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重版出来! 4 (ビッグコミックス) みんなのレビュー
- 松田 奈緒子 (著)
- 税込価格:715円(6pt)
- 出版社:小学館
- 発売日:2014/09/30
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電子書籍
分岐点
2022/01/27 10:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢と現実と、嫉妬はつきものですけど、そこらを中田くんと沼さんと、東江さんと安井さんの多数視点で同時進行に描き切ってるのがすごいなと。
紙の本
脇役を固めました
2016/08/30 07:30
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマであれマンガであれ連載ものをするとしたら、できるだけ主人公のまわりに多くのサブキャストを配置するのは鉄則だろう。
できれば大きな組織の中で活躍する主人公であれば、彼や彼女に関係してくる人が多くなる。それが主人公にプラスに働くこともあるだろうし、マイナスに働く人もいる。
漫画編集者黒沢心の奮闘を描く人気漫画の本作でも同じで、心を支える先輩編集者五百旗頭(いおきべ)はさしずめプラス。
その一方で新人漫画家をダメにしてしまう「ツブシの安井」と異名をとる同僚編集者はマイナスであろう。
では、安井がどうして「ツブシの安井」とまで呼ばれることになったのか。
それを描いた「第二十刷 ホームスウィートホーム!」が収録されているのが、この第4巻である。
かつて安井は家庭を顧みない熱血編集者だった。しかし、会社の経営都合により安井の担当していた漫画雑誌は廃刊することになった。漫画家との絆も失ってしまう安井。
これは漫画編集者だけの姿ではない。
働く人の多くが時には休日を返上したり、夜遅い交際に駆り出されてしまう。
家族を守るという目的がいつか主客が逆転してしまう。それでも頑張れるのは生きがいとなる仕事があったから。それを突然奪いとられるのだから、誰もが安井になってしまう可能性もある。
漫画が好きだからこの漫画が人気があるのではない、
この漫画はビジネスマンガといってもいい要素がたくさんある。
だから、多くの働く若者たちに支持されているのだろう。
電子書籍
仕事とは
2023/04/07 06:35
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
編集の安井氏は、漫画家を育てる気はなくスポンサーの発言をそのまま漫画家に丸投げし、自分は家族と休暇を楽しむ生き方をしています。担当の漫画家は振り回されてノイローゼ気味。安井氏が何故そうなったのかが語られています。担当していた雑誌が廃刊になり、いろいろな人に迷惑を掛けた経験から、売り上げを計算できる仕事のやり方に代わったという過去は悲しいです。
あと、三蔵山先生のアシスタントの沼氏のことも描かれています。中田君の先輩アシスタントの沼氏は、アイデアに詰まって中田君のネームをコッソリ見てしまいトンデモナイことをやってしまいます。
いろいろな人がマンガ(仕事)の賭ける取り組み方を描いており、心に響きます。
電子書籍
プロになる、ということ。
2022/01/30 14:21
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投稿者:小野妹子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
編集者の人生も、作家の人生も、運と縁とタイミングが大きく影響する。
「夢を持つ」「夢を見る」ことを通して、まざまざと見せつけられた。
才能とは、天性のものだけではなく、運を引き寄せる努力と、乗るべき波を見極める目が必要なのだと。
電子書籍
ワークライフバランス
2017/10/23 17:17
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
原作付きでデビューした東江さんと担当編集安井。
漫画家にばかり負担を強いて自分は楽してるけれど、彼なりに過去に家庭を壊しかけたことがあった故のワークライフバランス。
それで売り上げも上げていて、そのおかげで周囲は冒険もできるという・・・
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才能
2021/09/29 14:25
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投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
数字優先になった安井さんの、信頼おける相手と全力で仕事する溶けるような喜びに背を向けたいきさつが切ない。自分にない才能を持つ人がまぶしくうらやましいとしても、他人にはなれない。その人も才能よりよっぽど渇望してたものがあったかもしれない。もう少し、ドラマでやってないエピソードまでお試し出来たら…と思ってしまいましたが、すごく魅力的でした。ドラマもマンガとはイメージが少し違うけど豪華キャストだったし、続編やってほしいな~。
電子書籍
マンガ家になるのがこんなに大変だなんて
2016/05/07 15:44
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投稿者:ななこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
プロのマンガ家になるのがこんなに大変だなんて知りませんでした。才能に嫉妬する世界。分かる気はしますが、こわい世界です。凡人でよかった。そして、プロのマンガ家の先生方を、改めて尊敬する気持ちになりました。
紙の本
「神様です。僕を見つけてくれた女神です」
2019/12/16 10:51
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
才能のある一握りの人がそれつかむんですね、厳しい世界だなぁ。一生懸命になれるモノがあるってことも、帰れるところもあるってことも、羨ましい限りです。それにしても、漫研の部長がいい味出してますねぇ、賢者です。二人の漫画家の卵の行方が気になる。