紙の本
生きる知恵が詰まっとります~
2014/10/04 00:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tani - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんな事でも、"笑い"や"ユーモア"として捉えたら、
こんな楽しい世界は無いでしょ?
そして、それを実践する人たちがいる世界が身近にあるって事は、
素敵な事なんじゃないのかな。
肩肘張らない生き方を教えてくれる1冊。
投稿元:
レビューを見る
大阪の庶人の味のある言葉が並ぶが、やはりダイアログの中でこそ活きるというもの。会話形式か、4コマまんがにすればよかった。
投稿元:
レビューを見る
心に響くフレーズ
① 帰って金魚にエサやらんと。
② 何を言葉置きにいっとんねん。言葉に心を込めて。
③ どこに食いついとんねん。
④ カッコ悪すぎて、カッコええわあ。
投稿元:
レビューを見る
最近は、いろいろと現実世界に辛いこと、大変なことが多いから、こういう本でクスッと笑って、少しでも大阪人のユーモアをおすそ分けしてもらって、元気になれました。
投稿元:
レビューを見る
人間関係から人生訓まで『笑い』の一言で世渡りしてきた大阪人の知恵が詰まっている。大阪在住のコラムニストである小杉なんぎんさんだからこそ書けた一冊。
めちゃくちゃ面白い。ずっと読んでいられる。
聞いたことあるものからマニアックなもの、いつ使うんや!って思うものまでたくさん収録されている。
気に入ったものをいくつか。
・「今のセリフ、瞬間冷凍させてもろたで」
禁煙や禁酒を人前で宣言すると、首根っこを掴むようにこう宣言する大阪人がいる。対義語は「お前のセリフは、すぐ腐ってまうのお」
・「牧場は北海道やで」
大阪人の言い回しに源までさかのぼるというのがある。
例えばうどん屋で肉うどんを注文して出てくるのが遅かったとする。
はじめは「肉うどんまだか?」「えらい、遅いのお」くらいだが、それでも全然注文がこないと「肉買いに行ってんのか?」「牛育ててるんか?」「牧場は北海道やで」まで行き着く。
・「やる気とお日さんは出すもんちゃう、出るもんや」
人のやる気は出そうと思って出るわけではない。
・「下向いても地べたしかないで」
叱咤激励の言葉も大阪ではこうなる。落ち込んで俯いていてもいけない、胸を張れという意味。
・「花が枯れんと、花瓶は見えへんからねえ」
外見の美しさに惚れて付き合ったけれど、内面がとんでもない奴だった時に言う言葉。花の美しさに目を奪われて、本質が見えていなかったことになる。
———紹介(公式より)———
「下向いても地べたしかないぞ」「きつねうどんにきつねはおれへんで」「出世魚も最後は刺し身や」「大吉出るまでおみくじ引き続けんかい」「人生やり直すんやったら精子からやり直せ」「百パーセントはジュースだけにしとこ」「無理はせなあかん。けど、無茶はしたらあかん」
辛らつだけど、どこか温かくて、ときどき真理をついている。そんな魅力あふれる言葉を集めた、読むだけで元気が湧き出る「大阪人の格言」集!
逆境を軽やかに生き抜くための大阪人の言葉165を収録。