投稿元:
レビューを見る
[BOOKデータベースより] 事故により、脳を残して、全て人工の身体となり、ひっそりと一人で暮らしていたムント氏。訪ねてくるのは週一回の合成血液の配達人だけ。ある日、外の世界に繋がるテレビと電話が通じない。しかたなく外に出ることにしたムント氏。そこは動くものがなにひとつない世界だった。「凍った時間」ほか、29篇。SFからミステリ、時代物まで、星作品中とりわけバラエティ豊かなショートショート集。
投稿元:
レビューを見る
中学のころ英語の教科書に載っていた「穴」が印象的すぎて星新一の本を読みました。
なんてユニークな人なんだろうとおもいました。
投稿元:
レビューを見る
タイトル通り、さまざまなジャンルのショート・ショート集。
星さんのショートショートは3冊読んでるけれど、その中で一番 ジャンルがバラバラ。
SFよりも、童話や時代物が多いかな、って気もしましたー
投稿元:
レビューを見る
バラエティーに富んだ、30のショート・ショート。
とんちの効いた話が多くて、きちんとオチのついた話が多い。
投稿元:
レビューを見る
星さんの数ある話しのあちこちから集めたのが今回の「ちぐはぐな部品」だそう。なので、とってもSFな話しもあれば昔話やパロディもあり楽しめる一冊だと思います。
"ネチラタ事件"は笑わずにはいられませんでした。とくに面白かったです。
また、「そうくるか!」と思うような"変な侵入者"や"陰謀"、なんとなく切ない気持ちになる"廃屋"などあり、とても良いです。
ただ、星さんを好きで前から色々と小説を読まれてる方は、何話か読んだことがあるのが入っていたのではないでしょうか。
。
投稿元:
レビューを見る
「神」が秀作、ぐっとくる
「意地悪な星」はそこまででもない
「壁の穴」は時代を見通す先見の明というより、純粋に人間に対する鋭い洞察を感じる傑作
宇宙、未来、新発明を扱うシンプルで正に星新一に求めるショートショートという作品から、現代の寓話、昔話の再解釈、短編まで、星新一を一通り楽しめるお得な一冊。これは買って損はない。
どうでもいいけど、SFでしばしば強調される「古さ」なんて個人的にどうでもいい。古さを感じないからいい作品なの?。
「電子頭脳」のどこが古いのか。「コンピュータ」よりも電子頭脳の方が圧倒的に味わいがある。コンピュータが古臭くなる時も遠くないだろうに
投稿元:
レビューを見る
相変わらずの星新一。30篇にまとめられたSS集。
色んなテーマのSSがあってバラエティーや内容も豊富。
長さもバラバラなので星新一をとことん楽しめる一冊。
投稿元:
レビューを見る
さすが星新一!安定感のある面白さ。
日常生活のふとした時に読みたくなるんだよね、SS。
『ちぐはぐな部品』というタイトルもどんぴしゃで好みです笑
表紙の色合いもいいよね、まさにちぐはぐ感出てる笑
スカッとしたいときには是非♪
投稿元:
レビューを見る
2012年8月24日読了。星新一のショートショート集。1972年発行の初版を2006年に装丁・活字などを新しくしたもの。「ボッコちゃん」などは随分読んだがこの本に納められたストーリーは私にとってはいずれも初見のものだった。ディックやシェクリイなどのショートSFを多く読んだ身からすると、星新一のSFは軽く、宗教的・哲学的葛藤があまりないような気がして最近は読む気にならなかったのだが、後書きの「40年以上経っても古びない独特な文体」とのコメントには納得するところあり。「いじわるな星」「ネチラタ事件」「ヘビとロケット」あたりは結構好み。落語ネタや一発オチだけのショートショートでも「これはSFだ」と言い張るとSFになってしまうのは面白い。
投稿元:
レビューを見る
星新一の作品はどれも本当に面白い。この作品集の中だと特に「抑制心」が印象に残った。彼のショート・ショートは最後に思わずニヤリとさせられてしまう作品が多いので、外で読むとちょっとした不審者になりかねないのが嬉しい悩みだろうか。
本屋で見かけたらつい買ってしまう著者の一人。
投稿元:
レビューを見る
数年前はつまらないと思い途中で読むのを止めてしまった小説だったのですが、最近本棚から引っ張りだして読んでみたら不思議ととても面白く感じました。これは私ごとのエピソードなのですが、以前より文章を読めるようになったのだなぁと、感動。
どの話も、オチがあって、風刺効き、訴えかけるものがあります。一つ一つが洗練されていて妥協していない感じに、作者のショート・ショートにかける情熱とこだわりがひしひしと伝わってきました。
とくに『壁の穴』という話が面白かったです。輝きに満ちた世界を次々目にするにつれ、今いる現実がちっぽけで劣っているように主人公には映ってきてしまったのかもしれません。現実逃避に溺れていくにつれて様子が豹変していくところは、読んでいて恐ろしさを感じました。私には、ナイフであけた穴から様々な景色を見ることに夢中になる行為は、現代のインターネットに没頭する人の姿にも似ていて、もしかして作者はこのことを見越していたのではないかと考えてしまいました。
投稿元:
レビューを見る
星新一さんのショートショートはいつも皮肉が効いてます。
いずれも短いお話で、ちょっと空いた時間に読めるのが良いです。
投稿元:
レビューを見る
オチが割とシンプルでブラックなものが多い作品集。だましていると思っていたら実はだまされていたとかいう、星新一らしい作品が多いのだけど、モテる男を拘束したのが婦人警官など、割とオチが弱い物が多い。
それもそのはずで、星新一としてはかなり古い作品が収められている模様。さらにいろんな名作を下敷きにして、「あのオチは実は」というものもあり、星新一らしくない物も多い。
投稿元:
レビューを見る
あとがき
これは、新しい「あとがき」です…
…
昭和61年6月 著者
…て、ええ!?
私がタイムマシンに乗っていたのか?
投稿元:
レビューを見る
『凍った時間』『変な侵入者』『神』『ネチラタ事件』『鬼』『出入りする客』『壁の穴』がお気に入り。
『壁の穴』このナイフすごく欲しい!