紙の本
男には分からない世界
2017/07/08 20:58
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投稿者:てつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あこがれ、嫉妬は男にもある。でも、女の世界はドロドロ。そんな中でも、上部だけでも関係は成り立つ。女社会、勉強になります。
元ミスキャンの40代は美魔女だろうなあ。会ってみたいっす。
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同年代ということだけで無条件に面白かった。
大学時代の元ミス、準ミスの3人には頑張ってほしいな。
2015年2月28日
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バブル後期に共に大学生活を送った苑子、由美子、真理恵の43歳になる今。
当時、ミスコンでミスの真理恵、準ミスの苑子と由美子。
主に苑子を中心に物語は展開。
あの頃、3人の中で一番地味で垢抜けなかった由美子が今は人気女性誌の専属モデル。
苑子はそれが羨ましくて、妬ましくてしょうがない。
その執念がまたハンパじゃなくてね(笑)
そして、苑子と結衣の母娘バトルがこれまたなんとも…。
かつての栄光にすがり、そればかり考えている母、それに比べてオシャレになんの興味もしめさない娘。(反面教師ってとこなのかな)
この時代の片隅にいたことのある私には、なんかチクチクくるとこもあったけど、痛快で面白かったです。
「花の命は短くて」
でも、何度でも咲けばいいんですよね!?
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15/6/6
有名女子大準ミスという過去の栄光に縋り生きる40代主婦•苑子。女としてもうひと花咲かせることはできるのか?
共にミスに輝いた友人たちはカリスマモデルと夜の蝶。
女として生きる2人に嫉妬三昧な苑子。
女同士の嫌味な世界が林真理子作品ぽい。
人を見下し、他力本願で自意識過剰な苑子。大学生の娘が妊娠して「わたしがこの若さでおばあちゃんになるなんて!」自分が可愛くて娘のことはなんにも考えていない。
全体的に御都合主義というかなんというか、苑子の性格の悪さに疲れた。
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25年前のキャンパスミスコン
ミスのひとり、準ミスのふたり
43歳になった彼女たちの現在は
すっかり太ってしまった普通の主婦
カリスマモデル
恋愛至上主義の夜の蝶
3人の人生が、ふたたびひとつになって歩き出す
うーん、主人公の「過去の栄光」への浸りっぷりが痛々しい(笑) 気持はわかるけどね!
腹をくくった女は強し!
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元ミスのおばさんが繰り広げるドタバタ劇?
でも同年代だから共感ポイントもあり、サクサク読めた。
女の友情は楽しい。
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40代の美について考えさせられた。
その年齢になった時に綺麗でおれるようにしようと思った。 年代が変わるにつれて、ブランドも変えていかなあかんねんやな。
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ちょっと突き刺さるお年頃のストーリー。
自分の中では実年齢マイナス10歳くらい思っていても、外から見るとそうでもないんだろうなと。美を売り出しても、それこそ「花の命は短くて」いつか終わってしまうんだろうな、とか。
最後は無理やりな感じだけど、そこは希望を持てるってことで。
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1989年、ミス聖泉大学(フォンティーヌ)の準ミスに輝いた苑子。43歳の現在、専業主婦の苑子は、同じく準ミスの由美子が人気雑誌「レコルト」の専属モデルとして活躍しているのを羨む毎日を過ごしている。
一方、ミスフォンテーヌに輝いた華やかな真理恵は、現在、微熟女バー勤務。
過去の栄光にすがって、もうひと花咲かせたいと思いつつも、何もせずダラダラと過ごす苑子。
とっても都合の良い展開だったけれど面白かった。
(図書館)
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同世代なのでわかる。わかる。と共感できることが多かった。
途中でチョット疲れたけど現実にもこんなことがあるのかな?なんて思いながら読んでた。
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ミス聖泉大学(フォンテーヌ)のステージにいた―ミスフォンに輝いたのは真理恵、準ミスに選ばれたのは苑子と由美子。時を経て、専業主婦になった苑子と、熟女バー勤務の真理恵の嫉妬と羨望の対象は、人気雑誌「レコルト」のモデルとして活躍する由美子。三人の人生が再び交錯。専業主婦ならではのご近所付き合い、女性同士のマウントの取り方などうまくかかれているなあと。ちょっとしたトキメキ、年齢をとともに失ったものと人生を重ねて得てきた妙な自信。ラストに向けてやっぱりキーとなったのが出身大学のつながりで。女性の人間関係ってえぐくて、スパッと切れて、でも手を組むとたくましい!そう思いました。自分が輝いていたころの同い年の娘の新たな生き方まで。娘はむすめと割り切れるのかしらと思いつつ。主人公の今後は?と思いつつ、最後は3人がまた、結束して、新たな扉を開くのか?と思わせるところでおわり。人生100年。花の命は短くてとタイトルにありますが、いや、女性は最期の瞬間まで花として、自分のチカラで輝き続けたいんだよねと思った作品。
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三人の大学時代のミスと準ミスが再会し、主婦、カリスマモデル、微熟女のクラブで働くシングルマザー、がそれぞれ亀裂や離婚や不倫などで男性に翻弄されつつも最後の最後は素敵な終わり方でした。敵の敵は味方と言う言葉が残りました。越智さんは、本当に女性のどろどろも、強さも弱さも描くのが繊細で引き込まれていきます。