紙の本
甘酸っぱい
2016/03/25 11:55
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投稿者:uni - この投稿者のレビュー一覧を見る
いじめが原因で留年してしまった年上の同級生(受)と野球部男子(攻)の甘酸っぱいお話です。彼ら二人が心を通わせていくまでの過程が甘酢っぱくてきゅんとしました。そして野球部男子の級友たちが良いヤツで個人的にはそこもツボに入りました。
ただ作者様もコメントで書かれていましたが、逆恨みして受を襲ういじめ加害者について、登場が唐突すぎた印象があるのでもっと掘り下げて欲しかった気もします。
電子書籍
一期一会
2023/10/14 19:59
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投稿者:むらさき - この投稿者のレビュー一覧を見る
悲しい出来事だったけど、優しい人が側にいて救われた。その後も良い出会いばかりで良かった。
電子書籍
うぬぬ、出会えてよかった。
2022/06/13 11:29
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投稿者:ゆきむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
さわやかDK話かと思いきやダークなモブレが少しあって
びっくりしたけどほんと優しい野球男子がそばにいてくれてよかった。1年早く会いたかった。って言葉が切なかった。優しさが包み込んでく。ほんとホッとした。続編見たいです。ぜひ続きを!
2人がもっとイチャイチャ幸せに暮らしてるとこみせて
ください!
電子書籍
良かった < 辛い
2021/12/18 16:06
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投稿者:チクワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひどいいじめを受けて留年している受けと、そのクラスメイトの攻め。2人は攻めがケガをし部活を休んでいる時に、叔父である音楽教師を介して受けと知り合う。
攻めが良い子で、その友人達も良い子達で良かったです。色々と書きたいことはあります。でも受けのことを思うと、ハッピーエンドで良かったとかその過程も良かったとか思っても、いじめというか立派に犯罪被害者であることが忘れられなくて辛くてそこに行き着いてしまいます。
電子書籍
救われる話
2019/01/20 18:58
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投稿者:たぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る
訳ありで留年していた年上の受と同じクラスの攻。
攻の叔父である音楽教師の仲介で接するようになったふたり。
受の過去が苦しいですが、攻が癒していきます。
素直で男らしい攻も良い子ですが、まわりの友達も明るくてバカで良い子達で癒されました。
電子書籍
やっぱりよい
2017/08/27 09:58
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投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゆき林檎さんの話好きです。
読み終わってみてもやっぱり好きです。
紙の本
高校生もの
2016/03/08 00:15
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投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ケガを抱えた野球少年と性的暴行の被害にあった少年の交流。少し尖った印象の吉岡の背景(事件)が明らかになっていく過程とそれを知ったケンゴが戸惑いながらも心を通わせていく様子が良かった。たられば、もし、そんなことをぐるぐると考えるケンゴが健気で可愛かった。お互いが安心し癒される存在になった結末に安心した。
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私、高校生BLを心の底から愛してるんですけど、その想いが十二分に報われる物語でした。切なくて淡くてどこかヒリヒリする高校生BL。これからも積極的に摂取していきたい…
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透明感のある、2人の淡い関係が印象的でした。
吉岡の背後は暗くて重いのですが、そこをあえて重くしすぎないお話の作りが好きです。
2人が想い合うまでも丁寧に描かれていましたし、上手く1冊にまとめられているなと。
青春かというとあまりその要素が無かったようにも思うのですが、ゆき林檎さんの繊細なタッチと、高校という舞台がとてもマッチしていました…!次の作品も楽しみです。
装丁デザインは川谷デザイン。素敵です。
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野球部の練習中に故障してしまったケンゴがふと足を運んだ音楽室で今まで教室では見たことのなかったクラスメイトの吉岡と出会ったことが始まりです。どこか儚げで人を寄せ付けない吉岡に次第に惹かれて行き、彼の特別な過去を知ってからはそれを受け入れて傍に居たいと思うようになるケンゴ、けれど吉岡は簡単には頷けず複雑な心境になってしまいます。
最初はただの友達だった二人の関係がまるで氷が溶けるように自然に近づいて移り変わってゆく様が好きです。
本編とはあんまり関係ないですがケンゴの友人みんな良い奴過ぎて地味に好感でした(笑)
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うーん・・・全体的にお話が暗くてヘビーな感じで、ラストは静かにハッピーエンドな感じ。
ゆき林檎さんはこういう静かな雰囲気の作品が多いですね。
次は甘々のが読んでみたいなー
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ゆっくり話が進んでいきます。
いつもいない同級生。その姿を見たのは音楽室でのこと。叔父が音楽教師をしていたので、そこに行くと彼はいた。そいつが『いない同級生』だった。
まあ、この同級生に辛い過去があり人間不信を徐々に溶かしていき最後は…。
描き下ろしで社会人になった2人が描かれています。
何気ない日常ですが、ほのぼのと心温まるお話でした。
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ゆき林檎さん、初めて読みました。
一般マンガに行ってしまいそうな気配が
ビンビンする安定感のある作画とストーリーのうまさ。
高校生モノ。
肩を壊した野球部のケンゴは、放課後の音楽室で
無愛想な生徒・吉岡と出会う。彼は高校をダブっていて
つっけんどん。次第に近づくけれども、彼が過去に
性的暴行を受けていたことを知る。
そのあと、吉岡視点の話でそれなりにえぐい
ことがあったことが語られて、傷付いた吉岡を全部
受け止めようとするケンゴの姿が描かれる。
せつなくてビター。
そして、吉岡さんの淡々としながらも
傷付いているキャラに萌えまくる…
装丁:川谷デザイン
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甘くて苦い青春学園モノでした。
高校生の男の子たちのセンシティブな心のうちを丁寧に描いていて、それが柔らかな絵のタッチと上手く溶け合っていて読後はすごくあったかい気持ちにさせられました。
野球部のピッチャーで肩を壊していて辛い気持ちを抱えているケンゴと、留年しているワケありな吉岡の距離が少しずつ近づいていく感じがかわいくて…
吉岡はイジメによる暗い過去があるけど、それについてむやみに興味を抱かずにいつも一緒にいてくれるケンゴは、いつの間にか彼の中で安心して頼れる唯一の存在になっていたんだろうなと思えました。
そしてまたケンゴも吉岡を好きになったことで、人として男としてぐっと成長した気がします。
吉岡と先生との関係も立場をわかった上で、相手のことをすごく考えていて思いやる互いの気持ちが優しくて切なかったです。
先生のそのやさしい気持ちがケンゴにとても自然な形で受け継がれているのがよかったです。
どのシーンも胸にキュンとくるものがあるんですが、つかず離れず微妙な距離感を取りながらも相手の気持ちを思いやる二人がやがて手をつなぎあったりするところは、ただ手をつないだだけなのにものすごく萌えてしまいました…
そして、一年早く生まれてくれば、という言葉にもうるっときました……すべての想いが込められていて涙です。
描き下ろし「初恋の行く末」で5年後の二人の幸せな姿を見ることができて安堵しました!
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野球の練習中に肩を壊し、落ち込むケンゴは、放課後の音楽室で無愛想な生徒と出会う。翌日、彼が同じクラスで、一度も教室に来たことがない生徒・吉岡だと気づいたケンゴは、再び音楽室を訪れる。掴みどころがないが、居心地のいい吉岡のもとに足繁く通うようになるが、彼がかつてひどいいじめにあい、留年していたことを知り――。
傷ついた少年たちの再生を描く青春ラブストーリー。