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取り扱っている内容もアドラー心理学、そして小説形式ということで、『嫌われる勇気』にぜったい影響を受けただろうと勘ぐってしまう作品。
しかも、アドラーの考え方があんまり小説に反映されていないような気がして、ちょっと退屈してしまった。
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アドラー心理学を小説仕立てで紹介する内容。主人公が自分を変えるために7つのステップを実践する。主人公は自分が変わる必要性を感じていなかった。しかし、自分の目標を見直し、人との関わり方を変えたことで新しい自分になっていた。解説が堅苦しくないし、ストーリーも面白いのでとても読みやすくわかり易い。
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会社のオフジョブトレーニングとして受講することになった自己成長トレーニング、自分を変える7つのステップに基づき、メンターからの週1回のディレクションを実生活を通じた実践と振り返り。
主人公が自身の劣等感やライフスタイルに気づき、コモンセンスにより共同体への貢献をめざすことによる、仕事・人づきあい・家族の課題克服と成長のストーリー。アドラー心理学を実用するための理解を深めるとともに、お話としても楽しんだ。
奥歯をかみ合わせて唇を左右に広げる。頬に微笑み、周りは仲間が印象的だった。
14-179
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勇気の心理学。共同体との良好な関係、劣等感は飛躍の原動力、私的論理、共同体への貢献、得る人から与える人へ、相手への思いやり、パートナーへの献身。
劣等感、劣等・優越コンプレックス、決定論・目的論と目標・ライフスタイル、私的論理・コモンセンス・早期回想、共同体感覚、三つの課題 対人関係・仕事・パートナー。
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今、読むべき本だった。改めて、この先ビジネスマンとしてどう生きていくのか、頭の整理ができた気がする。人の心の琴線に触れるストーリーに組み込まれながら、物凄く理解しやすい本。
また、たまに読み返そうと思う。
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・・・・・・っということで、アドラー本2冊目。
どうもアドラーという心理学者には、他人に自分の考えを広めさせたいと思わせる力があるようだ。
前回読んだ本と違って、今回は曲がりなりにもアドラーが唱えたセオリーをベースに、我田引水に陥らずに解りやすく解説している。
しかし、解りやすくかみ砕きすぎて、この本を読んでアドラーが解ったと勘違いしてはならない。
どんな高邁な理論も、実生活に役立たなければ何の価値もない。
そこで著者が工夫したのが、「小説スタイル」をとることである。
アドラー理論を実生活に応用している小説である。
まるで漫画で見る歴史みたいに解りやすい。
ぼくには成功しているようには見えないけれど、こういうアイデアにチャレンジしようとする精神は好きである。
著者の小説家としての才能は、残念ながらお粗末としかいえない。
こういうアドラー本が粗製濫造されているのは、今の若い人が歯ごたえのある読物を好まないからだろうか?
次はもう少しアカデミックなアドラーを読んでみよう。
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しなくても良いとわかっていても周りと自分を比べてしまう。
その結果、劣等感で落ち込んでしまう。そんな方に読んで欲しい1冊です。
おすすめポイントランキング
第3位「小説なのでサクサク読める」
この本は、小説です。主人公の商社マン松田勇二が、会社から「自己成長トレーニング」のセミナーを受けるよう指示を受けることから物語がはじまります。
このセミナーは全8回、7つのステップについて説明を受け、実生活で実践していく。その中で日々の変化を描写しています。
内容はそんなに濃くないと思いますが、アドラーの成功哲学について知りたい初心者の方には、わかりやすい内容になっています。
第2位「共同体感覚」
私たちは共同体の中で生きています。小さな単位からだと、家族、ひらく、仙台市民、宮城県民、日本国民…一番大きな単位では、宇宙といった具合です。私たちはどれだけそのことを意識しながら生活していますか?
おそらく、日常的に「共同体感覚」を意識している人は少ないと思います。
この感覚があると、相手と自分は対等であることを認識して、相手を尊重し、相手へ貢献しようと思えるようになる、という考え方が、「共同体感覚」です。
知らない場所でもすぐに友達を作れる人と、そうでない人は、この感覚に違いがあります。はじめて会った相手であっても、自分と同じ共同体の中の一人、そう思えば、今までより少し、話しかけやすくなるかもしれません。
第1位「過去の自分から新しい自分に生まれ変わる過程」
先にもお話しした通り、この物語の主人公は商社マンです。松田さんは、営業部でナンバー1の売上を目指し、一生懸命仕事に打ち込んできました。
しかし、セミナーを受けている過程で、その目標が、自分が誰よりも常に1番でありたいがためだけの私欲であることに気づきます。それが会社のためになるなら別にいいんじゃないの?そう思う方もいると思います。確かに彼が売上を伸ばすことで会社の利益にはつながります。しかし、松田さんがどんな場面においても、「誰よりも常に1番、トップであること」は現実的に可能な話でしょうか。誰よりも注目されたい、優れていたい、という想いが、彼自身を苦しめていたのです。
ではそこから、彼はどうしたのか、続きが気になる方は、ぜひ読んでみてください。
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私自身人付き合いが得意な方とは言えない。ぶっきら棒だし、会話を合わせるのは至
難の業。目を合わせて会話するのが本当に苦手なんだな、とも最近良く思う。
これが私の劣等感の一つ。
私は誰とも仲良くしたい、とも思っている反面、人間関係に難しさを感じている。
劣等感は他にもある。いわゆる使えない奴、と言われてきた事。今思うと本当に使えない奴だったのでどうしようもないんだが、それでも劣等感という爪痕を私の男なのに情けない位に繊細な心に与えられた。
では、この劣等感。回避するにはどうしたらいいか。利己主義に走らず、自分を保つ為にはどうすれば?それは自分の得意分野からの社会的貢献を通じて、共同体感覚をもち、コミュニティに貢献する事。隣人を愛せよ、とあるがまさにそれ。
私の今年の一番の発見はアドラー心理学だ。
その中でもこの共同体感覚は私のこれからの人間関係の中核であるだろう。