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実話を元にした短編集。在宅医療の物語。どの話も 良かった。こんな在宅医に診てもらえたら良いだろうなと思った。やはり 家で 最期を迎えたいと思う。なるべく医療に関わりたくない。が、こんな親身なってくれる先生を探したいな。
身につまされる話だが、生きた様にしか死ねないだと思う。
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在宅医療クリニックの短編集。
筆者がこの道を選んだとは驚いた。
話の中にも出てくるが、ほとんど終末期の医療、看取り、といわれる世界。
その世界のエピソードをこうやって文字に起こすことは、筆者も葛藤があっただろうけど、ありがとうございました、と言いたい。
近い将来、母の最期を看取るであろうし、人生の折り返し地点を当に超えた私は、とても他人事とは思えないエピソードばかりでした。
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実話に基づいているとあとがきにはあったけれど、やっぱり自分にはピンとこなくて想像にも限界がある。
でも死は誰にでも訪れ、これから在宅医療や介護も他人事ではなくなるのだから、少しでも垣間見たことを心に留めておきたい。
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在宅医療、患者さんはホント良くなることはない。そして、いつか、あなたも。家族、将来のこと、考えさせられる。亡くなった方の処置、訪問看護師さん尊敬する、告知の問題も難しい。「まだよくわかっていない。大事なことは、病気に振り回されないこと、病気を治すことに執着していると、残された寿命が、何年あっても、悩んでばかりになります、気にし過ぎるとストレスで悪くなる。病気は考えないほうが良い。やりたいことに時間を費やして、楽しい気分になること」
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とある在宅医療クリニックを舞台にした短編6編。あとがきによれば、著者の実体験をベースにしているという事で、なるほど時には顔をしかめざるを得ないほどのリアリティがあります。「罪滅ぼし」には泣かされました。
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ただただ壮絶。
その一言につきる一冊。
「綿をつめる」での死後処理の大変さ
「セカンドベスト」でのALS患者の実態。
の2話は特に全く知識がなかったぶん衝撃も大きく
家族を看取るのも、自分が看取られるのも
大変なことなのだと、腹をくくる覚悟が
少しは持てたかな、と思う。
自宅で最期を迎えたいかどうか
家族に迷惑をかけてまで、と考えると
なかなか難しいなぁ。でもなぁ。
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#読了。連作短編集。在宅医療クリニックの看護師を中心に、6編の短編で綴る。あとがきに、実話に基づいているとあったが、そろそろそんなことも考えなくてはならない世代として、興味深く読んだ。
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在宅医療に興味のある私にとっては、とても興味深い
この超高齢化社会では、需要はどんどん増える
素人なんだから、しょうがないだろう
でも、自分にとって大切な人の介護なのだから
無関心でいる訳には行かない
もう少し基礎的な知識があると良いのに
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これからの老齢化社会、避けては通れない道である。
在宅医療専門クリニックの看護師からみた、終末介護の家族と病に立ち向かう患者と、新米医師の6つの話である。
治らない、残りの寿命を決められた患者、、、、
手術も入院も不可能な状態の患者は、死を待つだけ、、、
死後処置の綿をつめるシーンなど、つらい物があった。
でも、人間いつかは、、、私も、、、、と、思う。
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無痛、廃用身とは違うテイストの医療短編集。
医療=病院のイメージで、在宅医療の知識がなかったため興味深く読みました。
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在宅医療。それは医療と名はついているが、病院での「治す」治療とは異なる。主に自宅で最期をすごすのを「看取る」ことが多い。
仕事として、何人もの人生の最期に定期的に関わるということ、それがどれだけ重みか。
本書では、どうしようもなさ、葛藤、苦しみ、そして死という、医療の華麗な部分とはかけはなれた部分がメインである。
読んでいて決して心地よいとはいえない、しかしまぎれもないリアルで、だからこそその人そのものと言える最後の姿は心に深く刻まれる。
「いつか、あなたも」。自分はどう…と考えるにはまだまだ至らないけれど、目を背けられない終わりという現実、そしてその現実に心をこめて寄り添う方々が描かれている。
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*在宅医療専門クリニック看護師の“わたし”と新米医師、院長らが、患者本人と家族、病とその終焉に向き合う。終末医療、看取り、安楽死、死後処置…カルテに書かれない六つの物語*
これは小説ではなく、ほぼ実話とのこと。重く哀しくやるせないが、綺麗ごとではない、これが現実。
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在宅医療に関わるクリニックの看護師や医師の話。放置される認知症のご老人、民間療法に傾倒する家族、ただ進行するのみの疾患。
わりと劇的な展開はなく、患者さんの描写も状況のわりには手酷くない。
読んでいて辛くてしかたなかった。
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-2015/10/28
医師や看護師の仕事とは、痛みや苦しみを取り除くことだ。病や怪我を治癒させても結局死との対面がある。過去の町医者が行ってきた「塩化カリウム注射による看取り」は、偽善や犯罪や罪悪だったのだろうか。
住みにくい生きにくい死ににくい時代になった。
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最初のと最後のが良かった。
フィクション分があるとはいえ
現場ではこういうことが起きてるんだな。