紙の本
新しいサッカーの見方ができる!
2014/11/17 22:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ラーム最高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
オシムが日本代表の監督に就任してから、日本では走行距離が着目されるようになったが、欧州ではとっくに前からそこに注目していた。
日本が今後強くなるためにはこの本に書いてあるようなデータ分析をしていくことが大事だと思った。
W杯の分析は各チームの特長を異なるデータで紹介していてとても興味深い。
特に面白かったのはスペインとオランダの試合の比較とペップ・バルセロナとモウリーニョ・インテルの試合の話。今後、日本のアジア杯、または来年からJリーグで公開されるデータを理解する上でもそれまでにぜひ読んでおきたい一冊です。
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《数字は「データ」ではない、ということである。これはただの「記録」だ。》という文章で目から鱗が落ちた。こちらのサッカーに対する思い込み、先入観を具体的な「データ」で打ち破ってくれる、ワクワクする本。
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データ論、は嫌いではないけれどそれだけでもないとも思うし。でも現代サッカーでは大事な要素。
W杯で日本が勝てなかった理由としてはこれで明確になってるとも思う。
ともあれ大事な要素。
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2015/2/3 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2015/6/2〜6/4
ナンバーやフットボール批評などに掲載された記事を読んで注目していた庄司さんの初著作。非常に説得力ある分析。惜しむらくは、最後がアギーレさんのサッカーの分析になっていること。ハリルホジッチさんのサッカーはどういう傾向を示すのだろうか。今後の分析が楽しみである。
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サッカーはシステム「だけ」では勝てないのだ。複数の数字を融合させてデータとしてチームを分析するのは、各国A代表や世界のトップリーグのチームには有効だと思う。選手全員の技術、正確性、速さと持久力が求められる今後のトレンドは、発展途上の底辺チームには実現が難しいが、日本協会がドイツのようにデータを活用した代表強化をすることにより、底辺の底上げができるのではないかと思わせる本だ。
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切り口は面白いのだが、深掘りが足りない、とそんな印象の本でした。面白い切り口を望む人は読んでも面白いと思うけど、もうちょっと深掘りした内容が読みたかったというのが個人的な感想ですね。
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最近、気骨あるサッカーメディアの中でデータ分析を活用したアナリストという事で寄稿されている庄司さん。
氣にはなっていたが、まさか新著を出されているとは!
ということで、早速購入した。
ちなみに著者はドイツでずっとデータを分析していたようだ。
題材は主には2014年のブラジルW杯のデータを例に各国の戦術などを分析し、総括するものだ。
内容に関しては、本書に譲るが、なんとなく観戦していて、
感じた事をデータを元にズバッと解説してくれていたことにとても舌を巻いた。
ちなみに私もブラジルW杯は2/3ほどの試合を眠い眼をこすりながら観戦し、所感をしたためていた。
http://kininaru-tetsu.blogspot.jp/2014/07/2014w.html
ここで指摘しているコンセプト的な箇所や国の特色などは的を得ていてうれしい。
実際にデータがあれば、同じようなことが言えたのかもしれないが、データの活用度合いでやはり本職の人の使い方は違うなと感じた。
特にスプリントのデータにおける話と自ボール、相手ボール走行距離というデータ自体が取れている事に驚いた。
サッカー好きには是非とも推薦したい1冊である。
■目次
第1章 「支配率」は「データ」ではない
第2章 2014年ブラジルワールドカップとデータ
第3章 データで日本代表を読む
第4章 サッカー新時代の到来
第5章 世界サッカーのトレンドとアギーレ・ジャパン
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ここ数年J1で猛威を振るっていたポゼッションサッカーだが、今季序盤はカウンター型チームが上位を占めている。昨年のワールドカップで結果を出した森保ジャパンの戦い方そのものであるが世界の潮流がはっきりと変化した2014年ブラジルW杯のデータをリアルタイムに解析した本書で理論的な裏付けが得られる。