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日本にもLINE,楽天、ニコ動画などあるがほとんどのサービスはアメリカのPFによって握られている。
効率化の第一歩は権利情報のデータベース化や集中管理の促進。つまり莫大なコンテンツについて権利者の情報が集約されてデーtベース化され検索すれば権利者に行き当たることができ、あまつさえ権利も統一的に管理されていて、一定の条件で自動的に許可が取れるようになれば、大量デジタル化は容易になる。
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購入。
世界のデジタルアーカイブの現状について解説し、日本の取るべき政策を提案している。
Googleが本をデジタル化しているが、私企業の1つが文化的な事業を独占した状況というのは正しいのか? とフランスは考えているらしい。そのような背景をもとに現在はユーロピアーナで著作権の切れた様々な芸術作品や文学作品が読めるようになっている。
日本では国立国会図書館や国立公文書館の動きが紹介されていた。
予算についてはデジタルアーカイブに使われている金額は外環道25cm分だけだそうで、この例えで少なさがよく伝わってきた。
孤児作品の処理の仕方に結構なページを割いてあり、著作権処理の大変さが何となくでも感じられる。
文化を残すことと、金銭で作品に報いることのバランスはとても難しい問題だと改めて認識した。
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[ 内容 ]
「アーカイブ」とは、従来図書館や博物館が担ってきた、過去の文書や映像・音楽などを収集・公開する仕組み。
いわば「知のインフラ」であり、その有効活用によって社会が得られる利益は計り知れない。
しかし近年、アーカイブのデジタル化に伴い、これら「情報資産」を巡る国境を越えた覇権争いが激化している。
グーグルやアマゾンなどアメリカ発の企業が世界中の情報インフラを掌握しつつある一方で、お粗末極まりないのが日本の現状。
本書では世界を巻き込んだ「知の覇権戦争」の最新事情を紹介し、日本独自の情報インフラ整備の必要性を説く。
[ 目次 ]
第1章 アーカイブでしのぎを削る欧米
第2章 日本の大規模デジタル化プロジェクトたち
第3章 知のインフラ整備で何が変わるのか
第4章 「ヒト・カネ・著作権」
第5章 最大の障害「孤児作品」
第6章 アーカイブ政策と日本を、どう変えて行くか
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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問題意識と具体的提言に筋が通っていて共感出来る。
ただ、著作権等も含めて収蔵が難しい過去のデータは、費用対効果が薄いので割り切りも必要では?
予算を集中するとしたら、今後の著作物に対するアーカイブ化費用の最小化と権利関係の法整備に注力すべきかと。
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日本もディジタルアーカイブにもっと金かけないといけない。残念なことに今のままでは欧米にかなり遅れてしまう。法律整備も重要。
書評で知って図書館から借りた。
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日本の遅れが気になった。長尾真の登場で図書館界は進化したが、公文書館等の、公文書館法は秘密保護法との兼ね合いでどうなっているのか。外交での幼さの露呈は、先人の知恵の軽視から来るのではないか。
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ちょっと作者の思い込みと言うか、押し付け感のようなものがあるが、他であまり知る機会のない、権利処理の実際を知ることができたので、プラマイゼロで。
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デジタルアーカイブをめぐる世界の情勢と、日本がとるべき具体的提言が説明されている。デジタルアーカイブ・アーカイブを学ぶ上でまず読みたい1冊。
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【由来】
・図書館の新書アラート
【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
・グーグルなど米国発の企業が世界中の情報インフラを掌握しつつある近年、アーカイブのデジタル化に伴い、「情報資産」をめぐる覇権争いが激化している。その最新事情と日本独自の「知のインフラ」構築の必要性を説く。
【目次】
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仕事上、読めと言われたから読んだ
インフラの一元化が、情報機会の均質化でなくて、多様性に繋がるには、どうすればいいか、というのは大事な問いですが、求められたのはそこではない
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感想
知識の大衆化。特権階級に独占されていた時代は終わりを告げた。誰もが知識に触れられるがそれは表層的なもの。知識の独占は分権的体制に反する。