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「何かバカなことや普通のことをやった後で、「1年後に(5年後でもかまいませんが)、これは重要だろうか?」と自問してみてください。」
失敗はその瞬間、人生の中で大きな意味を持つと感じるが、実際にはどうでもいいことが多い。
大事なのは動機
。なんでそれをしたいのか。そしてしたいと思ったらするべきだ。可能性があるかも、って思い続けるのはしんどい。
結婚した時の幸福感は2年で慣れてしまう。よくもわるくも慣れる。悪い環境にも慣れるし、良い環境にもなれる。
日常の厄介ごとこそが、人生を不幸にする。大きなイベントよりも日頃の生活を少し快適にすることが大事。
ポジティヴとネガティヴは3:1の関係がよい。不幸は占める力が強い。だから、できるだけ不幸を少なくすることこそがよりよい生活を送るために不可欠だ。
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長ったらしくてダレてしまう感のある本だが、今までの類似本よりも2歩ほど進んだ(読者が行動を受け入れやすい)内容になっていると思う。
“自分を見つめなおす”系の本と絡めて読むと実行が捗ると思う。
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人生の変化に対する過大評価=そんなにたいへんなことじゃない。
快楽順応=幸せは慣れる。特にポジティブな事柄には早く慣れてしまう。
幸せに感謝する事柄を書く=快楽順応に抵抗する手段。
人間はさらなる欲望を持つものと悟る。
直感に従うか理性に従うか。直感に従いがちなのが人間。
過渡の野心は幸福にとって有害。一方で目標を持て。その折り合いをつけることが幸せへの道。
他人と比較することをやめる。目標に向かって努力しているだけで幸せになれる。
ものよりも経験にお金を使う。初めての経験は一回きりしかできない。
祝宴は最初の一口にある。
先に支払ってあとで楽しむ。ワクワク感が続く。
パートナーとの関係に感謝する。定期的に好意や感謝を口にする。生活に変化をもたせて活気づける。
楽観主義者とは何もかも、極端には悪くならないだろうと信じている人。
定期的に、将来像の記録をつける。10年後、20年後の姿。
見えるもの、とは自分が見ようときめたもの。
明日を恐れて今日の素晴らしさを台無しにしない。
自然の中に自分を置く。
瞑想。
マタイ効果=マタイ書にある言葉=誰でも、持っているものは更に与えられ、豊かになる=ポジティブであるほどあらゆる面で豊かになる。
幸福感は、強く、より小さくても多く。
不安は自らの人生の意味を追求することで抑えられる。
死を恐れると同じくらい、無意味な存在として死ぬことを恐れる。
人生で手に入らなかったものも当然だと折り合いを付けることが幸せを手に入れる一歩。
一貫性のある自伝を書く。
後悔はやったことよりやらなかったこと。
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3.4
幸せに対する思い込みが急増しているのは、幸せになるための魔法の公式などなく、また、みじめになるための確実な方法もないことを意味しています。
微妙に冗長で後半は読みにくかった
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近年「幸せ」や「幸福感」に関する科学研究が盛んだ。人間だれしも幸せでありたいと思うのは世の常だが、人間が感じる「幸福感」というのは(その他の人間の感情と同様)、定量的な「幸せを形作る要素」の量とは無関係であることが知られている。この分野の第一人者である(らしい)ソニア・リュボミアスキーが、最新の研究に基づいて一般に考えられている幸せの条件が迷信に過ぎないことを示す…はずの一冊なのだが、原著がそもそもそうなのか、翻訳が悪いのか、今一説得力がない。
これなら "Thinking, Fast and Slow" のラスト 1/4 くらいを読み返した方がいい。
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特に目新しいところはないけど、この手のものを読んだことないならよいだろう。翻訳もまとも。この先生はかなり儲かってる気がする。勉強でもメイクマネーできます。
原典だと400近い注がついているのが英語圏の自己啓発書の厚みを感じさせる。これって読者に対する権威づけや、同業者に対する威嚇とかそういうやつばかりではないのだろうな。
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前作がとても示唆に富む内容で参考になったので、今回も期待して読んだのだが、少し期待が大きかったのかもしれない。
内容が、何となく散漫で、結局ポジティブシンキングにつながるような説明が大半で物足りない。
科学的な方法といっても、その実験についての説明も根拠もなく説得力に欠ける。
前作と同じ翻訳者なのに、文章も冗長で読みにくかった。
(これは原著の問題だろうが…)