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スタンフォード、マッキンゼーで学んだこと、また著者も東大大学院出身で、さぞかし難しいのかと思ったが、著者は自分自身をへい平凡だと感じており、だからこそ凡人でも熟考すれば、最高のパフォーマンスを発揮できるという信念のもと、誰でも使えるツールとして開発された。すべての想定されるシナリオを洗い出し、自分が嬉しいと思う確率とそのシナリオが起きる確率を主観的に弾き出し、判断するというユニークなもの。自分が使いこなすには何度か読み込む必要があると感じた。
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直接聞いた話なので理解は容易でしたが、講義を聞いたことがない方も身近な例題が組み込んであるので理解は容易です。是非実行したい。
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イヤー。新刊だった。
いまの時流にあっているのかもしれない。
つまり、あまり決断ができないことが ネックになっている
という時代なのかもしれない。
しかし、塾断思考 という考え方が
理解できそうでできない。
本で読んで わかるものではないようだ。
実際自分で テキスト化して 考てみることが
必要なんでしょうね。
適切なフレームを作ること。
『意思決定と選択肢』
→『仕事のやりがい』『事業での成功』『待遇•給料』
『不確実要因』
『価値判断尺度』
インテリジェントとパッション。
主観的確率と期待値
嬉しいシナリオ
いかに Good Decision するのか がポイント。
未来は予測できない。
それを 『エイヤー』といって、決断する時もあるだろうが
なんとなく 決断している
私には よくわからない思考方法だった。
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意思決定の評価を定量的に行う点は同意。
但し、その手法として最後にNPIV(トータルでの嬉しさ)という相対的・主観的な判断を入れてしまうと再現性の低下、価値観によるばらつきが生じてしまうのではないかと思う。
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スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考2014/9/26 著:籠屋 邦夫
会社や組織、社会の持続的発展のためには、天才的ひらめきによるトップダウンの「即断即決」よりも、じっくりと、丹念に、メンバーの知恵や知識を集めてフル活用する、的確なプロセスを踏んだ「熟断思考」の方が、組織全体の納得感が高くコンセンサスがとれる分だけ、より質の高い意思決定と実行に到達できる。
本書の構成は以下の7章から成る。
①スタンフォードとマッキンゼーで学んできたこと
②悩みや課題をリストアップし、全体観を把握する
③フレームを設定する
④選択肢を精査し、列挙する
⑤不確実性を考慮する
⑥価値判断尺度をはっきりさせる
⑦基本3パーツを統合しての意志決定
著者独自の「熟断思考」
既存の思考の組み合わせと独自のスパイスにより組み合わされたそれは非常に有用ではあるものの難しい。
ついていくのも難しく、頁を戻して読んだりそのまま読み進めても全てが頭に入ってこなかった。意図や効果については理解できるため最期までついていきたかったものの、理解にまではいたなず終焉してしまった。
数年後にもう一度チャレンジしてみようと思う本。
棚の少しおくで熟成させておこう。