あたためてくれるひと。 みんなのレビュー

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ヤスエイさん２冊目のコミックス。お料理の出てくる作品がお好きなのかしら？人が丁寧に作ってくれたお料理は、それだけで幸せの味がするよね…(〃´ω`〃)
１冊まるまる表題作で、薄給な見習い美容師だという理由で奥さんに離婚を突きつけられた佐々木と、行きつけのコンビニ店員・岡。コンビニの玉子丼ばかり食べる佐々木を気にし始めた事がきっかけで、佐々木に手料理を食べさせるようになった岡。有名料理人の父をもつが故に料理学校で浮いた存在になりがちな岡に、佐々木は料理を作る意味を思い出させてくれたー。

二人の歩みよりをかなりじっくり描かれているので、展開は丁寧でゆっくり。エロは少な目で、あくまでもストーリーがメインの作品。ヤスエイさんの持ち味を知ってる上で、こういう作品を読みたい時に読むのが良い。期待を裏切らない優しいお話だった。
ただ、最近「男が男を好きになる展開の安直さ」が気になって仕方ない私には、ちょっと引っ掛かるお話だった。ノンケ同士がくっつくのはハードル高いよね…とかリアルに考えてしまう(/´△`＼) BＬはファンタジーだから良いのにっ(泣)

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一冊表題作。調理師を目指すコンビニ店員の攻めは寡黙で世話焼きさんでとても好感触。でも…美容師の受けが、無自覚で攻めにワンパンくらわせたり、女子高生の告白に割って入ったりして、ちょっと苦手なタイプでした。

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4年目の美容師。忙しくても食べるので精一杯な暮らしをしていて、毎日夕食はコンビニの親子丼。ある日、バイト君がそれだけじゃ体に悪いとサラダを薦めてくれて…。
そのコンビニ店員は有名日本料理の息子で専門学校でも教師に一目置かれているが、それを贔屓だという生徒もいて、友達はいない。
そんな彼が気になっているのは、毎日親子丼ばかり買っていく男で…
Hは少なめ。でもじわりとくる話です。

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★3.4
悪くはないけど、色々引っかかるとこがちらほら。攻めはすごく好感持てて良かったけど、受けが年齢の割に子供っぽかったり鈍すぎたりと好みじゃなかった。