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5W1Hを改良した、3WHATが参考になった。
何を意味しているか(定義)、現在、何が起こっているか(現象)、今後、何が起こるよか(結果)
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職場の要約力向上施策のため、何冊か読んだうちの1冊。
今回自分が求めていたものは顧客対応の内容要約だったので、「話」についての部分はややズレるかな…と思っていたものの、存外他の本よりためになった。
そもそもこの筆者の方、小論文指導などを専門にしているらしく、そういうノウハウが書かれていたのだと思う。
要約の観点では、第2章の内容が非常に参考になる。話が長く、分かりにくくなる原因について、具体的に分かりやすく書いてあり、改めてこれを知るだけでもだいぶ違うだろうなぁと感じた。
3WHAT・3W・1Hの論点特定、誰にでも分かりやすく話すための4ステップ、話を分かりづらくしている口癖、説明のための3つの型、日常から論理性を磨く方法などなど、実際に引用できるような手法もいくつも記載されている。
自身を話しベタと思っている方――自分もそうだが――、一読の価値あり。
余談だが、まえがき・あとがきが無かったのもインパクトがあった。出版上の都合か何かかもしれないが、捨てた8割の中にはまえがき・あとがきも含まれているのだなぁと妙に感心した。
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話が長くなる原因について、9つあるうち、自分の場合は、
・相手に気を遣うあまり、言いたいことが言えなくなる
・具体例を言ううちに、話がズレてしまう
・言い訳が多い
かな。
頭が悪い人ほど、あれもこれも話しすぎて要領を得ない話し方になるとのことだけれども、まさに自分のことだわ。
この本では、解決方法として4つのステップで思考を整理すると書いてあり、
?相手の立場を確認する
?相手の不安を探る
?自分のスタンスを決める
?話の構成を決める
とあるけれど、ほんとにこれで解りやすく話すことができるのかなーとちと疑問。
なので、話を手短に的確に話す技術については、あまり参考にならなかった。
それよりも、第5章の理論力の磨き方が参考になった。
「意見の引き出しをストック」したり、「コメントの予習」をしたり、「常に二項対立で考え」たり、「仮説を立てたら飲み屋で話してみ」たりなど、普段からちょっとずつ自分の意見を組み立て、用意しておくと、急に話さなければならなくなった時に、あたふたして話が長くなるということを防げのではないかと思う。