投稿元:
レビューを見る
コミックスサイズの可愛い詩集!読書時間もコミックスとおんなじくらい。さくっと読めます。必要なのか?と思うような無駄に難しい漢字もありません。ロマンチック。でもザクザク刺してくる。でも、なんか明るい。「みんな死ね」って言ってるけど爽やか。
投稿元:
レビューを見る
あなたの言葉がそこにあるのだと。
いいなあ、いろんな面でそう思う。
タヒさんはそんなこと言いたいのかどうかもわからないけれど、俺にはさ、正しさなんてないし、あなたが感じている世界は一つしかないし、それを言葉にするならば、それはあなたの言葉でしかないし、なんか、正しいとかそんなことどうでも良いから、自分の感じているように、言葉を使えばそれで良いじゃん、って言ってるような気がする。
それ見て俺は感染しているだけだ
自分自身であればいいんだと。たぶん詩人はいつだって、ロックンロールを言葉にしているんじゃねーのって。
思うんですよ。
投稿元:
レビューを見る
タヒさんのことをどんな人か想像するとどうしてもTwitterアイコンのたひーんうさぎで想像してしまうので、作者から掘り下げることはできないし、たぶんそんな必要はない。
私であったり誰かであったり街であったりに、鏡を向けたら言葉になって写し出されたような詩集だと思った。
言葉の流れが気持ちいいから、電車の車窓から見える風景にARとかで浮き出たら素敵そうだ。
投稿元:
レビューを見る
年をいった人々の書く、土や虫や星についての詩ではなく、人間と死とさみしさと女の子について書く、その一つ一つがもう喫緊の、予断をゆるさない、生死にかかわる、問題についての詩でした。血湧き肉躍り骨軋み息塞ぐ、いまかかなければしんでしまうんだ、という苦しさが大きく伝わってきました。今言わなければ明日もう言えないかもしれない、今泣かなければ明日もう叫べないかもしれない、人生のタイムリミット(非常に短い場面で設定された秒刻みのもの)のなかで紡がれた文字で、それはたしかに血を流しているようでした。でもタヒ先生自身は優しくて、全然泣いてなんかいなくて、泣いてるのは私たちで、それを笑ってすくい上げてくれてるんだなあと思いました。
投稿元:
レビューを見る
死と隣り合わせの、日常。
美しさも醜さも、誰かを愛する気持ちも
永遠なんて、と、思わせて
永遠が欲しい。
矛盾しているようで、してないないようで。
それも死と隣り合わせの、日常。
すばらしい一冊。
投稿元:
レビューを見る
ーー生きてほしい/死んでほしい 愛されたい/殺されたい 愛したい/殺したい
泣き叫ぶような〈わたし〉のなかにある生々しいぐちゃぐちゃな破壊性のあるけれどもうつくしく、くり出されるエモーショナルな鮮烈な「生」の言葉の乱打にひきこまれた。
投稿元:
レビューを見る
お風呂で
CLUB SODA のペットボトルに
PEACHTREE をそそいで読んだ。
ふせんの色は
蛍光ピンクブルーイエロー
投稿元:
レビューを見る
詩を読んでみる。タイトルに惹かれて。
読む前からちょっと予想はしていたけど、よくわからない世界でした。でも、あとがきはめっちゃよかった。心に沁みてくる。だれにでも「表現」はできるのかと、救われる。
投稿元:
レビューを見る
鋭利かつ叙情的な言葉で剥き出しの感情と誰もが抱える孤独を浮き彫りにする44篇の詩。現代詩の概念を打ち破るように、詩の新たな楽しみ方を提示し続けるネット世代の詩人・最果タヒが綴る、表現の新次元。普段、詩を読まない人にこそ届いてほしい一冊です。
投稿元:
レビューを見る
ネットで見かけて気になっていたので手に取った。これは凄い!ことば、表現のひとつひとつが心にグサグサ刺さる。眠らせていたものを無理やり起こされるような。
あとがきにも感銘を受けた。私にも言葉で何かを表現したい、と思わせてくれる一冊だった。
投稿元:
レビューを見る
染み入ってくる。そういう言葉たちに出合った本。
「わたし以外のだれかにしあわせにしてもらえたらいいのに。わたしのことをすきなまんまで。」
最初はなんのこっちゃ?だったこの言葉が自分なりの解釈で読めるようになるまで3周したので、何回読んでも楽しめる気がしています。
そのときの自分の心持によって全然違う本になりそうです。
そうそう。
本当に無感情に声に出したくなる本です。
朗読というか、読み聞かせというか。「読み言い聞かせ」がしたい。自分に。
投稿元:
レビューを見る
著者が出演した時にたまたまラジオを聞いていて,興味を持ったので図書館に予約して読んだ。
若者の感性だね。
投稿元:
レビューを見る
言葉にすると虚しくなるような、身近に感じていたもやもやとした、鬱々とした、扱い方がわからない気持ちを、表現されてしまったように感じた。詩は「文字」にすることの虚しさとの戦いかなぁと思ってたけど、言葉で表現することに勇気付けられた気がする。
投稿元:
レビューを見る
厨二だという意見もあるようですが、思春期のころのああいう感覚が、とても自由な地点まで止揚されている感じがあって、わりと好きです。都市の夜のとても静寂な、自由さ、みたいなのを感じます。宇宙感ある。
投稿元:
レビューを見る
たまたま手に取って読んでみた詩がどんぴしゃで、惚れてしまった。詩集を買うのは初めてだったけれど、とってもよかった。こんな言葉遊びがあるんだ、とページをめくるたびに感動する。一見繋がってないふうに見える言葉たちでも、心に訴えてくる何かを秘めている。最果タヒ、ハマる。