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きっかけ:柚木沙弥郎の個展に行ったらおいてあったので早速図書館で予約。
感想:前から知ってはいたけどここまでツボにくるとは思わず、感激!仕事ぶりも、植物がルーツにあるもの最高。色使い鮮やかなのに可愛くてたまらん…。
p104
○甕垂文着物、1965、芭蕉布
→まさか甕を模様にするとは。でもたしかに可愛いかも。
○山並文帯地、1954、紬
→青、黄、赤、紅、紫、の山が連なっているのが可愛い
○結び文帯、1955、絹
→ピンクの布地なのに落ち着いていて可愛い
○小紋山形文帯、1965、絹
→ランダムな色のジクザクと、蔦や葉っぱなどのモチーフが交互にかかれていてかわいい(モリスみたい)
p102
○ようこそ文のれん、1975、木綿
→ようこそようこそ、と言葉が並んでいると思わず笑ってしまうし元気が出る!
p94
本当に好きなものだけを集めるとその人の個性が表れる
(略)
地域、時代、素材、大きさにこだわることなく、自由に組み合わせて、そこから生まれる思いもよらぬ美しさや雰囲気を楽しんだ。
→モノをもちたくない、と思い続けてきたけど、やっと集めてみてもいいかも、と思える生き様。
p66
○李朝の函文帯地、1965、紬
→蒐集品を作品にしてしまうのも素敵!しかもまたそのハコが可愛い!
p87
○沖縄風物、1939、紬
→赤と黄をベースに風景をかいて、こんなにも可愛いなんて。画面の中の色のない部分の使い方がうますぎる。自分だと絶対にできないはずなのに、つくりたくなってしまうし、見ていてハッピーな気持ちになる。
p74
○紙雛図、1949、絹
→ひなまつりのとき、これさえあればいいと思ってしまうくらい同じくハッピーな気持ちになる。お祝いの気持ちとにこにこと優しい芹沢さんの人柄がすごく伝わってくる。こんなに赤が多いのにキツくないのもすごい。
p80
○型染めカレンダーの動物
→チョウやウサギ、さるやシカ。とにかく可愛い
pなし 冒頭
○かたそめちょう、1939、絹、麻、木綿
→型染め裂を50枚以上貼り込んだ折本。可愛すぎてずっと眺めてたいけどなんと5冊しかないらしい。むしろそれだけあるだけでもいいのか…。24.9*12.5の大きさだから思ったより大きいので存分に眺められそう…。