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帯にある通り、アラサー女子・都さんのシングルストーリーがこの巻で終わってしまった
読む前は、「もうちょっと続けて欲しかった」と残念に感じたが、読み終わってみると「なるほど、全3巻が妥当か」と言う考えに変わっていた
もちろん、ひらふみ先生の漫画家としての腕力がその程度って意味じゃない
逆に、都さんとつくねちゃんの日常を、この適度なボリュームにまとめた点は見事(まぁ、カバーを捲って、裏表紙を見て、自分の考えに対する自信は揺らぎかけたが)
読み手が想像かつ期待していた、これ以外にない、これ以上は無いハッピーエンドを都さんに迎えさせてくれた事に、ひらふみ先生には感謝したい
表紙詐欺じゃないって点も、高評価の理由
この漫画のどこが最も好きだったか、未読の読み手にそう聞かれたら、画の上手さ、都さんを初めとした女子キャラのガツガツさ、つくねちゃんのキャラ、恋模様を差し置いて、私は日常会話で挟みこまれてくる、結構、エグ目な下ネタと答える
個人的な推し回は、第9羽
とりにもかくにも、都さん、おめでとうございました。相棒のつくねちゃん、愛棒の旦那さんと末永くお幸せに
そんで、ひらふみ先生、次回作、楽しみにしてます。我儘を言って良いなら、ドラゴンや不死鳥などの幻獣っ娘らが、掴み所の無い勇者を振り向かせようと、ドタバタ劇を繰り広げる、ファンタジー系の日常コメディが読んでみたいですね