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京都大で場所を変え現れるという謎解きバー三号館。蒼馬譲の作る美味しそうなカクテルに、お支払はお客の持ち込んだ「謎」でー。
表紙に一目惚れ!解けない「謎」を抱えた人だけが辿りつけるバーという雰囲気が好き。小さな日常の謎を蒼馬譲が話を聞いて解き明かすライトミステリー。
一番気になった三号館の謎は解かれたから続編はないのかな?主人公の片思いは進展のないままだったけど…
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まず表紙が良い。柔らかくも色っぽく引き込まれる表紙がとても良い。
京都の街がきちんと書かれていて嬉しい限り。謎もほんわかしていてよい。一番知りたい謎もわかり大満足。
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京大一回生が安楽椅子探偵の力を借りて(カクテルを飲むとひらめく設定)日常の謎を解く。大学に闇バーが、というのは京大らしくていいが、肝心の謎及び解決がさほど魅力的でないのが残念。ちなみに「まどい」も「ばん」も大学近くの食堂の名前。
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『ルヴォワール』シリーズのような大胆不敵な華々しさ、人を食ったような掛け合いは無いものの、京都の風物詩や大学生活を絡めての面白みのある連作短編ミステリーでした。瓶賀さんと思いがけない再会ができたのは嬉しいサプライズ♪主人公・遠近君と青河さんの間柄は足踏み状態なので、続編に期待してもいいのかな?
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京都の大学を舞台に一人の恋する男子大学生が日常で色々な謎に遭遇していく話。その大学内には謎を抱えた人のみが遭遇できるというBARがあり、そこで働く美女の出すお酒を飲むと謎が解明される。短編5作で順番に読まないとダメなタイプ。
出てくる謎に対する解答のヒントが文章の随所にちりばめられている技術が高い。また一番個人的にお気に入りの「ペイルライダーに魅入られて」のように次にどうなるんだろうと話に引き込まれてしまうというのも特徴。
私は恋愛物少女漫画は嫌いだけれども小説は一冊で何かしらの着地点をみせるから面白い。特にこれは主人公と女の子の距離感が微笑ましくて良い(年とったな……)。
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ルヴォワールシリーズの著者新刊。
ルヴォワールのノリで丁々発止やどんでん返しを期待しすぎると、そのまろやかさにあてられるかもしれない。
蒼馬さんは大変魅力的でよろしい。
その分、正ヒロイン(?)がわたしの中で自然にフェイドアウトしておりました。
あと主人公のトーチカ君より東横君の方が好きだな。
そして登場するとしたら、絶対あの人だと思ってたけど、そうだよね!
嬉しいサプライズありがとうございます。
おそらく出るよね?な続編に期待。
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京都大学の夜に突如現れるバー・三号館。カクテルのお題は謎と引き換えという一風変わったバー。
謎を抱えて訪れる主人公のトーチカ。トーチカの恋はほど遠くてちょっと進展なさすぎの気がしたけれど、青河さんとの関係は読んでいてもどかしくても心地よい。ライトミステリーなのでサクサク読めます。三号館の謎も解決されてしまったので、続編はないかな?
京都ということで、どうしても万城目さんや森見さんの濃い目の作品を思い浮かべていたけれど、ライトな感じでした。
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う~ん、つまらなくはないのだけど、トーチカはじめ、
みんな「面倒くさいやつ」だ(笑)
三号館の謎も、肩透かしかな。
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ルヴォワールシリーズに比べたらずっとライトな感じで驚きだ。 私にはこっちのほうがとっつきやすくていいけれど。 京都と大学生と謎の学内バー。そそりますねぇ。トーチカが青河さんのこと どうでもよくなってる感じが残念だったけど、最終話の追い込みはお見事。 この先が楽しみな作家だと思う。
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ミステリーとしてはとんでもない駄作。
まったく京都を題材にすればいいのかという安易ではありませんか。
どこかの作品が成功したからって、この手の感じは全く賛同できない。
それにしても帯に記載している書店関係者、こんなことを書くから本がますます売れなくなるんだよ。
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前のルヴォワールシリーズが好き過ぎたので、それを期待して読むと拍子抜けしてしまいました。基本の雰囲気は同じはずなんだけど、やっぱり登場人物の魅力(というかアク?)が強いほうが、お話としては華やかになるんですかねぇ。
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【収録作品】クローバー・リーフをもう一杯/ジュリエットには早すぎる/ブルー・ラグーンに溺れそう/ペイルライダーに魅入られて/名無しのガフにうってつけの夜
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カクテルの名前が題名に入った短編が5つ.京大の中にあるバーに謎を持って行くと美人のバーテンダー蒼馬実希が特製のカクテルを出してくれ、それを飲むと立ちどころに謎が溶ける.一回生の遠近倫人は賀茂川乱歩という京都を散策するサークルに入って活動するが、イベントに行くたびに妙な事件に遭遇する.京都の名所が織り込まれており、楽しみながら読めた.モンティ・ホール問題が出てくる「ペイルライダーに魅入られて」が面白かった.
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雰囲気小説。
設定は面白いけど、各話の謎に色々無理がある。
手が込み過ぎていて、現実味が欠如している感じ。
でも、雰囲気は凄く好きです。
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ご当地ネタをふんだんに含んだ京都に行きたくなるし酒を飲みたくなる作品でした。後で気付いたけれど「お神酒」はサムホーソーンネタだったのね。謎の提示から事態の終着までキャラクター達がわちゃわちゃ青春していた二編目の『ジュリエットには早すぎる』が好み。先斗町行ったばかりだったので情景が浮かんだのも大きい。