るほど、その仕事の延命に加担していることになるっていう部分は共感しました。なかなか自分のやってきたことを全部否定して次に行くっていうのは勇気がいるし、そこまで大きな視野で見ることもできないかなと。
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好きな出版社が3社目できた。
それが、ミシマ社だ。
以前から注目していた出版社は、今年40周年の「本の雑誌」
そして、もう1社は沖縄の地元出版社「ボーダーインク」
その3社に共通してる点が多い。
まず、少人数でガンバっていること。
少人数だから出来ることにチャレンジしている。
たとえば、本の雑誌は、表紙の後の初めのページに書店とか気になる作家の本棚をカラーで載せている。
これも値段が高くなる要因になって毎月は厳しいだろうなあと思ったら、毎月継続しているし、
毎年の1月号のベスト10は座談会方式で皆でお勧め本を持ち寄り、その場で、なんとなく決めている。
一方、本書のミシマ社。
創業当時、まだ会社の基本的コンテンツが無い時期に
静岡県の三島駅近くでアポなしでその場で宿を探して、
社員一同の企画合宿を行った。
そのときに出た企画が、現在も続いているコンテンツで
ミシマ通信(みんなのミシマガジン)だ。
みんなのミシマガジンは、毎日1項目更新している。
サポータ費により皆で支えて運営しているウェブ雑誌。
とにかく、3社とも、現在のネット環境を最大限に活用して、フェイスブック、ホームページで面白いコンテンツ満載でがんばっている。
これからもミシマ社、他2社の出版社は目が離せない状況になりそうだ。
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久しぶりにあっという間の読破。
同じ直感タイプの方の文章なので
どんどん脳ミソに浸透する感覚が
気持ち良かった。
果たして僕は何をするのだろうか。
なんでもいいや。
とかく、この本と出逢えて楽しかった。
適切な自己中心性、ここに素直に。
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おもしろかった!
特に後半。
ブンダン主義。
良い言葉もたくさんあった。
読んでよかった〜。
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読了。星5にした。良かった。途中何度も、自分も今の仕事を頑張ろうと思った。平川克美の小商いのすすめに紹介されており、自分の本棚で見つけて読んだ。積んどくしてて良かったと、ほおっぺたが、ぽっと赤く(見た目は、ドス黒く(地黒なので、...。))なったのがわかった。
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―――力を未来へ向けてやるだけで、自分の中の世界の扉はパッと開く―――
年間6冊ほどの新刊だけで、6~8人の社員とともに、なんとか会社を維持し続けられているのはなぜか?
代表はエクセルが使えない、営業は領収書の切り方がわからない…
会社は、働くということは、ノウハウ以上に大切なことがある
ミシマ社のコーヒーと一冊シリーズがだいすきです
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まずタイトルに惹かれて手に取り、まだ半分くらいで途中ですが、面白く読んでます。
昔何気なく読んだ『街場の中国論』も、たくさんの人の熱意で私の手元に来たんだとわかり、胸が熱くなりました。
読み返そうと思いました。
少し気持ちの視点が変わり、元気もらってます。
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無法者ばかりの出版社、ミシマ社。
ここには、あるべき、新しい出版社の姿がある。
本を作り、それを届ける。
そして、そこに幸せがある。
そして、その幸せがひとつ、またひとつ。
信念と情熱と愛情、たったそれだけ。
それが、この小さな出版社を今日も動かしている。