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前作と話は繋がっているが、別のことが書きたかったのではないかと思った。サラ以外の天才の話。
将来のvsCP戦として、人間側にこれぐらい検討して欲しいという願望があるのかなと思った。
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続編らしいが一作目は読んでなかったが面白かった。鍵谷さんと、白川粋くんの物語に感動。この一局は僕の命だ。この一局が人生なんだ」
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「サラの柔らかな香車」続編。
今作は、サラの影響を強く受けた七海・鍵谷メインで話が進む。終盤、鬼気迫る鍵谷を支える七海の姿がつらいけど、一気読み。
ラスト、清々しいような雰囲気をまとっているけど、あまりに切ない結末。。サラは銀の涙を見つけられたのか?サラや鍵谷がまた将棋を指す姿を見たいと心から思う。。なんともやるせない。。
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装丁がイラストになってしまったのが残念…
サラは不在ですが存在感は抜群。
才能に魅せられた人、才能があるけれど大成できなかった人などなど、前作に続き天才って何だろうと考えてしまいました。
コンピュータ将棋など話題のトピックも落としこまれていて、ますます天才とはなんなのかとぐるぐるしてしまい。
実質的な主役の鍵谷が哀しいヤツ過ぎて、後味はあまり良くなかったです。
ちょっと途中が饒舌過ぎて、イマイチ入り込めませんでした。
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サラの柔らかな香車 の続編。
前作の数年後を描いている。
皆が歳を重ね、離れたり、引き寄せられたり。
将棋に没頭するがゆえに、愛情がすれ違っていく。とても純粋な世界が描かれています。
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将棋を指している人たちにスポットを当てた小説で、
「サラの柔らかな香車」の続編。
将棋の知識があれば細かいところまでわかるのかもしれないけど、
むしろ将棋を通して人生とは何かを探し求めているような
感じでもあるので将棋の知識がなくても面白い。
ちなみに、前編を読んであると登場人物の変遷などもあったりで、
その変化がどうなっていくのか、というのも柱の中心。
前編では脇役だったところが主役になっており、
脇役とか主役とか関係なく、それぞれの人生が回っているんだなぁ、
と思ったりすると感慨もしばしば。
将棋が題材になってはいるけど、それ以外にも
何を自分の生活の中心に置くのか、というあたりで
面白い小説だと思う。
あと、タイトルの意味が分かると、一抹の寂しさも残ったりする。
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101:「天才」だけが見ることのできる景色を求める者と、かつて見た景色を失った者と。生命を賭してその頂へ、極みへ至らんとする鍵谷のひたむきさは前作のクライマックスに通じる熱さがあったけど、概念的な話であるがゆえに、何となくおいてけぼり感があったのは残念でした。面白かったけど……という。