紙の本
読んでから気がついたシリーズ2作目!
2019/08/30 17:12
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投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ことり屋おけい探鳥双紙」の表紙絵が目に留まり、手にしてから、梶よう子さんの本を読んでみようとこの本が3作目!
地元の歴史を学ぶ時に、薬園のこともあり、興味深いでした!
梶よう子さんの作品は、善人しか出てこない印象で、読後感も好きです!
次は、シリーズ1作目「柿のへた」を読みたいと思います!
今回の続きも楽しみです!
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前回からとは方向性が変わったのか今回は恋愛メイン?
それでも、良い人の話は気持ちが晴れやかになって私は好きでした。
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ブログに掲載しました。
http://boketen.seesaa.net/article/408849518.html
草食系男子が主人公の、やわらかく暖かいものがたり
小石川御薬園につとめる若い同心・水上草介が主人公。
時代小説の主人公にはめずらしく、剣がからきしダメで、見た目もひょろひょろ。今でいう「草食系男子」。
しかし、草花への愛と知識は深く、さまざまな人々の身心の病にそっとより添うアドバイスが適確で…というハートウォーミングな連作集。
こういう、やわらかく暖かい時代小説もいいものですね。
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小石川の植物園には、学生時代足を運んだ事がある。友達のアパートが、近くにあり、広大な敷地に驚かされた。日々の季節の移り変わりや自然の変化に目を向けられる事の幸せを感じさせてくれる作品。のーんびり。ただ、あまり、内容が私には、あったなかった。
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おっとりしていてテンポの遅い草介。千歳との関係がとてももどかしく、縁談ももちあがる今回、ドキドキながら読みました。マイペースではあるけれど植物や樹木への真摯な姿勢は読んでいて好感がもてます。身分の違う千歳との関係も上手く結ばれるといいなと思う。続編に期待。
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シリーズ2作目。
相変わらずのんびりな草介。
様々な植物についての知識がたくさんで詳しくなった気になる。自然の移ろい、時間の流れがゆるやかでほっとする。
千歳との関係は動き出しそうで動かない。。最後、葉っぱに書いた文が気になるところ。
引き続き続編に期待。
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L 御薬園同心水上草介2
シリーズ2作目とも知らずに読み始めたが、小説すばるに掲載されていた作品だということで問題なし。
水上草介。周りからは水草様と呼ばれて慕われている御薬園同心。うまい。なんですか、このぴったりハマる感じ。
広大な敷地、幕府御薬園を御薬園預かりと御薬園奉行が管理し近くには小石川養生所がある。
御薬園に関わる人は限られるので小石川養生所もちょっとメイン。キャラが立っているからだろうか、読みやすいしわかりやすい。御薬園同心だけに、草木がらみでうまくまとめるのは鼻につくけど仕方ないか(笑)
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御薬園同心シリーズの2作目。キャラがきちんと役をこなして笑わせてくれるんだが、それぞれ少しずつ成長していて思いがけない展開が新鮮なのは連作作品の楽しさ。
水草同心草介はぼんやりに輪をかけて朴念仁。しかし、植物の知識で騒動を解決するただものなさもあいかわらず。
中でも「くららの苦味」が好きだ。第1作で目をつけた剪定ばさみを苦労してやっと手に入れる。たかがはさみを遊女の落籍にみたてて恋焦がれるんだから恐れ入る。しかも手に入れたと思ったらたった三日で失せてしまう草介に親近感覚えることしきりだ。
いつも御薬園で土いじりをしている草介も、たまには日本堤を歩く姿も見てみたいw
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この ほんわかした感じ
この しみじみとした語り口
この 心地よい脱力感
その都度 登場する その章にちなんだ 植物
そして 登場する魅力的な人物たち
どこかで この体験をしたなぁ
と 思っていたところ
突然 思い出しました
「家栽の人」です
そう あの桑田判事さんが登場する
植物の名前が 各章になっている
あの作品です
一話一話
味わいながら ページを繰るのが
楽しみです
そして
読み終わった瞬間に
次の一冊を
待ち望む
これも また
読書の至福です
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まさかこんな切ない展開になるとは。
相変わらず気の強い千歳に押され気味の、頼りない草介。
そこに生真面目で几帳面な見習い同心がやってきて、更に賑やかさを見せる御薬園。
今回の見所は、草介と千歳の恋の行方。
突如千歳に持ち上がった縁談話で、揺れる心に戸惑いを隠せない二人。
色恋沙汰に疎い朴念仁である草介も、さすがにこれには平静ではいられない。
マンサクの木の下で交わす言葉。
想いを寄せているのに本心を打ち明ける事が出来ない二人の姿が切なくもどかしい。
なかなか距離の縮まらない二人が歯がゆくもあり、微笑ましくもあり。そして現代で言うところのツンデレである千歳が可愛くもあり。
でも今回の事でお互い自分の気持ちに気付けたんじゃないかな。それは大きな前進だと思う。
嗚呼今後の二人が気になるわ。あとついでにタラヨウの文の内容が気になる。一体何を書いたのか。そこで渡さないところが草介だよなぁ。
なんだかんだで一番のイイ男は、吉沢だった。
なんでもかんでも定規で測ったようにきっちりなのは、困りものではあるけども。
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水草さま相変わらずイイ奴だし、今回御薬園に見習いで来た角蔵も堅いけれどイイ奴じゃん(^-^)と、のんびりほっこりして読んでいたら千歳に縁談がッ!Σ( ̄□ ̄;)「どうするんだ!?水草さま!」と一人パニック状態に陥るヘ(゜ο°;)ノしかし最後は上手く収まってホッとした(*´-`)
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もともとハーブが好きなので読んだが、身近にある雑草も薬草になると知って、驚きの連続でした。
影響されて近くの薬草園にまで行った。
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おお、2巻~!
でたのね、嬉しい。
でも表紙の感じは1巻の方が好きかなー。
同心とはいっても、薬園なので、これといって殺伐な事件はなし。
ひとつひとつ、植物もからめながらのエピソードを心地よく読める。
こんかいは皆に堅蔵をあだなされる、
見習い同心が登場。千歳との対面シーンで、おおこれは??っと草介と千歳との関係になんらかの変化をもたらすのでは、という予感。
縁談、とゆーちょっと斜め上からの展開ではありましたが、確かに2人の中のなにかはちょっと進んだような気も・・・。
けど、どっちにしろ身分の差は変わらないわけで、
結局どうにもできないのでは??
それともこれはどうにかできる差なのか??うーんそのへんはよう分からん。
朴念仁とはねっかえりの組み合わせは楽しい、という
お園さんの言に一票。全くその通りです。
ああ、でも最後の葉っぱになんてかいたのか
メッチャ気になるんですけど!!
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2015.8.27
水草さまの続編。
お固い後輩が入って、相変わらず植物を中心にのらりくらり問題解決。
ただ、患者を間違えて子どもに牛用の虫下しを飲ませたのは、ダメ。
やらせた周りもダメだし、本人もダメ。
この行だけは、怖くてダメ。
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先に読んだ『超一流の雑談力』や『考え方のコツ』からは直接的に多くを学んだんだけれど、その教えを実践的に小説の中で伝えてくれる。単に心暖まるっていうのを越え、己の領分をわきまえ、信念を貫き、何より他人を思いやる大切さを教えられる。融通が利かなかったり、お節介が過ぎたり、いわゆる我が強くて皆から鬱陶しがられる面々が、個性を保ったままに輝く。草介と千歳の感動の結びに、不覚にも涙腺が緩んでしまった。