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タイトル・コンセプトともに非常に興味深い。
統計の教科書のコラムに記載されるような内容を集めた本で、こと統計学に対してはかえってコラムを手始めとする方がとっつきやすくなると考えて挑戦した。
・・・が、いかんせん文系にとっては難解である。
容赦のない数式の波に加え、しばしば出てくる「理系の間では有名でも文系では初耳」な数学者の名前。
後者は意外にもそのカタカナが読むスピードを遅くする効果をもっており、世間でいう「コアコンピタンス」のようなビジネス用語が氾濫し憂慮されている気持ちがよくわかった・・・(当方経営学専攻なので)。
いずれきちんと数学を学んでから再挑戦したい。
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文字通り確率と統計の歴史についての話が134話分収録されている。
カールピアソン、フィッシャー、ネイマンなどが有名な三大巨頭といったところだろうか。
統計学は無論、分析手法や検定なども人が作った、解明したということが驚きであった。
また統計学は現在、保険業界でのアクチュアリーなど役に立っているなと思うと同時に複雑で難しさも感じた。
※文系大学生の私としてはかなり難しいレベルの数学も含まれているので注意。
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171007 中央図書館
著者はアクチュアリー方面の数学愛好家のようだ。順番に読んでいくと、かなり深い話まで出てくるのだが、いろいろな用語のザッピングもできるし、純粋にコラムとして面白いものが多い。