投稿元:
レビューを見る
山田悠介さんの独創的な世界観、登場人物の想いに感動しました!!
スイッチを押すたびに涙が出そうになった…。
投稿元:
レビューを見る
怖いなぁと思いました。
ストーリーや設定もそうだけど。
自分で自分の命を、『スイッチを押す』という簡単な行為で終わらせてしまうことが。
そんな風に強制する必要も目的も全く理解できないけれど。
結末が悲しい、というよりも。
読み進めるにつれて『死』に慣れてしまって、悲しいとか切ないとか思う感情もだんだんと薄れてきてしまう。
代わりに残るのは、諦めと嫌悪感。
病んでる本です。
セリフが多いので、割と読みやすいと思います。
投稿元:
レビューを見る
読んでいて発想は面白かった。
ただせっかくの発想が生きるも死ぬも文章表現の力の有無なのだと改めて思った。
まず文章の書き方が一貫していない。いろんな要素を盛り込んだとしてもパッチワークのように全体的に見れば美しい…となれば良かったがこの作品はそうはなっていなかった。そのため、読んでいてちぐはぐで、まとまりがなかった気がする。
要所要所、感動できそうな箇所があっただけに、もう少し表現の引き出しの豊かさが欲しかった。
気になった表現は「あっというま」を「アッというま」としており、何か意味がないのであればやめた方がいいのではないかと思った。常用する言葉を変化させて使うのであればよっぽどの意図がないと読んでいる者に後味の悪い思いをさせるだけではないかと思う。
ただ、これは有能な脚本家によっては面白い映画になるのではないかと思う。バトルロワイヤルまではスケールがなくても、一石を投じる可能性を秘めた作品だと私は思います。
そう思っていたら実は関西圏のみでドラマ化されていたそうだ。見てみたい。
投稿元:
レビューを見る
NYから帰りの飛行機、となりの人の体臭で眠れなかったので一気に読み干しました。
これ、むかーしむかし深夜にドラマでやっていて、なんとなく気になっていました。
内容は、ありえないような設定でしたがこんなの思いつくこの人の世界観はすごいなーと感じながら読みました。
10歳から閉じ込められた世界で生きてきた4人の形の違う強さも見物です。
投稿元:
レビューを見る
この発想は初めての感覚でした。
ホント、泣きそうになったよ。。
山田さんはリアル鬼ごっこのイメージ強くて(読んでないけど)ホラー系なのかと思ったら近未来の国家問題の話だった。
もし日本の憲法に人権保護とかなかったら、こんな世界になっちゃうのかと思うと、恐怖でしたね。
改めていろいろと考えさせられた一冊でした。
投稿元:
レビューを見る
自分で自分の命に終止符をうつなんて、私には出来ません。
自分の命が、誰かの手によって操られているなんて絶対にあってはならないと。
後半からあきらかになっていく事実。
ラスト 涙なしには読めません。
投稿元:
レビューを見る
山田さんの小説。
この小説はつい最近出たと思うのですが(多分)
リアル鬼ごっこ同様に映画化になるらしい!(もしかしてもう出てるのかな?)
自分があんな状態だったら…と感化されるほどのめり込んでしまいました。
映画も絶対見たいと思います!
投稿元:
レビューを見る
最高傑作と書かれていたので期待してよみましたが、まぁそこそこでした。笑
ただ、主人公に張られた伏線はさすが山田先生。きゅんきゅんしました。
でも主人公と女の子の関係が……なのは、少しいただけない感じがします。
でも設定は好き、最後の終わり方は大好き。
忘れられない作品の一つですね、でも、……切なすぎる。
投稿元:
レビューを見る
内容(「BOOK」データベースより)
青少年自殺抑制プロジェクトセンターで、監視員として勤務する南洋平。ここでは、4人の少年少女に、自らの命を絶つ“赤いスイッチ”を持たせ、実験をしていた。極限状態で軟禁され、孤独に耐えられず次々と命を絶つはずが、この4人は“7年間もスイッチを押さない”という異例の子供だったのだ。彼らが生きたいと願うその理由を聞き、南たちは脱出を図るが、そこには非情な運命が待ちうけており―。
ものすごく期待して読んだせいか 特に謎解きがあるわけでもなく
(わたしにとっては)衝撃的な事実があるわけでもなく
なんともいえない物足りなさを感じました。
自殺防止のためのプロジェクトっていう 理由付けもなんだか薄くて
もっと内面的な描写が多いほうがわたしは好きかな。
でも1日で読み終わるくらい、ある意味読みやすかった。
けどもう一押しなにか欲しかった!
投稿元:
レビューを見る
『リアル鬼ごっこ』の著者。
設定が無理ありすぎるし、残酷、惨い。
受け入れるのに一苦労でした。
それを乗り越えちゃえば何とかなります
でも・・・・・なんだかなぁ
自殺を促しているとまでは言わないけど
「生きる意味」を考える事さえさせてないじゃんって思いました。
言いたい事分かるかな??
テーマが大きすぎるために完全にのまれてる。
あんまりオススメはしないけど、今この本は
友達に貸してます(笑)
投稿元:
レビューを見る
心臓に細工をされ、スイッチを押すと死んでしまうからだにされた子供たち。
収容所に閉じ込められ、いつスイッチを押すのかと監視され続ける日々の話。
毎回毎回書いてるけれど、本当に光のない最後。
だけど、この作品は、なんだか好き。
投稿元:
レビューを見る
若年層の自殺者は、実際にはそれほど多くないのですが
だからこそ、子供達が自ら死を選ぶ情景は、人の目を惹きつけるものがある。
ある程度先の読める展開ではありましたが、
秀逸な状況設定と、その中で生き生きと存在する登場人物たちに
完全に引き込まれました。
投稿元:
レビューを見る
リアル鬼ごっこと比較してかなり読みやすい
ただ友達同士の別れの寂しさとかばっかりで
追われてる恐怖とか絶望感はあんまり…。
ほんとに命かかってんのかよって感じだった。
投稿元:
レビューを見る
青年自殺抑制プロジェクトセンターで、監視員として勤務する南洋平。ここでは、4人の少年少女に、自らの命を絶つ【赤いスイッチ】を持たせ、実験をしていた。極限状態で軟禁され、孤独に耐えられず次々と命を絶つはずが、この4人は“7年間もスイッチを押さない”という異例の子供だったのだ。彼らが生きたいと願うその理由を聞き、南たちは脱出を図るが、そこには非情な運命が待ち受けており――!?一番泣ける山田悠介作品、ついに文庫化!
+。:.゜:.。+゜+。:.゜:.。+゜+。:.゜:.。+゜+。:.゜:.。+
すごく泣ける!本当にありえない設定だけど、その中で子供たちが生きている理由を知ると、かなり切ないです。こんなバカみたいな法律を作った国が一番悪いけど。君明くんがお父さんお母さんと一緒にセリアルの『夢』を見る場面が、一番泣けます。こんなに普通のことを、この子達は、命をかけてやるんだから・・・。他の子供達も、最愛の友のことを想う池田君や、お母さんと弟のことを想う心優しい亮太くん、元気で明るく振舞うまさみちゃん。4人とも大好きになります。ほんとにありえない物語!!でも、いろいろ考えさせられます。絶対読んだほうがいい一冊!!
投稿元:
レビューを見る
えっとー。結末すら忘れてしまった。
こんな子らいないでしょ!みたいな。
連ドラとかで一回一回泣かせることはできるかもしれないけど、
結局最後はなんだったの?っていう感じが否めない。