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太一郎は前作でおうちに帰ってしまったので、今作ではあんまり出ないかと思いきや…かなりがっつり…いいように使われてますやん(笑。
新人さんが来て、どうなるかなーと思ってたのでちょっと嬉しい。
それにしても鰻屋、呪いを送るほどの理由が知りたかったかも。
何もそれなりに繁昌してる店の向かいで、相手に呪いを送ってまで開店する必要があったのかなぁと。
そこだけ疑問が残ったかな~。
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新登場の庄三郎。
辛い過去も、伊平次にかかればあっさりしたもの(笑)
でも、伊平次や太一郎、巳之助に、救われていくことにほっとする。
巳之助が、いいやつ過ぎて本当に面白い。
太一郎も、父親との仲が修復されて、どこかふっきれたようだし。ま、猫や水が平気になる日がちゃんとくるかは謎だけど(笑)
猫除けの根付の一件は吹きだしちゃった(笑)
続きがとっても楽しみ。
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憑きものばかりの皆塵堂に現れたのは、ツキに見放された不運の男だった。母親と美しい妻を村に残し馴れぬ呉服屋奉公を勤め上げるが、村では石礫で迎えられ、給金も家族も丸ごと失ってしまう。恨みを晴らす丑の刻参りの道具を求めた庄三郎に、店主の伊平次は!? とぼけた人情味と怪談噺で大注目、お江戸ミステリ。
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皆塵堂シリーズ第2弾
丑の刻参りの件は怖かった~。夜中に読んでてぞくっとした。
基本的に「憑りついてる古道具」の話なので、悲しい事件の被害者などの話なんだけど、全体的には明るいトーンで読みやすい。猫の件はかわいそうであまりきちんと読めなかった。
うなぎ屋の話は胸がすっとした。
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「古道具屋 皆塵堂」シリーズ第二弾。
可愛い表紙と魅力的な登場人物たちでマイルドにはなっているけれど、きちんと怪談。
今回皆塵堂に現れたのは、朴訥で真面目なのにツキに見放された不運な男 庄三郎。これが本当に可哀そう。第三話「憑いているのは」では、そんな彼に憑いているものの正体が明らかに....とは言っても厄病神ではない。
前作で主人公だった太一郎もちゃんと実家の若旦那として引き続き主役級で参加。考えてみれば曰く品を扱うこのシリーズには欠かせない存在なのだから当然。猫が苦手な太一郎と猫の鮪助とのやりとりはいつも微笑ましい。
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シリーズ第2段。
最終巻を読んでからシリーズを追っているので、
庄三郎さんがどういう人物か知ってはいたけれど…。
今回もとても楽しくあっという間に読めました。
猫と川と鰻が苦手な太一ちゃんが
お客さんの前だと立派になっていて……
感動しました(笑)
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再読。
『曰く品』も構わず扱う古道具屋《皆塵堂》で今回修業するのは『陰気なすっとこどっこい』の庄三郎。
彼の重すぎる身の上を癒すには、恐ろしくてお気楽な《皆塵堂》はピッタリか。
やはりキャラクターが良い。
気を遣っているんだか面白がっているんだか分からない店主、超現実主義で仕事が出来すぎる小僧、店の経営状況など気にしない地主、猫が好きすぎる乱暴な魚屋、水と鰻と猫が大嫌いなのに何故か猫に空かれる古道具屋若旦那。
全体の雰囲気もホラーとおとぼけが上手く噛み合っていてテンポ良く読めた。
最後も上手く収まり、いつものオチ。
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家の借金を返すため、村を出て3年働いてきた庄三郎。
ようやく母と妻の待つ、田舎へ帰って来たが、庄三郎を待っていたのは。
どの話も救いようがないような気が滅入る話。
なのに皆塵堂の面々が絡むと、ちょっと切なく、でもどこかホッコリした気持ちになる。
鰻屋の掛軸、自殺した許婚の鏡台、重い大八車、釣り忍、猫除けの根付。
前作、頼りなかった太一郎さんがしっかりと活躍してるのが嬉しい。
最後の話にニヤニヤが止まらず。
そんな奴は放っておいても碌でもねえ目に遭うものさ。
わざわざこちらから関わることはない。
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二巻の方がなんだか読みやすかった
気の毒な人があんまり死んでないからかな
かわいそうな人が死んじゃって幽霊になる話はやっぱり夢見が悪い
そして主人公が入れ替わっててびっくり
なるほどこんな感じで進んでいくのかな、と思うとまた一段と読みやすくなった
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