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この本を読んでニールス・ヘンリック・アーベルを初めて知った。
ガウスやガロア、アーベルにも言えるが数学者は若い内からその天才を発揮するというのは興味深い事象である。
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読了。
数学をつくった人々 II / E・T・ベル
数学をつくった人々 全三巻の二巻目。
ポンスレ、ガウス、コーシー、ロバチェフスキー、アーベル、ヤコービ、ハミルトン、ガロア、ケイリーとシルベスタ
前作より実績の数式が載るようになったので頭が痛くなりましたが、一ヶ月以上かけて読み終えました。
ガウスがこの本の1/4を占めてますね。
ガロアの生涯は他の本で読んだけど、相変わらずかわいそうというかなんでそんなにひねくれちゃったの~みたいな感じを受けております。
死後に論文の存在で一躍有名になった典型的な例ですね。
アーベルもかわいそうなんだよねぇ
数学者の名前は、前にも書いたけどサイモン・シンのフェルマーの最終定理で出てくる人たちがいるので意外と名前は知ってます。
ガウスはピップエレキバンなどで有名なので当然として、コーシー、アーベル、ガロアはたしか出てきます。
※ピップエレキバンは今はミリステラという単位らしいですがw
長々と読んでいたため4月がゼロ冊でした。
月一冊ペースはいけるんじゃないかなと思ってましたが、解説の数式にやられた感じです。
それを横に置いておいてもたいへん面白い人物伝だと思います。
ちなみにこの本3年も積んでありました...w
さらに3巻目もしっかり用意して積んであります...
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古今の大数学者たちの伝記シリーズ。第2巻に描かれるのは、ポンスレ、ガウス、コーシー、ロバチェフスキー、アーベル、ヤコービ、ハミルトン、ガロア、シルベスターとケイリーである。筆致は、相変わらず闊達かつ辛辣である。例えば「アーベルが死に追いやられたのは貧乏のためであったが、ガロアが死に追いやられたのは愚行のためである」など、その通りなのだが手厳しい。しかし、変に褒めそやすより、欠点は欠点として描いた方が、その人物がより人間的に感じられる気がする。愚かとはいえ、やはりガロアは魅力的なのだ。