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自分は自分。友だちは友だち。
どれみらしい、前向きな考え方が見えてくる巻でした。
周りにいる人が特殊めいていますが、ある意味その状況が恵まれているような気がしてならない。
とある作品と比べて大人が大人をしているのも良い例。
こんな状況なら、なりたいと思うのは共感できます。
極端に言えば、きちんと怒ってくれること、相談できる大切さです。
あいちゃんの選択
見ている人はきちんと見てる。それがわかる章です。
これはまぁ実績をあいこが持っているからこそ未来が訪れたわけですが、
一年の間にいろんな出会いや経験が活かされていますね。
また教授に足を触られて赤くするなど、女性としての成長もあり、良かったです。
そしてあいちゃんの呼吸法が違うと、一緒に走り出すどれみは先生らしくもあり、やっぱりそうなんだなという。
かわいいこには旅をさせろ。いい大人が多い。
ももこも、葉月もそういう意味で恵まれている。
人と人の繋がりが、おジャ魔女どれみでは大事な気がします。
迷惑をかけてばっかりの子どもが、大人になっていく。
なんか歳をとったなぁと凄く感じます。
今回の話で残念なのは、内容が少し駆け足気味ということ。
特に回想シーンが目立つのがなんともいえない状況でした。
メインともいえるサッカーの話も短い。
長ければいいということはないですが、いいシーンのみ抜粋しました、という色が見えてうーん。
あんなに苦戦してどうなるんだという感じでしたのに、これでいいのかなぁという……。
苦戦してほしいというわけではないですが、負けた二年の重みがねぇ?
その重みが強くて勝ったといえなくもないですが。
でも、その短い話でしたが、青春時代を無駄に過ごしたかなぁとか思うくらいのボリューム感はありましたね。やはり今まで読んできたということもあるね。
どれみが小竹に、国立へ連れて行ってくれるんじゃないのと叫ぶシーンがもうドラマですね。
神社でもそうでしたが、後押しする強さをどれみは持っているんじゃないかなぁ。そういう意味で先生は向いていますね。
次回の巻が最終になるかはわかりませんが、
主人公であるどれみをもう少し掘り下げた内容がほしいかなぁと。
まぁそういっても、親友たちの進路は決まりましたし、どれみだけかなという。
一緒に勉強してる友達も同じ時期ですし、一般試験だから、内容はなさそう。
というか、ビッグイベントはもうどれみしかないのか?(大学生編があればわからないけど
なんにしても完結したら、アニメ化してほしいなぁと思うのはきっと私だけじゃないかなぁとか思う。
アニメ化の問題は色々ありますがアニメ化しても原作者が原作者ですし、同じ会社が作るんじゃないかなぁ?