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「出雲国風土紀」と「記・紀」を比較しながら、出雲大社の起源を説き明かす。丁寧な論証がされているが、いくつかの説の提示レベルに留まり歯切れは余りよくない。
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地元に出雲大社の分院があり、以前から出雲大社についてもっと深く知りたいと思っていたので読んでよかった。しかし、難しい。それだけ、歴史があるという事か。事前にもっと、勉強をしておくべきだったと反省。だが、出雲大社についての長年の謎が解けた事により、とてつもなくスッキリ。出雲大社は縁結びで有名だが、病気平癒でも御利益がある。出雲大社の分院で御守りの正しい持ち方(御利益のある持ち方?)を教えていただき、親切丁寧な神主さんがいらっしゃったりと素敵なパワースポットである。
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驚きはなかったが、いろいろな謎を提示して考えるきっかけをくれる入門書。天津神系の出雲国造家がなぜ、出雲大社の宮司を務めるのか?なぜ出雲大社より熊野大社の社格が高いのか?出雲と紀伊の類似。記紀と出雲国風土記の違い。大国主のキャラクターやスサノオの扱い、タケミカヅチと経津主神の違い、タケミナカタはいたのか?など。古墳で見る出雲の東と西の違い。