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Book Covers in Wadaland 和田誠装丁集 みんなのレビュー

アート本

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みんなのレビュー3件

みんなの評価5.0

評価内訳

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3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

なんともWonder

2017/02/22 07:54

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんとも贅沢な本だ。
 価格もそうだが、その内容である。
 イラストレーターの和田誠さんがこれまで作ってきた装丁本の数々がすべてカラーで紹介されている。その数、なんと700点超。
 それでもまだまだ紹介しきれていないのだから(例えば、東海林さだおさんの人気シリーズ「丸かじり」の文庫は和田誠さんの装丁だが、この本には紹介されていない)、ひたすら頭が下がる。

 この本で文章といえるのは冒頭の和田さんによる「装丁の楽しみ」だけである。
 そこでは、和田さんの記念すべき装丁本第1号が紹介されている。
 1961年の『ジャズをたのしむ本』。寺山修司と湯川れい子編の本だ。
 その文章にも書かれているが、和田さんがよく装丁する著者というのがあって、星新一、丸谷才一、阿川佐和子が3巨頭らしい。
相性がいいのであろう。

 中でも丸谷才一とのコンビは絶妙で、この本でもその数々を見ているだけでほのぼのとしてくる。今風にいえば、「ほっこり」だろうか。
 この本では表紙から裏表紙全体が、つまり和田さんの作品としての全体が見れるようになっているから、和田さんが裏表紙にも気を配られているのがよくわかる。
 本はこのようにバカッと広げて一度は見ないといけないのだ。

 和田さんといえばその絶妙な似顔絵が好きという人も多いだろう。
 特に映画に関してはそうだ。
 和田さん自身たくさんの映画エッセイも書いている。
 まさに好きこそなんとかだ。
 そうそうこの本のタイトル、『Book Covers in Wadaland 』は間違いなく「Alice in Wonderland」のもじりであろうが、よく見ると「Wadaland」になっている。
 なんともにくいタイトルだ。

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紙の本

和田さんが装丁を手がけた本を集めた作品集

2020/03/29 22:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

和田誠著作200冊記念出版!
と、銘打たれたこの本は、主に1990年代から2000年代にかけて和田さんが装丁を手がけた書籍・文庫を収めた本である。印刷校正のような絵から、書籍になっているものを写真に収めて載せてあったりして、和田さんの装丁を単に絵やデザインの観点からでなく、本そのものとして楽しめるようになっている。それが、ハードカバーの本になっているのだから、これはもう1冊の画集と言える。いや、よく見ると和田さんが装丁しているからといって、必ずしも自身の絵を使用しているとは限らないのだ。
そこが和田さんの装丁のすごいところで、装丁をしている時はきっとすっかりデザイナー(というか、装幀家)になっているのだろう。それで、この文章に適した装丁をするには絵を使った方が良いのか、写真を使うと良いのか、ビジュアルは押さえた方が良いのか、コラージュでもなんでもふんだんにビジュアルを使った方が良いのか、なんてことを考えていたのだろうなあ。そのあたりのことは、和田さんの別の著作でも触れられていることなので、この本はその実践編とでも言えるのかもしれない。
帯には「あなたの本棚には何冊ありますか?」なんて書かれているので、自分が所有している本を思わず数えてしまった。なんと、128冊も持っていた。もともと和田さんのイラストレーションに惹かれて多くの本を買い求める、いわゆる装幀買いをしていたつもりだけれど、この本に収められている書籍をとうてい全部持つことなどできないように思える。それでも、和田さんの装丁だからということで親しく読むようになった作家も何人かいる。
この本でも新たに知る作家もいたので、これを機会に読んでみようと思う。そんな気にさせてくれるのが、和田さんの装丁なのだ。

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2022/03/15 06:37

投稿元:ブクログ

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