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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
本質をつかむことは大事だという認識はある。だが、
どうすれば良いか。どんな考え方を すれば良いか。
著者伊藤氏は考え続けることの重要性を説く。
問題意識を持つことで知識を広げよという。
人の考えをうのみせず、そもそも言葉の概念を疑えと。
この本はとかく思考停止になりがちな日本人への警鐘である。
この書を読む前からうすうす感じていたことを
人が書いた活字によって、より意識すること
ができるようになったと思う。
この書を読んだことを糧に本質をつかむ思考法を鍛えたい。
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気持ちが強ければ強いほど、相手の立場に深入りしすぎてしまいかねない。一歩離れ、客観的な視点で状況を理解できるようにする。
朝鮮半島38度線:北側は関東軍、南側は本土防衛にあたる大本営の直轄であった。敗戦とともに関東軍はソ連軍に、大本営直轄軍は米軍に降伏した。
夏目漱石「草枕」:智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。➡︎「知•情•意」のバランスの大切さを述べた一文といえる。
パレートの法則(上位2割が売上の8割を占める)はエネルギーの効率的な使い方として、日常や生き方にも当てはまる。
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大好きな伊藤先生の本です。会いたくて会いに行っちゃったくらい好きな先生です。
伊藤先生の本は、やっぱり優しいなぁと感じます。
学生や何かにひたすら孤独に取り組んでいる人にはとても良い本です。
伊藤先生の謙虚な姿勢が伺えますが、ほんの一部だけの理解ですべてを理解した気になっては真実は理解できないとひたすらに述べています。
激しく同意するところ!
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受験というものを経験していないので、正確のないなかでしか生きてこなかったせい(おかげ)なのか、書かれていることの半分以上はだいたい自分の思考に近い印象があった。
ただそれを、きちんと言葉にできていたかは別。
複数眼を持つこと、ベストではなくベターを出し続ける、考えるまえに行動しない、などなどはキャリアカウンセリングの際によく言ってきたことなので、自分の裏づけ的になった気がする。
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本書は「正解のない問い」に対しいかに正しい答えを導けるか、がテーマとなっています。学校では正解のある問ばかりを教わりますが、社会に出ればそういった問題ばかりがあるため、そこでつまずく人が非常に多い。その改善のための本となっています。以下、本書から学んだ実践する内容。
①考える際にはその内容を自分以外の誰かに伝える前提で考える
→第三者の視点に立って考えることが出来るため思考が偏らない
②考える際には答えの形をある程度想像し、時間を設ける
→カンペキを求めすぎて結局答えが出ない、ということを引き起こさないため、何かしらの答えは導けるようになる
③考える前に、結果を判断する物差しを用意しておく
→○○だったら××にするを用意して行動することで偏った判断をしにくくなる
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家にあるので読んでみた。
感想を書くような内容ではなかった。私には。
逆に本質をつかもうとせずに考えてる人たちは、一体何を「考えてる」のか気になるところ。それくらい当たり前のことしか書いてない…と思うのだけれど、どうなのだろう。
強いて言うのであれば、法律に携わる方の著書だから仕方ないとは思うのだが、具体例が「法律」や「世界情勢」に絡むものが多く、いまいちピンと来ない…なんてことも有り得るのでは、ということくらい。
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考える力をつけるには「知識・感情・意欲」のバランスが大切である。考える材料である知識がなければ深く考えることはできない。また、感情が揺さぶられるような体験をすることは本気で物事を考えるきっかけとなる。そして考え続けるには意欲が不可欠である。意欲を持ち続けるためのテクニックとしては「何のために考えるのか常に意識する」、「中途半端なままで思考を終わらせない」などがある。
書いてあることに真新しいことはなく、納得感のある内容だがこれらを体系立てて言語化するのはなかなか難しいと感じる。自分自身もそこまで意識して普段から物事を考えられておらず、何となく結論も出さずに同じことを考えている子とも多い。
考えている自分を意識するところから本質をつかむ思考が始まると思う。
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正解のない物事を多方面から見て考え続けることに尽きると思った。
印象に残った文章
⒈ 「問いそのもの」を疑う
⒉ 「何のために」を意識するのとしないのでは成果は大きく変わる。
⒊ 今の自分は、結局は、過去の自分の思考がつくり出したものです。そして、将来の自分は、今の自分がどう考えるかによってつくり出していくものなのです。
⒋ 一つひとつの選択肢には成功・失敗のどちらの可能性も内在しているのです。
⒌ きっとうまくいく
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最初の5つの問いを答えられるようになるのか?
正解を求めない
いきなりベストの答えを出さなくて良い ベターな答えを出し続ける
何のためにを意識する
本屋 NHKテキスト