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どっかのサイトで見つけて手に取った本。ドラえもんとともに小学生があったし、誕生日も1日違い。シンエイ動画の社長のドラえもんとの人生を書いた本。こういう仕事をしている人はいまあまりいないなと思った。思えば代理店の人はこうだった。全く同じではないにせよ、義理と人情とか志で繋がらないと面白いものはできないだろうと意を強くした。
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テレビ朝日版のドラえもんの再アニメ化に奮闘した人の話。この人なしでは今のアニメ『ドラえもん』はなかったよう。なお、ドラえもんの再アニメ化については、高畑勲が企画書兼レポートを書いたのだとか。こんなところで関わってたのか。ちなみに、本書中には宮﨑駿の名前も何度かでてきた(ドラえもんには関わってなかったようだけど)。
読んでて思ったのは、この著者、啖呵切りすぎだろと。第1章にて、テレ朝にドラえもんのパイロット版を見せに言った時に、代理店の関谷という人の言葉にたいして、『代理店の人間は、いけしゃあしゃあと嘘がつけるものだと感心しました』とあるけど、その後の章を読んでいくと、著者のほうがひどかった。
シンエイ動画の名前の由来を初めて知った。元々、Aプロダクションがあって、それの新しいプロダクションだから、『新Aプロ』、つまり『シンエイ』なのか。
昔、ドラえもんのカレンダー応募のハガキは切手がなくてもテレビ朝日が切手分を負担していたので届いていたらしい。今じゃさすがにそんなことないと思うけど。なお、子どもの字で『東京都 ドラえもん様』としか書いてないハガキでも届いていたとのこと。いやでも、住所ちゃんと書いて送れない子どもが『様』って書くんだろうか(そんなに重要なことでもないけど)。
なお、クレヨンしんちゃんから原恵一を降板させたのはどうやら著者が追い込んだかららしい。お前のせいか! と怒りたくなったけど、確かに『戦国大合戦』はクレしんらしさが全くなかったので、あれはクレしん映画としては自分も駄作だと思う(オトナ帝国はすばらしくよかったと思うけど)。
ところで、『藤本先生は善と悪があって初めて人間だと思っていたんです。』とあるけど、出木杉はどうなるんだ。駄目な所も悪い所もあるように思えないのだけど(だから、あまり活躍しないわけだけど)。
『ドラえもんのうた』を作詞した楠部工という方は、当時中学二年生だったそう。そんな子どもが作詞した音楽だったということを初めて知った。長い間OPだったけど、今の子どもはこの歌を知ってるのだろか。
2005年からのキャストを一新したドラえもんについては、声優陣から戸惑いの声があがってたのだとか。「生涯現役だと思ってやってきたのに、なぜいまなのか」と。自分も当時は結構ショックだったなぁ。野村道子さんはなぜかワカメの声まで降りたし。
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シンエイ動画の由来や現在馴染みのある「ドラえもん」がいかに難産だったかを楠部社長が語る。
自分を割り切ることで制作者に最大限の仕事をさせる営業の鑑。
声優交代の断に関するエピソードも誠意的である。
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不本意な出来に終った日本テレビ版ドラえもん。
藤子F先生が再アニメ化に応じてから、程なくテレビ放送されたものと思いきや、1年以上の産みの苦しみがあった。
結局、テレビ朝日が引き受けた訳だが、時の編成部長が小田久栄門(おだ きゅうえもん)。
神は実在するのか? この名前、あたかもオバQとドラえもんの合わせ技。ここぞという場面にこれぞという人間をピンポイントで配置する天の配剤があるのだろう。
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サンちゃん、最高ですね。
裏方に徹するサンちゃんが、格好良かったです。
ドラえもんが大好きなので、サンちゃんのことも、好きやなあ と思いました。
私は、のぶ代ドラも、わさドラも、どっちも本当に大好きです。