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紙の本
解説で内容の面白さを知る
2005/10/05 18:16
14人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:濱本 昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る
完読に3ケ月掛かった。評論を読む事が多い私だが、たまには、小説も読みたくなり、小説ならば、SFだなという事で書店で目に入った文庫本を購入した。かなり、分厚い本で、読み応えに期待したのだが、内容は、ほとんど分からなかった。途中からは、字面を追っていただけのような気がする。やっぱりSFは、アーサー・C・クラークが最高である。彼の作品で退屈をした覚えが無い。本書の内容は、解説を読んで初めて理解出来た。地球人がある惑星に移住し、その惑星で繁殖、人口を増やす。その後、大規模な宇宙船で大量の地球人を送り込むが、その時は、その惑星の住人の生活、思考等は、地球人のそれとは、全く違うものに進化していたという話しだったそうである。その概要を知ると、面白そうだと思い、読み直そうかとも思ったが、止めにした。その惑星では、貨幣は意味を為さないものになっているという。私の理想の社会である、お金の無い社会がこの小説には描かれていたのである。理解出来なかったのが残念に思った。本書を読み終えて、小説はもういい、また論評の読書に戻ろうと思った次第である。次に読む小説もやっぱりSFになると思うが、もう少し分かり易いものを選ぼうと思う。
紙の本
「ほかならぬ自分が戦わなければならなくなると、戦い取る価値のあるものなんて、びっくりするくらいわずかしかないもんです」
2010/07/21 15:47
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:成瀬 洋一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宇宙の彼方の植民惑星を舞台に、「無尽蔵の資源とそれを活用する技術が与えられ、しかも過去の思想や因習に囚われない世界に放り出されたとき、人間はどのような世界を構築するのだろうか」という思考実験をおこなった作品で、ホーガンがたびたびテーマとした、保守的で硬直しきった組織と自由闊達な人々との対立を背景に、かろうじて理解可能な程度に異質な思考をする文明と接触した顛末を描いた長編。
旧世界ではダメ人間とレッテルを貼られたような人々が新世界に適応して活き活きと動き出す姿と、旧世界のエリートが空回りする姿を笑い飛ばしながら、文明(価値観)の対立、教育の重要性、社会秩序と統治機構などについて考えていくハードSFアクション。
『星を継ぐもの』や『未来の二つの顔』といった代表作には劣るものの、好きなホーガン作品の1つです。
紙の本
断絶への航海
2017/04/29 12:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yasu - この投稿者のレビュー一覧を見る
さずがジェイムズ・P・ホーガン。地球での人類滅亡を心配した人類が宇宙へ人類の種を送り出し、人類が生存可能な星・ケイロンを見つけ、繁殖を始めたところに人類が支配するために向かう。人類とケイロン人はどのように接するのか?
「ケイロン」って、宇宙士官学校の上位種族の名前なのは偶然?
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