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「帰納法を過信するな」
「経験とは解釈のこと」
「思い出とは、今の自分からの記憶への反応だ」
こういった言葉たちの根底に横たわってるものは、結局は「今」しかないということ。未来だって、連続した「今」の先にあるものだ。だから「今」にのみスポットライトを当てて、ちゃんと「今」を生きたい。
しかし全体的には、達観する手前、といった言葉が並ぶ。
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とても良い言葉が詰まった本である。言葉による限界を知りなおも明るく世界を捉えられる気持ちになる。
わたしたちには
直線的に考える癖がある
わたしたちは論理的に考えるが、
考えたことが正しいとは限らない
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個人的に、好きな哲学者であるヴィドゲンシュタイン
の金言集。
言葉や論理を大事にする著者の言葉集であり、
単純に面白く興味の湧く言葉であったり、
納得するもの、美しい言葉、感動する言葉、ゾゾットくる
言葉.....自分にピッタリする言葉。
ぐさっとくる言葉、思い描く人にちょうどあう言葉
いろいろな言葉が乗っています。
ビドゲンシュタインはもう少し読んでみたいと思います。
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三たび本棚の奥から出てきました〜。
さすがにメモ帳にも残ってないな…残念…。
て言うか、何で私はよりにもよってウィトゲンシュタインを買ったんだろう…ニーチェだったらまだ私っぽいセレクトなんだけど…(厨二臭)買った時の私どうしたん…?
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ウィトゲンシュタインの「哲学探究」が、今、ちょっと気になっていて、書店のコーナーで「超訳」を見つけて、なんとなく購入。
読んでみると、「ウィトゲンシュタインって、そんな人だったの!?」でした。
なんだろうか?「人生とは?」とか、「神とは?」とか、なんというか、実に実存哲学満載みたいな感じです。
え〜、「語りえないものは沈黙しなければならない」のでは、なかったのでしょうか?
と、突っ込みたくなる。引用元をみると、未発表のノートなどからのものが多いですね。なるほど、公には、「語ったり」「書いたり」してなかったけど、個人的には書いていたんだね。
一部、「論理哲学論考」からの引用もあるのだけど、「そんなこと、あったけ?」な感じ。もともとの本と対照してないので、どこまで「超訳」したのかはわからない。
でも、たしかに私がウィトゲンシュタインを読んでいて、なんとなく行間からにじみ出てくるのは、こういう超訳な言葉なんだよね。そういう意味では、「なるほど」です。
と言いつつ、やっぱり、本人が「沈黙せざるを得ない」と言ったことを、こうして出してしまうと、身もふたもない気がしてしまう。
やはり、「沈黙は金」か?
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論理哲学だけあって、言葉に関するまつわる箴言が多かった。
思考は言葉によってのみ可能となる一方で、言葉で表現できないこともあり、限界があるうえ苦しみを生む原因にもなりうることが伝わってくる