紙の本
人気コミック『進撃の巨人』を題材に解剖学が学べます!
2020/02/15 14:50
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、若者たちの間で絶大な人気を誇っているコミック『進撃の巨人』の登場人物の異様で、圧倒的な迫力を誇る造形を、解剖学の見地から検証した、興味深い一冊です。例えば、「超大型巨人」の顔を覆っている白いひもは筋肉なのか、それとも骨なのか、といったことを読者と一緒に考えていくのです。内容構成も、「第一章 『進撃の巨人』を読む」、「第二章 美術解剖学って何?」、「第三章 人体の筋肉を学ぶ」、「第四章 人体の骨格を学ぶ」、「第五章 『進撃の巨人』を読む2」となっており、「進撃の巨人」ファンにはとっても興味深い一冊かもしれません!
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確かに、皮膚の無い(かのように表現された)巨人は、美術解剖学のとっかかりとしてはとても良い素材なんだろう
でも結局何を言いたかったのか、イマイチ消化不良。理解不足すみません。
自分も柔術整復師さんに掛かることがあり、その時彼が言っていた『ここに小さな筋肉があって』等の説明が腑に落ちたし、この先美術展に行って人物像、人物画を見るときはもう見方が変わってるんだろうな、と思うのがきっと収穫。
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ちくま文庫の美術解剖学の本に続き、本書を読む。前書と違い、連載マンガを題材にし、軽い(軽すぎ?)タッチで人体の仕組みを概括。特に筋肉と骨について説明する。類書を読んでたせいかさすがに、言葉とか概念は理解できてたようだが、マンガを題材というのが新鮮で、少しその理解が進んだ。他の書と大きく違う軽いノリには少々驚くも・・・・。
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『進撃の巨人』に登場する巨人から学ぶ筋肉と骨格の本です。美術解剖学というとなんだか怖くて手が出にくい分野だったのですが、本書では『進撃の巨人』からのカットとモノクロの人体イラストがある程度でした。あのシーンではこんな風に筋肉が描かれている!といった感じです。
著者の巨人の謎に対する大変興味深い考察(しかもなんか当たっていそうな)が入るのでその点ご注意を。
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事務職会社員をやっていると人間の骨格や筋肉を考えることがないので、「進撃の巨人」という身近な話題から分かりやすく入り込めるこの本は良かったです。
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『進撃の巨人』も読んだことがないので、幾分つらい部分もあったけれど...この人の講義はきっと面白いんだろうな、と思わされた。
『巨人』を読んでいる人には、もっと興味深いだろう。
まあ、今回辛うじて覚えたのが、起始と停止という言葉だったのかもしれない(苦笑)
個人的には解剖用の献体をどうフォルマリンで処置するのかが、記述が生々しくて印象的だった。
細かな筋肉や骨の名称や、働きはとてもじゃないが頭に入らない。
ちなみに、スポーツでのトレーニングのような、実用的な目的で読む人には適さないと思う。
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易しい解剖学の本。進撃の巨人要素はあまりないかもしれない。固有名詞を間違えている部分は流してあげましょう。
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「超大型巨人」の顔を覆っている白いひもは筋肉なのか骨なのか……。コミック話題作『進撃の巨人』に、「美術解剖学」が鋭くメスを入れる。
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タイトルに惹かれて読んでみた。
『進撃の巨人』に出てくる巨人たちを美術解剖学の視点から見る。
正直なところ、『進撃の巨人』が絡むのは初めと最後だけ。それ以外はひたすら筋肉と骨格の説明になるが、その中で巨人たちが図示される。これが僧帽筋です、みたいな。こういう展開は少し新鮮に思ったが、さらっと読むだけでは美術解剖学の知識はとても頭に入らなかった。
ただ、マンガの描写はこういうことも考えて描かれているんだということを知ることができたのは収穫。実際の人体の構造に忠実だったり、表現のために敢えて実際とは違う書き方をしたり。そういった分析もされている。次に『進撃の巨人』のマンガを読むときは、違った読み方ができそうだ。
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養老先生の解剖学教室で学ばれた方。
養老先生や布施先生には、人に筋肉や骨が見えるんだと思う。
わたしなんかとは見える世界の深さが異なるのだろうなと思った。
しらないこと、わからないこと、みえないことばかりの世界であることよ。
Mahalo
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とりあえず、"美術解剖学"なる分野が存在すること自体、初めて知った。以上。
...って感じか。BLUE BACKSなので、もう少し深さとか味わいとか、"ほほー!"(WAO!)って感じを味わいたかったが。
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美術解剖学なるものを教える著者による作品。
絵を描くときに人体の構造(骨格と筋肉)を知っているか知らないかではキャラクターの質感や存在感に大きな差が現れるため、芸術の分野でも解剖学を学ぶらしい。
皮膚がない筋肉だけの人体模型かっこよすぎん?いろんな筋肉が重なって出来上がる人体の造形美に改めて感動した。
個人的に進撃の巨人も愛読していたからこんなに細かいところまで考慮して描写していたのか、と驚いた。
次の本でもっと詳しい人体の構造を学びたい
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美術解剖学という分野から進撃の巨人を読み解く本。解剖学の勉強にもなり、それを多種な巨人の特徴に当てはめ解説しているが、自身は多少なりとも骨格(筋肉には疎い)は分かっていたものの、多くの人には本書の中盤は骨格筋肉の話なので、かつあくまで本書は巨人を解剖学的に説明するもので、進撃の巨人のストーリーなどの説明と期待した人にはあまりオススメできないというのが本音である。
しかし個人的には、こう言った進撃の巨人の世界観は単に作者の創造だけのものでなく、人体の作りが基盤になったもので、だからこそヒットした要因になったものと思えた。
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https://library.shoyaku.ac.jp/opac/volume/138325?current=1&locale=ja&q=9784062578929&target=l&total=1&trans_url=https%3A%2F%2Flibrary.shoyaku.ac.jp%2Fopac%2Fhome%2Fresult%2Fja%3Fq%3D9784062578929%26target%3Dl
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タイトルから連想した内容では無かった。普通に人間の筋肉と骨の説明が長過ぎる。進撃の巨人の造形美についてもっと書いてあるかと思った。ただ、女型の巨人の身体の丸みは人間のように脂肪では無く乳房まで筋肉って言うのは確かにそう見えるし面白いなぁと思った。