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紙の本
5つ星のうち5.0 単なるハウツー本でない。
2023/07/24 22:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひでくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「打合せの天才」というタイトルから、企画プレゼンをどう成功させるかのマニュアルを連想して読み始めたのだが、いい意味で裏切られた。
冒頭、「打合せは自分以外の人間の声に耳を傾ける、いい機会である」と著者は書いている。日々の打合せのなかにこそ、他者の声に耳を傾け、自分を成長させる機会がある、ということである。
だから、打ち合わせの目的は、1)学ぶこと、'2)友人をつくること、そして3)自分の姿勢を正すこと、にある。他者との交流のなかに学びがあり、自分をさらけだして接するなかで友人ができる。そして、相手に気に入られようとするよりも、誰に対しても変わりない態度で接することが大切である、と著者は説く。平易に書かれているが、奥は深い。
紙の本
打ち合わせとは何だ!
2015/04/28 22:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
野地が書いた打ち合わせに関する、所謂ノウハウ本である。いつもは関係者への面接から描きたいものを鋭く形作る手法を著している野地である。今回は、会議というほどのものではないが、社内、社外を問わず意見を交換したり、依頼をしたり、説明をしたりする際の打ち合わせに関して、野地が今までの経験を活かしてノウハウを読者に提供するという趣向である。
打ち合わせは打ち合わせで、特に何かを語ることがそんなにあるとは思えないと、私も考えていた。野地の打ち合わせに関することはかなりのボリュームに及んでいる。その構成は以下のとおりである。
1 目的
2 昼の打ち合わせは雑談力の勝負
3 臨む姿勢
4 打ち合わせの会食ではセンスを見せろ
5 店選びのコツ
6 打ち合わせの達人
7 人をもてなすときには想像力を
という並びである。
これらは本書の各章を構成しており、章末にはそれぞれのポイントが要約されている。目的はかなりはっきりしていると思われる。ただ何となく打ち合わせでは、時間の無駄なので皆相手にしてくれまい。これでは親しい友人同士の飲み会になってしまう。
要するに、プレゼンや会議とは明らかに異なる意見・情報交換であったり、相手の意向を探るなど、重要な議題を決する場ではないということであろう。
以下の会食、店選びなどかなり詳細なアドバイスを読者に提供している。7章では相手をもてなすシーンでの助言である。もっと肝腎なことは、打ち合わせは自分から相手を誘うということである。つまり、こちらが何らかの意図をもって相手に対する訳だから、こちらから仕掛けなければいけないし、用があるのはこちらである。
その際に接待ではなく、相手を不快な気持ちにさせないようにするにはどうすればよいか。そのときに本書が役に立つと思う。
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