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メインディシュはまだですが
2016/02/15 00:51
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投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻では名前がなかった主人公がようやくピルグリムというコードネームを得て動き出す。作戦の性格上、ほぼ孤立無援の状態でサラセンを追い始めるのですが、まさかカバーの為に使った殺人事件がこう結びついてくるとは!ビックリです。しかし本作もこの殺人事件を調べるだけで終わってしまうのでメインディシュは次巻までお預け。
いやーでも本巻も面白い、前作から引き続きレベル高いです。早く最終巻が読みたい。
紙の本
ようやく
2015/02/05 17:04
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投稿者:黒猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
二巻目に入ってようやく、ピルグリムの名を得た「わたし」が本格的に動き出す。
スピード感ある展開で、一巻とは違い、飽きさせない。
ベン警部補の扱いが、伝言係の存在としてしか見事に本書に出てこないのが残念だったり、作者の所々「わたし」の特別さを読者に印象づけようとする記載は健在だが、二巻での「わたし」の活躍に、ようやく気にせず楽しんで読めたように思う。
この調子で三巻まで読み進めたいと思う。
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改めて、ストーリー構成の緻密さに驚く。まるで映画の脚本をト書き無しで一々文章化した様な描写力(彼は著名な映画脚本家でもあった)。そしてここまで細かく書けば、物語が中々進展しないのもうなずける。かと言って、退屈を感じさないのは、作者の力量でしょう。
とにかく、あの悪夢の9.11同時多発テロでの身元不明の死者を使って自分の存在を消すという冒頭のトリックは素晴らしい。本書自体も惨劇からまだ日の浅い2012年に出版されているのも驚異的。
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第 2 巻でも面白さは維持されている。
素晴らしい。
特にひねりのない時系列通りに進行する物語は、
読みやすいのだが、
第 1 巻と比べると奥行きよりもスピード感を重視した印象。
さあ、第 3 巻はどうだろう。
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「わたし」から「ピルグリム」になった主人公が「サラセン」の手がかりを追い始め、スパイものっぽくなってきた。
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いよいよサラセンが動き出す。そしてそれに気が付いて〈死のささやき〉が手を打つ。タイトルのピルグリムがここで分かる。1巻が序章であって本格的にここからピルグリムとサラセンの勝負かと思って読んでみたが、まだいろいろ伏線?があるようでこの巻はダッジの殺人事件の捜査の話がほとんどだったように思える。もちろんその事件がこの先大きな謎につながっていくのだから不要な箇所ではないと思うが、サラセンの動きをもう少し知りたかった。それでも読み応えは十分にあった。さてこの話がどのように終焉していくのか、3巻目が楽しみ。
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いよいよピルグリムと言う名前を得た「わたし」の、
サラセンを探す旅が始まった。
顔も名前もわからない犯人に対して、わずかなヒントを元にひたひたと近づいていく。途方もないことに感じるのに、確実に距離は縮まっていく。
少ししっくりこないのが、このピルグリムと言う人物、
あまりにもノーマルでごく普通の感情を備えた人のように描かれていること。
凄腕の諜報員にしては非情さに欠けているような。。
わたしのイメージの中の諜報員はもっと冷徹で判断を誤らない。
この先、彼がどんな行動でどんな手際でサラセンを追い詰めていくのか、気になる。
- - - - - ここからネタバレ- - - - -
それにしても船小屋から通じる隠し通路の存在には
かなりわくわく!
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いやー面白い。
ところどころ、過去の事件に戻ったりするのでわかりにくくなったり、まどろっこしくなるのだが、きっとすべては一点に集約されるのだろうと期待をこめ、星は四つ。
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ふとしたことから、テロリスト<サラセン>の企みがアメリカの知るところとなり、アメリカ政府は、<わたし>にテロリスト捜索の命をくだします。
コードネーム<ピルグリム>となった<わたし>は、わずかな手がかりを頼りにトルコの地で捜索を始めます。
少しずつ少しずつではありますが、ピルグリムがサラセンに近づいて行く展開はスリルに満ち溢れ、飽きを感じさせません。
次はいよいよ最終巻です。
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いよいよ本格的に始まった、テロリスト「サラセン」と諜報員「ピルグリム」との戦い。
物語のテンポの良さが、お互いに見えない敵への、命をかけた挑戦の緊張感を上手く読者に伝えていると思います。
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201412/話が拡がり、緊張感のある展開が続く。主人公の諜報員である「わたし」が優秀過ぎるきらいがあるものの、実に面白い!
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1巻目の最初に書かれていた事件との繋がりがようやく理解できた。
一方でまた違う事件が出てきて、そちらの話の比重が大きくなり、鬱陶しく感じはじめたところ、関係者が本題との関連性を見せてくる。
結構おもしろいかも。
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だいぶ面白くなってきた!
2巻にしてやっと「わたし」が「ピルグリム(探究者だったかな?^^;)」になった。
2巻後半からはドキドキハラハラ。
1巻ではだれにも感情移入できなかったけど、ようやく「私」を応援できるようになってきた。
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まだ核心には迫らない。
細かい謎が解決されつつ、核心に近づく感じがいい。登場人物の背景がシッカリしているので物語に入り込みやすい。
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周辺からだんだん核心に近づいていく感じ。本が閉じられず困ります。人物をたいへんしっかり描いているので、事件の重さの割になかなか進まず焦れったくなるほど。