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紙の本
キューバの生活、キューバ人の人となり
2017/02/03 07:05
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投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
キューバは今、経済復興のために観光に力を入れている。しかし、日本ではキューバのガイドブックがほとんどない。「地球の歩き方」ぐらい。ヨーロッパやアジアの紀行モノはたくさん出ているのに、キューバはこれも書店の棚にはない。昨年暮れキューバを旅するのに事前にこうした書籍を探したのだが・・・。
本書は東西に長いキューバ国土の東のサンティアゴクーバから首都ハバナまで、約1000キロを自転車で横断した紀行文。途中はcpという民泊を利用しながらの旅なので、キューバの生活、キューバ人の人となりが描かれているのが大変良かった。
人懐っこく、親切。経済的な困難にもかかわらず、家族と暮らしていることが幸せだと物質的な欲求は持っていない。アジアの観光地では「名物」の、しつこい物売りも、キューバでは、「いらない」といえばすぐに手を引くのだそう。私が行った時も、物売りはいなかったな。経済が困難だから物を修理しながら大切に使っている様子には、著者も物質が豊かであれば幸せなのか、そうではないのではと問いかけている。最後に愛車をキューバの子供のプレゼントして日本に帰るのだが、愛車が大切にされることが予想くできたらこそだろう。
おとずれた各街の様子も描写され、ときの泊まったようなキューバの町のようすが楽しい。しかし、私はキューバを見ているので文書でもなんとなくわかるが、掲載されている写真が白黒で、小さいのが残念。
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