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投稿者:MIF - この投稿者のレビュー一覧を見る
鬼虫vs甲虫、ついに決着。
最終巻に別れはつきもの、失ったモノも多かった九曜たちだが、新たに得たものや取り戻したものを胸に抱えてのこれからはどうなるんだろう?
後日譚のようなショートストーリーがあっても良いかもしれない。
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戦争が終わる。
島田宗吾との剣菱との戦闘が、黒塚夕馬と竜胆の戦闘が、百舌重蔵と巴月との戦闘が、そして朧と九曜の戦闘がついに終了する。戦争が終わる。終わってしまった後を生き続ける彼らもまた動き出す。
本編完結、ってことは、短編集が出るんですね? と帯の文句を深読みしてしばらく待つことにする。
一冊で本当に全て終わるのか。答えはイエス。百舌親子のことも鴇子・鵠子のこともも全て回収、鬼虫と甲虫との戦闘は綺麗に相似を対にして、伍長の過去も、叶葉も綺麗に攫ってきちんと終わる。流石「終わらせること」をテーマにした話だけある。
様々な人物が交錯するため視点切り替えも頻繁に発生するのがやや読みづらいといえば読みづらいところもあるが、仕方が無いところだろう。
「終わった後」が、若干コメディー調なのがまたなんとも味があるというか、――そうかしまったここアメリカ(一部)とか昭和だったんだ! と脱力するところがなんとも言えないがそれは好みか。
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表紙やあらすじに引かれて読みだしたシリーズも最終巻。竜胆さんたち鬼虫たちの会話がすごく好きです。表紙のような、今後の彼らの会話劇とか読んでみたいなあ。
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7 完結
最終巻にて全員の名前が判明。
互いの命を懸けた戦いなので全員が全員無事である終わり方ではないと分かっていたが、最大級のハッピーエンドだろう。
以後の話も気になるところだが……。
お幸せに。
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完結。大団円。
最終巻に相応しいドラマの連続。
鬼虫と甲虫の対決も、行き着く暇もない激闘。そして、それがちゃんとドラマの中で、しっかり機能してる。
ここまで続けて読んできた読者としては、大満足。
それぞれのキャラクターの物語に、過不足なくしっかりと結末を付けてくれた。
面白かった。