電子書籍
死役所
2022/07/09 22:02
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投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
死役所の職員は、死刑執行された人のみが就く。
この設定に衝撃を受けた1巻。
2巻は、子供ネタが多くて、実際にあるだろうネタだからやるせないですね。
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ホントに、この漫画は心に来るなぁ。『異法人』や『不能犯』に匹敵
締め付けられるってレベルじゃなくて、軋まされて、磨り潰されそうになる
先巻で内容がどれだけ重いか、を判っていたから、精神的に参っている時に読んだら、必要以上に引っ張られ過ぎて、暗い感情をヘタに引き摺っちゃうな、と察しが付いていたので、ある程度、気持ちを調整して読んだのに、この始末
面白可笑しさは微塵もないけど、確実に読み手の心に「何か」を突き刺す、力のある漫画であるのは間違いない
暗い、とも違う気がする、全部の作品でないにしろ、死者が自分の死をしっかりと受け入れているから
人は呆気なく死ぬ、そして、死は救いじゃない、けれど、蔑ろにしていい概念でもない、そんな当たり前の事を実感させられた
ぶっちゃっけた話、あずみ先生の画力がまだ高くないからこそ、死者の無残な姿がキツく映り過ぎず、なおかつ、ストーリーが澱むのを食い止めている気が、私にはした
どの話もショッキングだが、やはり、私は表紙にも登場している、“漫画家”の塙さんが主役にされた『腐ったアヒル』を推す
また、巻末のオマケが、本編の陰鬱さを少し和らげてくれて助かる
ラストで、良くも悪くも空気を読まないシ村さんの過去が明らかになりそうな気配があり、次巻も読み応えがありそうである
好みは分かれると思うが、「この漫画がスゴい!」などで注目される可能性は高いんじゃないだろうか
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石間さんの過去がせつない。あとやはりだんなより1日でも長く生きようと思ったよ。やっぱり突然の死ってのは納得できないよね。死後、こんな役所があれば身の振り方(いやいやw)もやりやすいだろうな。
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イシ間さんの過去話、ベタだけど泣けたなぁ…。死刑で死んだ人が職員だという設定だけど、最初の職員過去話が救いがある感じでよかった。
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今回のお話は、、、
●志半ばで命を落とした実直な漫画家
●愛する妻に先立たれた無骨な老人
●過去の傷と対峙し天寿を全うした老婆
●未熟な恋が最後の恋となった真っ白な少女
漫画家の話は哀しいけど少しだけ救われる、、かも?
まさかアンタがそう言うかいという感じ。
無骨な老人は、ほげー( ಠωಠ)こういう人おるよなぁともうソワソワしたわ。蛆湧いちゃったね。わざとじゃなくても言い方が悪いやな。
天寿を全うする老婆はイシ間さんの過去と姪の話…やだなと思ったらやっぱりな展開で( ´・ω・` )仕方ないよ、、そりゃああするわ、、、再会出来て良かったね
最後の話は意外と真っ直ぐなお話でした!
あっという間に読んでしまうわ
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伝わってたっていうのがとてもいい
しかしつらい 背景が辛い でも読んじゃう
自分の子供に何かあったらやっぱり相手を殺すでしょうね
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【あらすじ】
此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。ここには、自殺、他殺、病死、事故死……すべての死者が訪れる。魂抉る死者との対話、慟哭の第2巻。
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感情を揺さぶる理不尽な話が多い
死役所がすごく日本的に描かれていて、死者達の悲惨さをシ村のお役所仕事的無機質さが読み続けやすくしている。
子供が悲惨なはなしや老人介護の話は泣ける
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2021.04.11.読了(電子書籍)
どのお話も辛い。
「腐ったアヒル」
他の人の感覚から感じるものと、
本人が感じるものは違うんだろうな。
でも、死んでしまったらどうしようもないんだよね。
とても虚しいね。
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塙保さん。少し前に読みを得たムーミン谷の彗星の翻訳者 山村隆一さんの死と重なったのと、今朝、聞いたYouTubeアバタローさんの解説 水戸部稲造さまの目が見え難いとの共通点のシンクロなどで、少し驚きがありました。自分を燃やす、自分から灯りを灯し輝くお方に尊敬しかありません。わたしの足元を照らしくれました。