紙の本
東野圭吾
2015/02/17 17:13
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りな - この投稿者のレビュー一覧を見る
東野圭吾さんのドラマが好きで、興味を持ち、購入しました。まだ、読み始めたばかりですが、私には、あまりむいてないなぁと思います。せっかく購入したので最後まで読みますが、あまり好きではないです。評判は、とても良かったので私に理解力が足りないんだと思いました。後、半分以上残っているので、そのうちに、読めたらいいかなぁって思っています。
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面白かった。東野圭吾は重い話も多いけど読み応えあって好き。今回は微妙に各登場人物がリンクしてるのも興味深かった。
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ファンタジーかな。不思議な話。でもほっこりする。
少し時間おいてからまた読み解したい本。
装丁はハードカバーのほうが良かったなあ。
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東野圭吾作品はあまり読まないのだが、これはタイトルに惹かれて。
始まりから中盤までは楽しめた。
なんの繋がりもない者たちの、偶然のコンタクトが生む奇蹟。それで十分だった。そこには最初、善意すらもなかった。あるはずもない善意が若者たちの心に少しずつ芽生え始める軌跡は、そこに何の必然性もないからこそ、胸を打つ。
なのに。
ナミヤ雑貨店の店主の若き日々に端を発する因縁の影がストーリーを侵食し始めて、物語は偶然でも奇蹟でもなくなった。
これではもはや…ひとりの男の我執が生んだ空間の歪みに巻き込まれた人たちの勘違い物語ではないか。
偶然に支配されるからこそ、生きることは難しく、時に美しいのに。
恋人を忘れられない老人の呪い…そう読めてしまう。
たとえそれが美しい思い出や絶対的に正しい善意であっても、そこに他人を巻き込むことには共感できない。
これは作者の意図した物語のベクトルなのだろうか。釈然としないまま読了。
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ハードカバーで発売された時から絶対読みたい!文庫出たら絶対買う!と心に決めてた1冊。
内容は1章だけ読むと面白い。
2章、3章と読み進めるうちに泣けてきて最後にはホッコリできちゃう時空を越えた奇蹟のお話でした。
個人的には3章と最後のお爺さんの手紙が1番好きです。
大袈裟に言えば最後のお爺さんの手紙だけでナミヤ雑貨店の全てを物語ってる感じです。
今年読むのはこの本が初めてですが、2015年がこの本で始まって本当に良かったと思える1冊でした。またお気に入りが増えたなあ…。
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お金もなく、学歴もない。そして窃盗ばかり働く3人が、逃走者の故障により、とある古い家ににげこんだ。
「ナミヤ雑貨店」…しかし普通の雑貨店ではなく、そこの店主はかつて悩み相談を請け負っていた。
しかし誰も住んでいる気配のない雑貨店に、郵便口から悩み相談の手紙が突然落ちてくる。
3人が手紙を読んでみると、どこかおかしい。時代が違う、そして雑貨店は時間的に隔絶されている。
時空を超えて過去から投函された悩み相談に、店主に代わり、返事を書く3人。
だんだんと明らかになる雑貨店のとある秘密。
そして最後には…全てが繋がる、感動の物語。
東野圭吾さんらしい伏線の張り方、そしてうまく結びつけていく。
こんな雑貨店があったら、いいなぁと思っちゃうようなお話でした。
「テストで100点とるにはどうしたらいいか」
とか笑っちゃうような質問にも、真摯に向き合って返信を書く浪矢さん。誰かに悩みを聞いてもらえるってすごく助かることですよね。
もう自分の中で答えが決まっているとしても、誰かに聞いてもらえることで確信をもてる。または、また違う考え方もあると気づける。
全員のお話、感動しました。
最後まで読んで、全てのパズルのピースがはまった感じ。
スラスラと読めてしまうので、オススメです!
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連作短編集。視点が変化する面白さは演劇の舞台を思わせる。未来と過去をつなぐ郵便受け。この発想は何かの洋画で目にしたような…。匿名の誰かだからこそ相談できることがある。匿名だからこそ本心からすがってしまう。そして、気負うことなく相談に応えることができる。不思議なポストは正解をくれなくても心の支えになる。
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ナミヤ雑貨店、今もどこかにあるんじゃないかな~って気がする。
人生はその人の心がけ次第。
自分と向き合ってまっすぐ生きていこうと思えた!
人の心の繋がりにほっこり。
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東野圭吾作品3作目。
彼のこういう作品が好きだなあ!!
もう一回最初から読んだらもっと繋がりが見えてきそう!!
読んでよかった!!
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同著者には珍しく、少しファンタジー・ヒューマン要素を含んだ作品。
雑貨店を取り巻く様々な事象を、時には過去へ遡って描かれている。
ナミヤに寄せられる悩み相談、そして回答もリアルで面白い。
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以前から評価が高いのは知っていたので、いずれ読みたいなーと思っていたら、いつの間にか文庫化。
さっそく借りて読んだが、本当に良いお話だった!
連作短編になっていて、ファンタジーだけれどもほっこりできる、万人に勧められる良いお話。
悩み相談おじいちゃんっていうのが、生協の白石さんみたいで。でも真剣さや優しさが伝わってきて。
そして、伏線もたくさんあったが、伊坂さんのように回収されていってスッキリ。
またいずれ読み返したい。
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話の内容が、ぐるぐると巡っている感じがして、不思議な物語であった。それぞれの回が、繋がっていて所々で前の話の内容が顔を出す。ある麺不思議な話で良くまとめたものだと感心してしまう。 やはり作者東野はまとめ方が上手いなあと思った次第。どうなるかと思ったけど結構広がりが見えて上手くまとまっているところはマスカレードホテルの終わり方より良かったぐらい。
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大人のおとぎばなし。
少々つながりにご都合があったとしても、
まあいいでしょ、という感じで。
好み的にはバッチリだし、
連続ドラマ化とかしそう。
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久々に東野圭吾の小説にやられた。ここまでハートを熱くさせられるとは。
いろいろな相談内容があったけど、紆余曲折はあれ、最後はみんな救われるのは読んでいてほっこりする。
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東野圭吾としては珍しく、サスペンス要素のないヒューマンファンタジー。しかし、東野圭吾らしく、カラクリのオンパレード。オムニバス形式で、一つの話が他の話の謎解きになっていて、今昔が絡み合いながらストーリーが展開する。
ストーリーは感動的なのだろうけれど、彼の文体は何か無機質的に感じ、心が震えるとまではいかない。なんでかなぁ?ファンなんだけれどね。