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やっぱり宮部氏の江戸モノはいい!義理人情とかが本当にマッチするんですよね〜江戸の町って。本当にキツネは人をバカすのかもしれないなぁ〜なんて思っちゃったりもしちゃいます。宮部氏の江戸モノの魅力は、現代の日本人に失われてきている感情の欠片に触れ、揺動かすところにあるのでしょうね〜。私は長屋育ちなので、宮部氏の江戸モノを読むと懐かしい気持ちになります。(って江戸時代生まれじゃあないよ〜ん)。これからも益々のご活躍を心より応援させていただきま〜す!
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短編集なので、会社でちまちま読むのにちょうどいいかと思ってたら、とんでもない!いつもすごーく気になる所でSTOPするので、続きが気になって仕事がはかどらない事この上なしって感じでした。故にさっさと家で一気読みですよ。
どの話も、さらっと読めばなんて事無いのですが、リアルに映像を浮かべるとなんか怖い、自分がそこの登場人物の一人だったら、なんて思った日には一瞬すごく怖い。ぞっと背中を駆け上がる鳥肌みたいな感覚が、絶対入っているのです。どの話にも!3日後くらいに思い出して怖くなるってのが、正しい感覚でしょうか。まあ、ほんのちょっとの怖さなんだけど、これぐらいがリアルで、ありそうな所が尚怖いって感じ。さすがの宮部様です。
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2003/4/30〜よみはじめました。
大好きなお江戸物シリーズ♪
読むのが楽しみo(^-^)o ワクワク
〜2003/5/3読み終わりました。
あまりにも面白くてあっと言う間に読み終わっちゃったよぉぉん。
(まあ本もさほど厚くなかったんだけどね(^▽^;))
これはね、怪談チックなんだがそうじゃない『摩訶不思議話集』といったカンジ。
でも、宮部調なのでなんだかじ〜んと心に響くのでございました。(u_u、)
それにしても、色々な人を語り手に持って来て、本当にうまいなぁぁ。
うますぎて、あんた自惚れてるでしょ!って文句のヒトツもいいたいが
その手法にまんまとハマル自分がいたりする。(笑)
ますます大好きな作家です。(^ー^* )フフ♪
それにしても、丁度大江戸温泉物語に出かけた後だったので
『江戸気分』が残っててイイカンジでした。
ワタシの中も江戸ブーム到来か??
(今年は幕府誕生後400年だったっけかね?)
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■説明
時代物の短編。
中にはあやかしがたくさん
■感想
女の首が一番好きだったかな。
子供の頃に読んだ怪談のようで。不思議な余韻がのこります。
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久しぶりに讀む、宮部みゆき。
「龍は眠る」や「レベル7」で一氣に宮部ワールドに引込まれてしまつたが、「本所深川ふしぎ草子」などの人情味のある時代物ミステリーも獨特の雰圍氣を釀し出してゐる。
この作品も時代物だが、ミステリーと云ふよりは怪奇小説と云つた方がよい。
9篇の短篇集で、いずれもよい味がでているが、私の一番好きなのは「時雨鬼」。
男を信じたいのに信じ切れない、女のやるせなさが傳はつてくる佳作である。
2003年5月23日讀了
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2003/05/18宮部みゆきの本では、江戸ものは好きだったのだが、さすがに、ネタ切れとでも言うかインパクトに欠ける短編集になったもんだと思う。どの作品も肝心の「あやし」が、どこかで聞いたようなものばかりで、語りの巧みさでカバーはしてるのだろうが、カタルシスに欠けることこの上ない。あえて一本挙げるなら「時雨鬼」。ここには少なくとも、突き放して断ち切る矜持のようなものがあるからである。
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この本は、ちょっとだけ印象が薄いです。
月夜の晩の江戸にまつわる恐い怪談の数々を描いた江戸ふしぎ噺となっています。
タイトルの通り、全体的にあやしげな雰囲気の内容でした。
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ちょっとホラー系の短編集。
「影牢」という短編がマジで怖かった…。だって現代でもありそうな事件を書いていたから。一人の男性が語り部として話してるのが怖さをさらに倍増してます。
一番好きなのは「女の首」って言う短編。八百万の神の存在を信じたくなります。
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初めて読んだかも時代モノ。敬遠していたわけじゃないけど。目に見えないあやかしや人の心に潜む闇などをテーマに短編で。個人的にお気に入りは「影牢」と「安達家の鬼」
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微妙に怖い。ミステリーというよりは、ホラーに近い感じの本でした・・。謎、とかあんまりなかったし。ちょっと残念。
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江戸の奇談小説集。どの作品も、人間の醜い部分が「あやし」となって出ています。「影牢」はほんと怖かったです。
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怪奇小説であり人情時代モノ小説でもあり。この世のものではないものは怖いけど、結局、霊も人の心が生み出すもので、怖いのは人間なんだよってことなんだろうな。時代劇物だけど「ぼんくら」系列ではなく「霊験お初捕物控」系列。/「安達家の鬼」や「女の首」「布団部屋」は人情物寄りで恐々しつつ心が温まるし、「灰神楽」や「影牢」はヒィ!なる。/短編集でそれぞれのお話に繋がりはなく、この作者なのでミステリーかと思って読み進めたけど、ほんとに怪談ものだった・・・・百物語りを目の前で読み進められながらロウソクを一本、また一本を消していく、そんな背筋がゾワっとする、ひんやりとした和風の怖さがありました。
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ホラーに分類される本だと思いますが、背筋が寒くなる話ばかりではなく、思わずホロリと涙してしまう話、何とも言えぬ物悲しさが漂う話などもあります。
ホラーが苦手という方にもオススメ出来る作品ですが、想像し過ぎるとちょっと怖いかもしれません。
この中では「時雨鬼」が一番、印象に残っています。
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初めての宮部みゆき。読み終わったあと思い出して背筋が寒くなる類の怖さ・・・。本当に怖かったり哀しかったり優しかったり切なかったり。「安達家の鬼」が一番好きでした。
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深川永代寺門前東町にある酒屋・兼子屋は、主が短命なことと奉公人への躾が厳しいことで有名。
そんな兼子屋で、奉公五年目を迎えたおさとが急死。代わっておさとの妹・お光が奉公にあがることとなる。ある夜、お光は女中頭に布団部屋に呼び出され、そこで一晩過ごすことになる。その晩、お光が見たものは、夢か現か幻か・・・? ――― 「布団部屋」他全9作の短編集。
再読です。やっぱりいいですね、宮部先生の江戸ものは。情緒たっぷりです。
もともと文体が非常に柔らかいんですが、それが江戸情緒を一層豊かにしている感じがします。
そしてホラーというだけあって、中には読後じんわりと暖かくなるお話も混じっているのですが、全体として薄ら寒い感じがします。読後、やっぱり世の中で一番恐ろしいのは人間なんじゃないだろうか・・・? と思わされる1冊です。