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単独では普通だが、シリーズとしては必要な部分
表紙 6点前嶋 重機 内田 昌之訳
展開 6点2006年著作
文章 7点
内容 645点
合計 664点
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時系列的には1の続きだが、1の登場人物の続きの物語は3なので先に3を読んで次にこれを読んだ。3を読むのに2は不要だが、3への伏線は2に描かれている。
話はおもしろいんですけどね。死人の遺伝子利用でよみがえらせたボディに意識を入れ込むってどうなんだか。最後は本人が望んだこととはいえ、そんなに簡単にポイできるのだろうか。その責任をたらい回しにして結果そうなったんだけど、どこか浅いんだよね。ということで星は3つ。
話とは関係ないけど、この内容でこの表紙は変だし、タイトルも、直訳だと魅力ないけど内容とも合ってない。
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スコルジーの二作目。前回作に勝るとも劣らず、面白い。なぜ裏切ったのか、クローンということはどういうことなのか。意識を転送するとは?自我とは?軽快な語り口を快調に読み進んでいくなかでも、ところどころ立ち止まって考えたくなるテーマが出てくる。三作目も楽しみ。少し、前作から時間を開けて読んでしまったのが、後悔。世界観は密接にからみあっているので、一気に読んでしまうことがオススメ。
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老人と宇宙の続編。前作に出てきたジェーンも出てくる。
前回が夫婦の物語だとしたら、今回は親子の物語になるのかな。
それと、自分探しの旅。
特殊部隊の人間は成人した状態で生まれてくるわけだけど、
正義や道徳の概念はどうやって定着させているのかと疑問に思った。
それも、テンプレートの人格である程度は補えるものなの?
善悪の判断や、社会におけるマナーとかって、子供のときから少しずつ身に着けていって、
ようやく10歳くらいである程度まともになるんじゃない??
と、自分自身の成長の記憶や、自分の子供を育てた経験から思った。
なんか、そういうところはこの小説はご都合主義で逃げているよなーと思わざるを得ない。
特殊部隊は、哀れだと思う。
彼ら自身にその自覚はなくても、いったん退役して普通の体になって子供をもうけることがあったら、
いかに自分たちが非人間的な扱いをされてきたかを、ようやく理解するのではないか。
ほとんどの特殊部隊の人が気づく前に戦争で死んでしまうのだろうけど。
次はラストコロニー。どういう邦訳がついているのかはまだ知らない。主人公がジョン・ペリーに戻るらしい。
蛇足。130p、R・ダニール・オリヴァーとあるが、オリヴァーなの?
オリヴォーだと思っていた。誤訳?
このシリーズ、誤訳と言うか、邦訳の際のミスが多くて、その点だけイラっとする。
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前作からすぐに今回の作品を読んだが
登場人物の描写がとても上手く感情移入させられる話であった
主人公や登場人物など魅力的であり
話の中のジョークはクスクス笑えて面白かった
読み終わった後の清々しい気持ちを感じることができた