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ほんをひらいて みんなのレビュー
- トニ・モリスン (文), スレイド・モリスン (文), シャドラ・ストリックランド (絵), さくま ゆみこ (訳)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:ほるぷ出版
- 取扱開始日:2014/10/20
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絵本
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紙の本
いつだって、読書日和
2015/11/01 07:11
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書週間の歴史が古い。
もともとは1924年に制定された「図書週間」にさかのぼる。当時は11月の中旬だったそうだ。現在のような形になったのは戦後まもない1947年。文化の日をはさんだ10月27日から11月9日までの2週間となったのは戦後の2回目からだそうだ。
「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という趣旨のもとつくられたこの週間も、今年(2015年)で69回を数える。今年の標語は「いつだって、読書日和」。
雨がふれば室内で、晴れた日には公園のベンチで、そういつだってどこでだって本は読める。
電気がなければ、月の明かりでさえ読めてしまう。本というのは実に便利なものだ。
それに本さえあればどこにだって行ける。過去であろうと未来であろうと。秘境であっても大都会でも。
そんな本に見向きもしないなんて信じられない。
そんな人たちに、この絵本を読んでもらいたい。
ちいさな女の子ルイーズは黄色いレンンコートを来て、今日もおでかけ。
さてさて、どこに行くのだろう。
ルイーズは道のそこかしこでいろんな世界を体験している。道端でハーモニカを吹いている青年。大きな犬。古ぼけたおばけ屋敷のような家。薄暗いごみ捨て場。
とうとう雨まで降りだして、それでもルイーズはどこに行くのだろう。
彼女が着いたのは図書館。
ちいさなルイーズの前にずらりと本が並んでいる。
「ほんは、たんけんしたり、かんがえたり、ゆめをみたりするのをてつだってくれるんだ」。
ルイーズは本の世界を、自由に(そう、本を読めばいつだって自由だ!)とびまわっていく。
こわかったことも暗い気持ちもいつの間にか忘れてしまっている。
「ほんをひらけば、いろいろなせかいがみえてくる。ほんをひらけば、しらなかったこともわかってくる」
まるで読書週間の標語みたいだが、本当にそうなのだから仕方がない。
本を読まなくなった人たち、本を読めない人たち、がこの絵本を読んで、本の世界を楽しんでもらいたい。
最初のページの献辞に、作者のトニ・モリスンはこう書いている。「あらゆる場所の図書館員のみなさんへ」と。
これはきっと、図書館員さんへのエールだろう。
紙の本
本にとって
2022/10/05 10:16
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投稿者:コエデホン - この投稿者のレビュー一覧を見る
雨は大敵ですが、その雨降りの中を図書館まで出かけます。外遊びができないからいい選択かもしれません。しれませんが、ひとりで出かけた女の子はカッパも傘もそのままw 感覚として家でくつろいで読んでる風なのか?絵本散乱w これを見て小さい人が真似するかしら?しないかしら? 世界が広がるのは良いことなんだけど。
紙の本
本っていいな
2019/06/06 08:37
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投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館で本を借りたり、本を読むのが大好きな息子に読みました。
本はいいなぁと改めて感じさせられる作品でした。
詩のような言葉がグッときました。
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