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大人気社会派ブロガー「ちきりん」さんが、自らのブログをどういった思想で運営してきたを述べた一冊。
やはり人気のブログというのは、読者のターゲットと自分の書きたいものが明確だと感じる。
運営していく中で少しづつブログの運営方法も変化していっているが、価値観が明確なのでどんどん人気があがっているのだろう。
自分のコンテンツを作っていくために参考となった。
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ちきりんBlog(http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/)はたまに読んでいたけど、ここまで完全に戦略的に運用されているとは知らなかった。
Blogは多角的視点から独自の鋭い分析されている記事が多いのにも関わらず、なぜだか他の難しいBlogに比べてエントリの最後まで読むことが多い。
その無意識的に最後まで読ませる秘密として、やはり意図的に難しい言葉を避けて解りやすい文章を書くことを心がけているとのこと。
前半にそんなBlogに対する自分ルールや優先度等のポリシについて書かれており、後半はベストエントリ集。
Blogの記事とほぼ同じな後半のエントリ集も、前半のポリシを一読してから読み直すと、不思議と構成や文章について改めて凄い!と驚かせる文章に気づく。
ちきりんBlogを見る目が変わる一冊。
心がけている通りの読みやすい文章になっているので、ゆるーい気持ちで読みきる事ができた。
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2014年 68/50
「自分メディア」はこう作る! ちきりん著
Facebookやtwitterはその時点の出来事・思いを友人と共有・共感するメディアで、
投稿した内容はタイムラインに流れていきますよね。
だから、後日振り返るような内容を投稿するには向いていないと思っています。
ということで、私はリア充投稿がメインです。
これとは逆に、ブログは記録を残すメディア。
旅行記を書いておけば後々振り返る時に思い出が鮮明に蘇りますし、
読書やトレーニングなどの活動の記録も日記としてのこしておけば振り返ることができます。
「自分メディアはこう作る!」を読んで、
もしかしたら自分もトップブロガーになる可能性があるかもと思ってしまい、
2年ぶりにブログ更新を再開してみました!
世界遺産やカメラなどの趣味の知識を纏めたり、
マラソンやデュアスロン、トレランなどの活動記録やトレーニング方法の知識を纏めたり、
それを継続すると、もしかしたらトップブロガーになる可能性があるかなと(笑)
まぁトップブロガーになることが目的では無く
知識を纏めたり記録を残そうとすることで、
正しい知識を身に付けようとしますし、
より具体的に試行錯誤するようになるかなと。
そういう方向でブログを育てていこうと思います。
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電子書籍を読んでいたが、再読したくなり紙のほうも購入。
戦略的にブログを運営するちきりんさんの方法に脱帽。エントリまとめも紙で読むと新鮮に入ってくる。
思わず誰かと話をしたくなるような、そういう言い回しが多いのがすごく素敵。
「Aとも言えるがBとも言える」「一概には言えない」みたいなあいまいなことは言っちゃってる節があるのでドキリとしました。肝に銘じて自分の意見を考えていきたい・・・
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○人気ブロガー「ちきりん」氏の作品。
○「Chikirinの日記」が、超人気ブログになった理由や、それをどのようにとらえ、生かしているのかを中心に、「ちきりん」氏が考える理想の生き方やこれからの未来について記した作品。
○後半の過去のブログエントリ作品も、独自の視点に溢れ、考えさせられる。
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ブログをどんな人に読んで欲しいのか(どんな人が集まる場にしたいのか)、という観点から様々な仕掛けをする、あるいはステージに合わせて不要なものを捨てる、というちきりんさんの戦略が面白かった。
それから何故炎上がおこるのか、という話題が個人的にはためになった。
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自分のアタマで考えて、新しい価値を生み出していかなくてはならない現代人には必須の一冊です。
社会派ブロガーとして有名なちきりんが、自身のブログをいかに戦略的に育ててきたかを、これでもかというほど暴露してくれています。
読者を増やすための工夫とか、ブランディングの方法とか、洗いざらい晒してしまえば、下手をすると「あざとい」などと理不尽な評価を受けることを恐れそうですが、そのあたりはさすがちきりんです。
ブログの運営方針は千差万別かもしれませんが、明確なポリシーを持っているということは自分を助けてくれることでもあるということを学びました。
後半は過去のエントリの中から、ちきりんの考え方や視点の持ち方がクリアに分かるものが幾つか紹介されています。
これらを見て思ったのは、一つひとつの内容がみな「なるほど!」と膝を打ちたくなるようなものであるということだけではなく、自分のアタマで考えるってそういうことなのか、考えるっておもしろい、っていうことです。
自分の眼を開かせてくれた素敵な文章に出会えたことを素直に喜ぶとともに、有限で貴重な時間と、錆びつきかけた自分のアタマを使って、これからどんなことを考え、どんな価値を生み出せるか、楽しみになりました。
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全国の子供たちに告ぐ お年玉はソッコーで使うべき!
に痛く共感!(≧∇≦)まったくもってその通りなり!社会人になれば、5000円と言う金額は、小学生の時と比べたらカンタンに手に入る金額。それを、小学生の『今』使うことに意義がある。物を通した体験を買うのだ。
どのエントリも、メディア作りへの取り組みも、すごく考えられている。考え方のわかる本。
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筆者は常に考えることを旨として生活をしている。
ブログを通じてそれを発信しているわけだが、時には炎上することもあるようです。
私は筆者の意見も聞きつつ、参考にはするものの、まだまだ考えが及ばないことも多数。
独身だからできる行動範囲かとも思います。
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メディア戦略の前半は真似してみたいところもあって面白かった。過去のブログ記事を掲載した後半は、ネット環境のある私からしたらもったいないかな…。ブログのトップにでもこの書籍用にまとめた入り口を作ってくれればそこから読むし、ブログにも誘導できて良かったのでは。と。この本を読んで私の中に残ったエッセンスは「作者は自分がしたくないことに人生の時間を使いたくない人」なんだな、ということ。ストイックなまでのその姿勢は、シンプル〜に生きたい私には参考になりました。
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ちきりん著「自分メディアはこう作る!」文芸春秋(2014)
*一冊の本の中で、これをいいたい!、この点も伝えたい!と複数のメッセージが浮かべば、メッセージごとに別のエントリを書き、何日かにわけて1冊の本を紹介します。つまり、ブログん起点はこの本を紹介する、ではなくて、このことを伝えたい!なのです。
*(1)伝えたいメッセージが決まる、(2)そのメッセージを伝えるための論理構成をきめる、(3)文章に必要な情報をあつめる、(4)文章を書く
*人を育てるのは、数万円の貯金ではなく、こんな世界が世の中にはあるんだ〜、という若頃の未知なる遭遇から得られる驚愕であり、感動なのです。
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ちきりんの日記への愛ある育児日記、のような内容。
ここまで人気コンテンツと化したちきりんブログの歴史が書かれてます。
そういや私はなんでちきりんブログ知ったんだっけな???
マーケティング感覚に続き図書館予約でまわってきて読了。
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☆2(付箋8枚/P288→割合2.78%)
いやー、凄い戦略家。成功する先を読んでブログを作り上げたわけじゃあないのだけれど、ブランドというか、自分のこだわりの持続させ方のようなものを感じます。
後半は代表的なブログの文章が掲載されていて、僕はブログをチェックしていないから、頷きながら読んだ。自分の意見を伝えるメディアにブログをチェックする習慣のない人も呼び込むための本になっている。
・こうしたことからいつも感じるのは、「すごいのは私じゃなくて、私を見つけた人たちだ」ということです。スゴイのは、「無名だったのに、500席の講演チケットが完売する人気者になった私」ではなく、なんの権威の裏付けもなく、テレビにも出ていない妙な名前の書き手の講演に、お金と時間を費やしてやってくる人たちが大勢いるということです。そういう人がここまで増えてきたことこそが、今までとは違う時代を作り始めているのです。
***以下抜き書き**
・自分を変えるとき、変化するためのコツは、「そうすることで良くなるかどうかまで考えない」ということだ。もし悪くなったとしたら、それに気づいた時にまた変えればいい。 ―梅原大吾
・大学に入った直後に「もう試験を受けるのは止めよう」と思いました。試験で絞り込まれた人しかいない組織は、まったくおもしろくないと気がついたからです。中学校まではいろんな人がいておもしろかったのに、大学に入ったらあまりに人が似ていて驚きました。そして、「これ以上試験を受けたら、周りの人がさらに画一的になりそう」と怖くなり、法学部だったけど司法試験も公務員試験も受けませんでした。
・資格試験も受ける気にならないし、家庭教師もすぐ辞めちゃうし、店舗型接客業も続かなかったし、オペレーターも飽きちゃうし、起業も全然向いてないし、情弱だったけど、「会社員で、お金の力のダイナミズムに触れられて、ビジネスの仕組みが見えて、いろんな人に会える仕事がしたい!」と思っていたら、その通りのキャリアを(その後)進むことになりました。大学生くらいになれば、自分がどんな性格で、どんな生活がしたいのか、だいたいは分かってるということでしょう。
このように私には、「耐えられなくてすぐ辞めた仕事」がたくさんあります。この、「コレも合わない、今度の仕事もおもしろくない」っていうのを、学生時代ではなく卒業後にやっていたら、いわゆる「職を転々としたが、どれも長続きせず」な人になってしまったはずです。だから、「合わない可能性のある仕事はできるだけ学生の間にやっとけば?」と思います。
・小学生にとってお年玉の5000円は、自力ではとても手に入れられない大きな額です。欲しくて欲しくてたまらなかった(でも親には買ってもらえなかった)何かを買っておけば、「やったー!! うれしい!!」という強い記憶が残るでしょう。ところが数年が過ぎて高校生になると、貯金していた5000円はもはやそこまで大っきな額ではありません。バイトをすれば一日で稼げる額になってしまったからです。この段階で貯金を下ろして使っても、小学生の頃に使っていれば得られたほどの感激は���もう手に入りません。
・輸入豚肉は安い肉ほど高い関税率が適用されているので、この関税があることで一番ソンをしているのは「安い豚肉を頻繁に買う消費者」です。育ちざかりの子供がいる子育て世帯、少額の年金で暮らしている高齢者世帯、母子家庭など経済的に厳しい世帯、などですね。
豚肉の関税を維持するという判断は、こういう人たちに少しずつお金を(豚肉の値段に関税を上乗せすることで)負担してもらい、そのお金を、養豚業者に移転する、という判断です。
・学生が大企業ばかり受けて中小企業に人が集まらないと言われてますが、企業が「応募検定料」を取り始めたら、学生側は受ける企業を厳選し始め、有名企業だけでなく、自分が受かりそうな、活躍できそうな企業を探そうとするでしょう。そうすれば中小企業への応募者だって今よりずっと増えるのです。
…学生側が検定料を払うシステムなら、企業は全員にテストを受けさせるでしょう。大学名で足切りをする必要はありません。めちゃくちゃ応募者の多い一流大学だって、高校名で受験生を足切したりしないでしょ?あれは、入試を受けてくれる人が多くても、入学検定料でそのコストがまかなえるからです。同じシステムになれば、企業だって大学名による履歴書不合格や、セミナーからの締め出しなんてことを、やらなくなるでしょう。結果として、みんなが求めている「大学名不問採用」が実現するのです。今の大学受験市場において、高校名が不問であるようにね。
…もしも大学受験で入学検定料が廃止になったら、「慶応は受けときたいな。かっこいいし」みたいな高校生が激増し、人気大学にはものすごい額のコスト負担が降りかかります。そうなれば大学側は慌てて「高校名での足切」を始めるはず。地方での入試実施だって止めてしまうでしょう。そして高校生側には、「20校落ちた」とか「30校受けたのにどこも通らなかった」みたいな人が現れるのです。
・アジアや南米、アフリカを旅した時、旧市街の迷路の奥にある薄暗い小売店で、ニベアやネスレの商品を目にして驚きました。南米のジャングルの中の国境事務所脇にある売店の棚にも、ユニリーバやナビスコの商品がありました。「こんなところにまで商品を届けるなんてすごすぎる」と驚きました。今から考えればよくわかります。こういった企業は、そもそも自分の国(欧米)に留学してきた人、移民でやってきた人の二世や三世を、自分の国の人と同じように雇用し、訓練し、彼らに事業を任せています。
…これからの時代、「すべての重要なビジネス判断は日本人で行う。そのために英語ができる人材を採用する。採用した日本人に海外経験を積ませる」などと悠長なことを言っていて、ホントに間に合うのでしょうか?グローバリゼーションとは、日本人に英語を習わせることではありません。それは、世界の人を受け入れること。世界の多様性を受け入れることを言うのです。
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面白かったけど、この人のゴールがよく見えない。タイトルは『「自分メディア」はこう作る!』だけど、それを作ることでどんなことが実現できるかということを私は知りたかったのかもしれない。
ただ「自分メディア」の影響力が大きい故の注意事項などはこの人が語ると説得力がある。そういう意味では全部貴重な実体験から発信された文章なので、内容は詰まっていると思う。
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ちきりんさんの考え方、歯に絹着せぬ言葉の選び方、あえてそうしている理由など、興味深い内容で一気に読破。