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悪くはないんだけど
2015/08/16 09:37
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mint - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまり面白く読めませんでした。読みやすいのはいいのですが、あまりに軽すぎる印象です。メフィスト賞受賞というのがなければ、もう少し楽しめたかも知れません。メフィスト賞は気骨のある感じの、もっと本格的なミステリというイメージだったので、ちょっとガッカリしました。
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くっそwww
バカミスだわwwww
読みやすくて楽しかったです()
「下品だ、下ネタだ」って聞いてたわりにはあんまり、と思いつつ読み進めてたら、後半でw
なんだかんだ言ってわりと好き。でもこういうのばっかり読みたいわけじゃないです、たまにこういうの読みたいです、って感じ。
ところでビデってそんなに使うの確実性がない気がするんだけど……うーん?
らいちがそこまで調べてたと考えるべきなのかな……
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かなり上から目線な語り口調が気に障る。ミステリーとしては構成はちゃんとしているのだが。もう少し書きようがあると思う。
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期待度が高かったせいか、読了後の残念感が酷い。
中途半端に正統派ミステリの王道を取り入れている分、この
徒労感は罪深いかも。
バカミスというかバカにしてるミステリって感じ。
メフィスト・・・だからって・・・まぁこんなもんか。
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全力でバカミス!!! 何故帯にその文句を入れなかった!?
「メフィスト賞」と名をつけるならそうしてほしかったわ。優劣つけるつもりはないけど、このレベルだと正直ファウストどまり。「メフィスト賞」で「だまし」という言葉を入れるのだったらもうちょい練ろうな。「メフィスト賞」で「だまし」があってなおかつ「バカミス」と銘打たれてたら許した。全力で笑った。
タイトル当てという試みは面白いし、途中の神の視点の書き方とかも面白かった。読みやすい文体ではあったんだけどねぇ。
何だろう、新しい試みをしたという部分だけが評価できるっていう。そこが大きく取り上げられてしまって、内容が薄くても「……まあ」って流しちゃう感じ。本格ミステリーって言葉を使ってほしくはないよ、この話に。
突き抜けたバカミスはろくとんが最強だし、ふざけんなしーって怒っても読んじゃうバカミスは鯨や舞城なんだよなぁ。このひとが今後どの方向に向かうのか、興味はあります。メタをうまく取り込めるようになったら化けそうな気はするよ。
つか、解決篇がだいたいチ○コの話ってどうなのよwww
抜粋。
はて、成瀬が戻ってきてないね?
神の視点、地の文でこの書き方が可愛くてちょっとツボった。
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犯人当てでも、トリック当てでもなく、
タイトル当てといぅ奇を衒った趣向と、
その趣向をストレートに表現している、
その「タイトル」に惹かれて、
お久しぶりの、タイトル買ぃでした…。
一方で、
キャラクターや、トリックや、ストーリー等は、
古典的なミステリーであると冒頭で述べており、
作中でも事ある毎に予防線を張ってましたが…、
穿った見方をしてみると、結局、トドの詰まり、
オリジナルの、トリックやストーリーが作れず、
作品の「タイトル当て」といぅ
奇を衒った趣向に着地しただけじゃなぃかと…。
っで、その内容は…、かなりチープだったな~。
ていぅか、ご都合主義以外の何モノでもなぃ…。
あと、肝心のタイトル当ても、
最後まで、体を引っ張ったのはよかったけど…、
(ある意味、唯一の読了時のお楽しみだから…)
結局、何でそのタイトルなの…?、って感じ…。
作品の「タイトル」って、とても大事だけど…、
あえて、タイトルを「伏字」にするのも有り!、
だとも思いました…。でも…、
どちらにしろ、内容が一番大事ってことですね!
評価は…、ベースが★2つに、
「タイトル当て」といぅ趣向に、プラス★1つ。
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なるほどね。
なかなか面白い趣向の作品だと思う。
他にこんな作品は読んだことない。
ミステリ好きを対象に、少しクスッとさせる感じで書いているんだろうな。
「やってくれたな」という感覚を味わいたい人にオススメ。
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いろんなところで話題になってた本書だけど、
読み終わっての感想は人を選ぶなと思った。
ミステリーマニア受けを狙った作品。
表紙と文体で軽さとネタ感を演出しながら、
意外と本格ミステリーしてるねというギャップで
うるさ型のミステリーマニアを
ニヤニヤさせた勝利とも言える。
読む側だったミステリーマニアが
書いてみたミステリーという印象で
途中挟まれる読者はこう思ってるんだろ
的なネタが、ミステリーマニアに
よくわかってんじゃねーかという
ツボにずっぽりハマったんだろうなと。
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久しぶりに「これぞメフィスト賞!」と思える作品が来ました。いや〜、良くも悪くも「メフィスト」らしさ満点(笑)。
壮大な叙述トリックとその伏線の描写、容疑者リストから除外する為の探偵のアクション、謎を構成するあらゆる要素が、徹頭徹尾、「下ネタ」です(爆笑)。
針と糸によって作り出された密室が示唆する(下品な)トリック。
意外すぎる凶器の(下品な)隠し場所となりうる場所。容疑者達が隠し持ち得たかどうかを確認する(下品な)方法と、確認する為に探偵が仕込んだ(下ネタな)罠。
こうまでやられると、「おいおい下品だな〜!」を超越して、「ここまでやるか…すげーな…(ゴクリ…」となってしまう不思議(笑)。
「タイトル当て」がメインテーマのはずが、途中からすっかり忘れて謎解きに没頭していました。破天荒なんだけど、ミステリとして成立してるのがすごい(麻痺)。このタイトル当ての部分も下ネタだったのもすごい。
個人的には、「お色気シーンといえば朝チュン程度」というミステリの定型をガッツリ壊してきた点が一番衝撃だったかな〜(笑)。
メフィストスキーの方は読んで絶対に(?)損はありませんし、ミステリスキーならネタとして情報持ってても良いんじゃないでしょうか。…今後、こういうの増えそうだなあ…それはそれで不安だぞ…。
く、くだんね〜〜〜!となりつつ、何故か追わずにはいられない、メフィスト賞がメフィスト賞たる所以の本作、オススメはしにくいですが、18歳以上の方に読んで欲しい作品です( ^ω^ )
メフィストって、本当、チャレンジャーだなあ(笑)。
このチャレンジ精神に敬意を評して、星4つ付けちゃいます\(^o^)/
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メフィスト賞も回を重ねて50回。最近はまったくチェックしていなかったが、記念すべき第50回受賞作品は、前代未聞のタイトル当てだという。つい出来心で読んでみたが…。
以下、未読の方は目を通さないようお願いいたします。かなりネタばれです。
小笠原諸島にある再従兄弟(またいとこ)島に、2人だけで住む夫婦がいるという。そのプライベート・アイランドに集う、アウトドア好きの人間たち。そう、舞台は孤島。あまりにもベタな「雪の山荘」的設定である。なお、再従兄弟島なんて実際にはありません。
新人の作品はそれなりに読んできたけれど、ここまで文章が下手くそなのはお目にかかったことがない。200p程度の長編としては短い作品なのに、それでも前置きや無駄が多い気がしてくる。読み終えてみれば、一応伏線にはなっていたのだが…。
解決編の直前で、メタ視点の突っ込みが入る。仮面を被った孤島の邸宅の主人。それで殺人ときたら、入れ替わりを疑うのが当然だろう、と。うーむ、あまりに乗れなくて、そんなミステリ読みの基本中の基本も失念していたよ。で、どう決着させるのかと思いきや…。
わははははは(乾いた笑い)。何だよそのお下劣な…。もうこの時点でタイトル当てなんてどうでもいい。本作の売りはお下劣さだったのだ。お下劣なりにロジックはちゃんとしていて、ただのエッチなシーンと思っていた箇所にも合理性はあったけどもさあ…。
ぶっちゃけた話、傑作ではあり得ない。過去のメフィスト賞受賞作品にも、北山猛邦『『クロック城』殺人事件』や深水黎一郎『ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!』などの一発ネタ的作品はあったが、本作のクオリティはそれらの作品より著しく劣る。
でも、斬り捨てる気にはならなかった。ツボにはまった面もあることは認めよう。メフィスト賞でなければ絶対に日の目を見なかった作品だ。そういう点では講談社文芸の面目躍如と言えるだろう。
Twitterでは「評価保留」と述べていた綾辻行人さんの心中やいかに。
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前代未聞のタイトル当て本格ミステリー。かなり斬新でインパクトがありましたが、結局タイトル当てはおまけ程度だったので、これに関してはやや肩透かし気味でした。
物語は典型的なクローズド・サークルものですが、作風はとにかく軽いですし下ネタも多くて品がありません。メインの大仕掛けも下ネタが絡んだ「これぞバカミス!」という感じのトリックでした。
しかし、パズルのピースがカチリと嵌まる爽快感と、そこから派生するロジックは質が良く、意外としっかりしたミステリーで好感が持てました。
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『俺たちは肩を竦めて、首切りの動機が優れた作品ランキングに切り替えた。するとそれも駄目だと言われた。それじゃ一体何を話せと言うんだ。』
『「鍵を掛けて誰も入れなかったらいいんでしょ!」
そう言い残して、さっさと出ていってしまった。何という死亡フラグ。』
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映像化不可能な第50回メフィスト賞作品
<あらすじ>
アウトドアが趣味の沖らは、フリーライター・成瀬のブログで知り合い、仮面の男・黒沼が所有する孤島で毎年オフ会を行っていた。
他のメンバーは大学院生・渚♀、医者・浅川♂、弁護士・中条♀、黒沼の妻・深景の計7人。
だったが、今年は成瀬が若い恋人・らいち♀を勝手に連れてきた。
メンバーが孤島に着き、いつも通りワイワイ楽しんだ翌朝、参加者の浅川と黒沼の妻・深景が突然いなくなる。
深景の部屋には「駆け落ちする」という置き手紙が。
さらに翌日、成瀬が外で死体となって発見される。凶器はアイスピックだった。
しかも成瀬の部屋を調べると針と糸で密室にした状態だった。
その夜、らいちが成瀬が死んで寂しいと沖を誘惑し、2人がSEXしていたとき、中条と渚は何者かに襲われ昏睡状態に、、、
一体犯人はダレなのか?
らいちが犯人を明かす。
<オチ>
メンバーが毎年行っていたオフ会はヌーディスト、全員ずっと裸でいる会だった。
らいちは浅川と深景が居なくなったとき不審になり、宿泊所の出入口に隠しカメラを設置していた。
そこで成瀬が死んだとき、誰も手に凶器のアイスピックを持っていなかったことから、メンバーの中で唯一凶器が隠せる仮面を被った黒沼が犯人だと推察。
らいちは中条と渚を昏睡状態にして、仮面以外に凶器が隠せる場所である膣と肛門を調べ、その夜沖とSEXして沖の肛門も調べたのだった。
しかも黒沼夫妻は殺されていて、仮面を被っているのは黒沼ではなく浅川だとらいちは指摘。
でも常に裸なのに、浅川が黒沼に入れ替わるのは不可能だよ、、、だって黒沼はムケてて浅川は皮被りだもの、、、
なんと浅川は美容形成の医者で包茎手術したのだ!
成瀬の部屋の密室トリックは、針と糸で包茎手術を連想させるためのダイイングメッセージだったのだ!
<題名のオチ>
頭隠して尻隠さず
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第50回メフィスト賞受賞作。
もともと買う気はなかったのだが、余りにも賛否が分かれている様子だったので、気になってしまい購入。
うんなるほど。
こりゃ賛否両論あるわな!
俺はもちろん「賛」!
人を食ったような読者への挑戦状やメタレベルでの作者の註釈。
こんな作者の稚気ですらすべて計算されたものなのだからもう完敗だよ…
間違いなく本格ミステリで、間違いなくメフィスト賞。
ただ一発ネタであることは確かなので早く次作を読みたい。
そこで真価が問われることになるのかな…
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ああそうだろうな、って通りに進んだと思ったらいきなりの爆弾に茫然とした。こういうのもありなんだろうけど好きになれない。伏線があったのもわかるけど、すごいけど、だから、何?
新しすぎて理解できません。これ絶賛は無理だ…。