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日常生活で欠かせない食材の1つに上がるタマゴ。そんなタマゴの歴史をひも解いたのが今回の本。序章の隣のページを開くとなんと目玉焼き写真が載っている。目玉焼き星人のモクモク羊が見るとつい食べたくなってしまった。
タマゴは健康に良いのか悪いのかいう論争がある。長年、タマゴはコレステロールが多いので食べる量を減らすのがよいと言われてきたが、研究の結果、タマゴは心臓病、認知症のリスクを減らす良い食べ物だと分かった。タマゴに対する悪いイメージが払しょくされた。あれはいい、いや悪いと言うのはその時の研究結果が及ぼす影響が大きいなあ。
本を読み進めていくと世界でタマゴが親しまれているのがわかる。コンパクトにタマゴの歴史をまとめた著者に感謝したいが、残念ながら2012年に亡くなられた。食に関する記事を書いてきていろいろな賞をもらってきたと紹介されている。そういう人だから出来た技かな。
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たまごに関するエピソードをアあらゆる角度から集めた本。気軽に読める。”卵が先か鶏が先か”論に”卵が先”と一定の結論づけられているのが興味深い。収録されているレシピも、実際に作れるようなものではないが読み物として面白い。
卵は陰陽の一体性の象徴でもある。卵白は『陽』であり、陽は明と男性エネルギーと天を象徴する。そして卵黄は『陰』であり、陰は暗と女性エネルギーと地を象徴する。陰と陽を結合することは、知恵、真実、純粋、適正、親切のバランスを保つことだ。だから卵は五徳を備えた食べ物とされているのである。
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ニワトリと卵の起源は、紀元前7500年以前の南アジア、東南アジア。
紀元前800年頃にギリシャに。
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★成人が1日2個の卵を食べると、体重減る
★鶏の卵1個
→ 13の栄養素と約6グラムのタンパク質
★バロットと言うフィリピンの料理
→卵の殻入りのアヒルの胎児をそのまま茹でて食べる? →写真はグロ注意。
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全てのはじまりである卵。てんこ盛りな内容だった。新型インフルエンザのワクチンは30個の卵が培養基になってること、後数年でアレルギーフリーの卵が販売できることが期待されてるなど、初っ端から知らないことだった。
日本では卵が安く買えるニュアンスで書かれているけど他は違うのだろう。少し気になった。価格帯も深掘りしてほしい。(今日本は卵高騰してるけど)
中国が消費量一位は確かにそうだろうと思ったけどアヒルの卵を食べる文化があるのも知らなかった。日本は3位らしい。そこそこかな。生卵は珍しいのね。
フィリピンの孵化する前の卵も出てきたけどもっと深掘りして欲しかったとても気になる。
食文化や芸術、工業デザインから敵に対して生卵をなげるなど取り上げるトピックも幅広かった。
※卵を割ったら中に卵が入ってる話は調べてみる必要がある
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卵に関するエトセトラ。
卵というものを食べるようになった歴史、各国の文化、料理…
ただ博物誌とまではいかない。サイエンスの説明は少なめ。また文学的な内容の考察や紹介も少なめ。
しかし全体的に楽しめる本。
読了30分
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・卵白に含まれる40種のたんぱく質の内、主にアレルゲンとなるのは4種。共同研究では、これらのアレルゲンを切り離し低刺激性の卵を産める鶏を生み出せる卵を作りアレルギーフリーの卵をつくろうとしている。
・鳥の卵の中でアホウドリは例外的にまん丸の卵を産む。1度に1個しか生まず、個体数現象の原因でもある。
・古インド・ヨーロッパ語でcheeka/eは卵を産むものの意。
・八日市南高校の鶏は2008年に8.1センチ、158グラムという巨大な卵を産んだ。ヒビから殻を取り除くと、空の中に中サイズの卵が入っていた。
・国連によると最も多く鶏を飼っているのはバーレーン。鶏の品種は約200種。
・美しいクジャクは雄。卵を産むメスは地味な柄だ。
・CSルイス「卵が鳥になるのは苦しいが卵のまま飛ぶのはもっと苦しい。いつまでも卵ではいられない。孵化するか、腐るかだ。」
・卵を盗むものは鶏も盗む。
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